独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

第2種電気工事士の技能候補問題‐8:リモコンリレーに習熟のみ

結論から言うと、候補問題8は、簡単な部類に入ります。

ただし、固有部分の「リモコンスイッチ」部分の練習をしたら、の話です。

本問は、候補問題だけを見るとややこしくて難しそうですが、実際の作業は、ホントになんともありません。

端子台がリモコンリレーの代用となっているので、端子台への接続だけをキッチリ練習しておけばいいでしょう。

使用済みのケーブルで、5回ほど練習しておけば、鉄板です。

他の、アウトレットボックスへのケーブルの挿入などは、他の問題で反吐が出るほど練習できるので、問題ありません。

ただ、ケーブルを差し込むと、ごちゃごちゃするので、候補問題の7でも述べたように、

「180度曲げろ」をやってみてください。

上記ひどい図のように、ケーブルを入れたら、180度曲げて、へんな言い方ですが、元に戻すみたいに、曲げてしまいます。

こうすると、そこそこ見やすくなるので、手で配線を追いやすく、作業効率は上がるはずです。

蛇足ながら、リモコンリレーからの3本のケーブルを、1つの穴に入れることになりますが、雑にやるとゴムブッシングが取れたりします。

これは、「軽欠陥」になるので、注意しましょう。イライラするのはわかります。

あと、難儀なのは、敢えて言うなら、「VVR 2.0-2c」ケーブルがあることでしょうか。

VVRケーブルは、外装をはぐのに、結構神経を使います。

中の電線の絶縁皮膜に大きな傷がつくと、重大欠陥を取られて即落ちとなるからです。

テキストでは電工ナイフを使っていますが、わたしは、ストリッパでギリギリっと裂け目を入れて、後はペンチで外装を引っ張っていました。

こうすると、中の絶縁皮膜に傷がつきようがありません。

要は、絶縁皮膜に傷がなければいいので、各自、自分がうまくいくようにやってみてください。

最後に、技能試験の教材については「第2種電気工事士・技能試験のテキスト・教材・工具」に述べているのですが…、

先のページで述べなかったものもあります。

たとえば…、

ホーザン 合格クリップ」や、

ホーザン 合格ゲージ P-925」や、

ホーザン 合格配線チェッカー Z-22」です。

絶対に必要かというとそうではありませんが、「手助け」にはなるので、万全を尽くしたい方は参考にしてみてください。

第2種電気工事士の技能候補問題‐7:やや難。4路と3路のスイッチは暗記で手順化

結論から言うと、候補問題7は、「やや難しい」問題となっています。

その理由は、「4路スイッチ」があるからですが、「4路スイッチ」はかなり「手順化」できてしまうので、3路スイッチに比べたら、やりやすいです。

また、本問は、“接続作業が多い”という厄介さはあるのですが、自分なりのやり方をキッチリ「手順化」しておけば、そう困りません。

「やや難」とはいえ、キッチリ練習すれば、まずできるようになるので、テキストのお手本をしっかり見て、練習しましょう。

以下、適当かつ曖昧なポイント列挙です。

3路スイッチの手順化

わたしは、作業時間短縮のため、こう憶えてしまいました。

3路の「0」は黒。

3心の黒の電線を、まず、3路スイッチの「0」に差し込む、という寸法です。

こうすると、一番大事な採点部分はクリアできるので、気が楽になります。

残る2色の赤と白は、どちらに差し込んでもいいのですが、自分なりに手順化しておきましょう。

たとえば、「オレは、1に赤、3に白」云々です。

接続の手順化

3路の「1」は4路の「1」で、3路の「3」は4路の「3」。

残りの3路の「3」は4路の「2」で、3路の「1」は4路の「4」。

文字にするとウンザリしますが、要は「1-1、3-3」「3-2、1-4」と丸暗記して、スイッチ間を接続する、という塩梅です。

こう憶えて「手順化」してしまえば、「不安」がかなり減るので、本試験では迷いなく作業ができるかと思います。

4路スイッチの手順化

4路スイッチは、スイッチなので線の色は自由にしてよい(採点上どっちでもよい)のですが、日ごろの練習のうちから、決めておきましょう。

ケーブルは2心の「白黒」です。

「白黒」と「上下」とをもじって、『スイッチ上穴に白挿し、スイッチ下穴に黒挿し』ってな感じで、“手順化”してしまいます。

こう「手順化」しておくと、本試験にて、(どっちにしようかなー)とか、(どっちに入れようかなー)をか、(なんかこれ、決まりあったけー?)的な、余計なことを考えずに済みます。

アウトレットボックス攻略

本問では、アウトレットボックスが出てきますが、本試験では、穴が既に空いている筈です。

本問では、ヘンな言い方ですが、北側に穴1、東に穴2、南に穴1、西に穴1の状態のボックスが本試験では配られるはずです。

まず、頭の片隅に置いていて欲しいのは、ケーブルを入れるところは決まっているので、正確に、ボックスにケーブルを挿入していって下さい。

反対に言うと、適当にケーブルを入れてはいけませんよ!

また、ほとんどいないと思いますが、「自分で穴を開けると、重大欠陥の損傷扱いで即落ち」します。

余計なことはしないように!

さて、正確に各ケーブル類を差し込んだ後の、一工夫を述べておきます。

「180度曲げろ」です。

アウトレットボックスにケーブルを、5本も入れると、まあもう、配線だらけで混乱のきわみです。

ですから、先のひどい図のように、入れたら、180度曲げて、へんな言い方ですが、元に戻すみたいに、曲げてしまいます。

こうすると、そこそこ見やすくなるので、手で配線を追いやすく、作業効率は上がるはずです。

最後に、ゴムブッシングの加工・取り付けですが、問題ないでしょう!

電工ナイフは、普段の練習でもほとんど使わないので、十字線を割くときは、手を切らないよう気をつけてください。

でもまあ、大丈夫でしょう。

接続は複線図+指差し確認

接続は、候補問題6の3路スイッチの要領です。

そう、「指差し確認」をすると、劇的にミスが減る、という塩梅です。

接続の際は、複線図を指でなぞり…、

次に、ケーブルの線と線とを指でなぞり…、

「スイッチの○色→ケーブルの○色、ヨシッ!」という過程を、

2回確認してから、リングなりコネクタなりで、ガッチャンコと接続します。

3回やるとめんどくさいので、わたしは2回してました。

こうすると、ケーブルの誤接続をしなくなりました。

指差し確認を2回しても、ほとんどの練習では時間が余りました。

接続で失敗をしたことのある人は、ぜひとも、「指差し確認」を導入してみてください。

蛇足ですが、「施工省略」は、時折アレレとなるので、作業を手順化しておきましょう。

最後に、技能試験の教材については「第2種電気工事士・技能試験のテキスト・教材・工具」に述べているのですが…、

先のページで述べなかったものもあります。

たとえば…、

ホーザン 合格クリップ」や、

ホーザン 合格ゲージ P-925」や、

ホーザン 合格配線チェッカー Z-22」です。

絶対に必要かというとそうではありませんが、「手助け」にはなるので、万全を尽くしたい方は参考にしてみてください。

第2種電気工事士2015・候補問題‐6:難問。露出型コンセントと3路スイッチは練習あるのみ

結論から言うと、候補問題6は、難問です。

本問が難しい理由は、「露出型コンセント」と「3路スイッチ」と、固有部分が2つもあるうえに、それぞれが厄介ときているためです。

本問は、本当にしっかり練習しておかないと、落ちます。

まず、適当な練習だと、“試験時間内”に終わりません。

練習不足は、“未完成”で即落ちします。

これが、試験時間が1時間も2時間もあれば、大丈夫なんです。

しかし、実際には40分しかないので、考えている暇はほとんどなく、考える前に、身体が動くようになっておかねばなりません。

加えて、1つでも間違えると、修正にはかなりの時間が取られるので、致命的な時間ロスとなります。

難儀な作業を、正確かつ素早くやらないといけないという寸法で、本問は、数ある候補問題の中で、難しい部類に入ります。

繰り返します。

本問は、特に、念入りに練習しておかないといけません。

テキストの本問ページに、付箋を貼りましょう。すぐに当該問題に着手できるようにするためです。

攻略1ー露出型コンセント

固有で難儀なのが、「露出型コンセント」です。

これは本問しか出題されず、微妙にランプレセプタクルと作業工程が違うため、これだけのために、何度も練習しておかねばなりません。

一口で言えば、「費用対効果」が悪いのです。

しかも、練習しておかないと、絶対に安定かつ素早く正確にできません。

本試験中に作り直す時間などないので、テキストのお手本を見ながら、「1回でできるまで何度も練習」です。

個人的なことを言うと、わたしは、最低でも20回は練習したはずです。(まあ、慣れたすぐできるようになるので、晩酌前の“儀式”としてアレしてました。)

攻略2-3路スイッチと複線図

次に、『3路スイッチ』です。

本作業も、作業に習熟していないと、必ず間違えるので、練習あるのみです。

本問で大事なことを述べますので、ド素人・文系の人は必ず憶えてください。

『複線図が完璧に書けるようになっておく』ことが、3路スイッチ攻略には欠かせません。

複線図が不安だと、いざ接続やいざ結線となった時に異様に焦ります。焦れば、接続を100%間違えます。

ド素人・文系には特に顕著で、接続の際に、ホントにグチャグチャ滅茶苦茶に混乱します。練習なのに手が震えます。わからなさ過ぎて。

まず、「複線図」を、“自信”を持って、書けるまで練習です。

3路スイッチの複線図で厄介なところは、「アバウト」なところです。

3路スイッチの「0番」は「黒」と決まっているのですが、それ以外は、「白でも赤でもいい」ために、独学だと、不安になってしまうのです。

施工上と試験の採点上、黒線以外は問題がないのですが、それでも、不安なのです。

ですから、テキストのお手本を見ながら、「ここはこの色オンリーだが、こことここは適当でOK」という感じで、3路スイッチ独自の複線図の要領を押さえていってください。

そして、自分なりの要領を、たとえば、「ここの赤とここの赤を繋げることにする」的な手順を、確定させておきましょう。

技能試験は「習うより慣れろ」ではあるのですが、本問の複線図のみは「習っていないと絶対に慣れない」ので、しっかり練習です。

攻略3-接続は複線図+指差し確認

複線図を、自信を持って書けるようになれば、接続は、かなり安定して、できるようになります。

反対に言うと、接続で胸が締め付けられる感じがしたり、吐き気がしたり、不安で手が震えるようなら、まだ、複線図が仕上がっていません。

練習しても、上記のような状態が続くようなら、『テキストの複線図のお手本を、そっくりそのまま憶えなさい』。

さて、接続ですが、「指差し確認」をすると、劇的にミスを減らせられます。

接続の際は、複線図を指でなぞり…、

次に、ケーブルの線と線とを指でなぞり…、

「スイッチの○色→真ん中ケーブルの○色、ヨシッ!」という過程を、

2回確認してから、リングなりコネクタなりで、ガッチャンコと接続します。

3回やるとめんどくさいので、わたしは2回してました。

こうすると、ミスをしなくなりました。

指差し確認を2回しても、ほとんどの練習では時間が余りました。

3路スイッチで失敗をしたことのある人は、ぜひとも、「指差し確認」を導入してみてください。

さて、他は、オーソドックスというか極めて“普通”なので大丈夫かと思います。

「施工省略」は、時折アレレとなるので、作業を手順化しておきましょう。

最後に、技能試験の教材については「第2種電気工事士・技能試験のテキスト・教材・工具」に述べているのですが…、

先のページで述べなかったものもあります。

たとえば…、

ホーザン 合格クリップ」や、

ホーザン 合格ゲージ P-925」や、

ホーザン 合格配線チェッカー Z-22」です。

絶対に必要かというとそうではありませんが、「手助け」にはなるので、万全を尽くしたい方は参考にしてみてください。