結論から言うと、候補問題7は、「やや難しい」問題となっています。
その理由は、「4路スイッチ」があるからですが、「4路スイッチ」はかなり「手順化」できてしまうので、3路スイッチに比べたら、やりやすいです。
また、本問は、“接続作業が多い”という厄介さはあるのですが、自分なりのやり方をキッチリ「手順化」しておけば、そう困りません。
「やや難」とはいえ、キッチリ練習すれば、まずできるようになるので、テキストのお手本をしっかり見て、練習しましょう。
以下、適当かつ曖昧なポイント列挙です。
わたしは、作業時間短縮のため、こう憶えてしまいました。
3路の「0」は黒。
3心の黒の電線を、まず、3路スイッチの「0」に差し込む、という寸法です。
こうすると、一番大事な採点部分はクリアできるので、気が楽になります。
残る2色の赤と白は、どちらに差し込んでもいいのですが、自分なりに手順化しておきましょう。
たとえば、「オレは、1に赤、3に白」云々です。
3路の「1」は4路の「1」で、3路の「3」は4路の「3」。
残りの3路の「3」は4路の「2」で、3路の「1」は4路の「4」。
文字にするとウンザリしますが、要は「1-1、3-3」「3-2、1-4」と丸暗記して、スイッチ間を接続する、という塩梅です。
こう憶えて「手順化」してしまえば、「不安」がかなり減るので、本試験では迷いなく作業ができるかと思います。
4路スイッチは、スイッチなので線の色は自由にしてよい(採点上どっちでもよい)のですが、日ごろの練習のうちから、決めておきましょう。
ケーブルは2心の「白黒」です。
「白黒」と「上下」とをもじって、『スイッチ上穴に白挿し、スイッチ下穴に黒挿し』ってな感じで、“手順化”してしまいます。
こう「手順化」しておくと、本試験にて、(どっちにしようかなー)とか、(どっちに入れようかなー)をか、(なんかこれ、決まりあったけー?)的な、余計なことを考えずに済みます。
本問では、アウトレットボックスが出てきますが、本試験では、穴が既に空いている筈です。
本問では、ヘンな言い方ですが、北側に穴1、東に穴2、南に穴1、西に穴1の状態のボックスが本試験では配られるはずです。
まず、頭の片隅に置いていて欲しいのは、ケーブルを入れるところは決まっているので、正確に、ボックスにケーブルを挿入していって下さい。
反対に言うと、適当にケーブルを入れてはいけませんよ!
また、ほとんどいないと思いますが、「自分で穴を開けると、重大欠陥の損傷扱いで即落ち」します。
余計なことはしないように!
さて、正確に各ケーブル類を差し込んだ後の、一工夫を述べておきます。
「180度曲げろ」です。
アウトレットボックスにケーブルを、5本も入れると、まあもう、配線だらけで混乱のきわみです。
ですから、先のひどい図のように、入れたら、180度曲げて、へんな言い方ですが、元に戻すみたいに、曲げてしまいます。
こうすると、そこそこ見やすくなるので、手で配線を追いやすく、作業効率は上がるはずです。
最後に、ゴムブッシングの加工・取り付けですが、問題ないでしょう!
電工ナイフは、普段の練習でもほとんど使わないので、十字線を割くときは、手を切らないよう気をつけてください。
でもまあ、大丈夫でしょう。
接続は、候補問題6の3路スイッチの要領です。
そう、「指差し確認」をすると、劇的にミスが減る、という塩梅です。
接続の際は、複線図を指でなぞり…、
次に、ケーブルの線と線とを指でなぞり…、
「スイッチの○色→ケーブルの○色、ヨシッ!」という過程を、
2回確認してから、リングなりコネクタなりで、ガッチャンコと接続します。
3回やるとめんどくさいので、わたしは2回してました。
こうすると、ケーブルの誤接続をしなくなりました。
指差し確認を2回しても、ほとんどの練習では時間が余りました。
接続で失敗をしたことのある人は、ぜひとも、「指差し確認」を導入してみてください。
蛇足ですが、「施工省略」は、時折アレレとなるので、作業を手順化しておきましょう。
最後に、技能試験の教材については「第2種電気工事士・技能試験のテキスト・教材・工具」に述べているのですが…、
先のページで述べなかったものもあります。
たとえば…、
「ホーザン 合格クリップ」や、
「ホーザン 合格ゲージ P-925」や、
「ホーザン 合格配線チェッカー Z-22」です。
絶対に必要かというとそうではありませんが、「手助け」にはなるので、万全を尽くしたい方は参考にしてみてください。
| カテゴリー: 資格こもごも | Tags: 第2種電気工事士, 2015技能 | 2015年6月17日 2:07 PM |
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結論から言うと、候補問題6は、難問です。
本問が難しい理由は、「露出型コンセント」と「3路スイッチ」と、固有部分が2つもあるうえに、それぞれが厄介ときているためです。
本問は、本当にしっかり練習しておかないと、落ちます。
まず、適当な練習だと、“試験時間内”に終わりません。
練習不足は、“未完成”で即落ちします。
これが、試験時間が1時間も2時間もあれば、大丈夫なんです。
しかし、実際には40分しかないので、考えている暇はほとんどなく、考える前に、身体が動くようになっておかねばなりません。
加えて、1つでも間違えると、修正にはかなりの時間が取られるので、致命的な時間ロスとなります。
難儀な作業を、正確かつ素早くやらないといけないという寸法で、本問は、数ある候補問題の中で、難しい部類に入ります。
繰り返します。
本問は、特に、念入りに練習しておかないといけません。
テキストの本問ページに、付箋を貼りましょう。すぐに当該問題に着手できるようにするためです。
固有で難儀なのが、「露出型コンセント」です。
これは本問しか出題されず、微妙にランプレセプタクルと作業工程が違うため、これだけのために、何度も練習しておかねばなりません。
一口で言えば、「費用対効果」が悪いのです。
しかも、練習しておかないと、絶対に安定かつ素早く正確にできません。
本試験中に作り直す時間などないので、テキストのお手本を見ながら、「1回でできるまで何度も練習」です。
個人的なことを言うと、わたしは、最低でも20回は練習したはずです。(まあ、慣れたすぐできるようになるので、晩酌前の“儀式”としてアレしてました。)
次に、『3路スイッチ』です。
本作業も、作業に習熟していないと、必ず間違えるので、練習あるのみです。
本問で大事なことを述べますので、ド素人・文系の人は必ず憶えてください。
『複線図が完璧に書けるようになっておく』ことが、3路スイッチ攻略には欠かせません。
複線図が不安だと、いざ接続やいざ結線となった時に異様に焦ります。焦れば、接続を100%間違えます。
ド素人・文系には特に顕著で、接続の際に、ホントにグチャグチャ滅茶苦茶に混乱します。練習なのに手が震えます。わからなさ過ぎて。
まず、「複線図」を、“自信”を持って、書けるまで練習です。
3路スイッチの複線図で厄介なところは、「アバウト」なところです。
3路スイッチの「0番」は「黒」と決まっているのですが、それ以外は、「白でも赤でもいい」ために、独学だと、不安になってしまうのです。
施工上と試験の採点上、黒線以外は問題がないのですが、それでも、不安なのです。
ですから、テキストのお手本を見ながら、「ここはこの色オンリーだが、こことここは適当でOK」という感じで、3路スイッチ独自の複線図の要領を押さえていってください。
そして、自分なりの要領を、たとえば、「ここの赤とここの赤を繋げることにする」的な手順を、確定させておきましょう。
技能試験は「習うより慣れろ」ではあるのですが、本問の複線図のみは「習っていないと絶対に慣れない」ので、しっかり練習です。
複線図を、自信を持って書けるようになれば、接続は、かなり安定して、できるようになります。
反対に言うと、接続で胸が締め付けられる感じがしたり、吐き気がしたり、不安で手が震えるようなら、まだ、複線図が仕上がっていません。
練習しても、上記のような状態が続くようなら、『テキストの複線図のお手本を、そっくりそのまま憶えなさい』。
さて、接続ですが、「指差し確認」をすると、劇的にミスを減らせられます。
接続の際は、複線図を指でなぞり…、
次に、ケーブルの線と線とを指でなぞり…、
「スイッチの○色→真ん中ケーブルの○色、ヨシッ!」という過程を、
2回確認してから、リングなりコネクタなりで、ガッチャンコと接続します。
3回やるとめんどくさいので、わたしは2回してました。
こうすると、ミスをしなくなりました。
指差し確認を2回しても、ほとんどの練習では時間が余りました。
3路スイッチで失敗をしたことのある人は、ぜひとも、「指差し確認」を導入してみてください。
さて、他は、オーソドックスというか極めて“普通”なので大丈夫かと思います。
「施工省略」は、時折アレレとなるので、作業を手順化しておきましょう。
最後に、技能試験の教材については「第2種電気工事士・技能試験のテキスト・教材・工具」に述べているのですが…、
先のページで述べなかったものもあります。
たとえば…、
「ホーザン 合格クリップ」や、
「ホーザン 合格ゲージ P-925」や、
「ホーザン 合格配線チェッカー Z-22」です。
絶対に必要かというとそうではありませんが、「手助け」にはなるので、万全を尽くしたい方は参考にしてみてください。
| カテゴリー: 資格こもごも | Tags: 第2種電気工事士, 2015技能 | 2015年6月17日 1:47 PM |
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結論から言うと、候補問題5は、固有部分をきちんと練習しておけば、まず受かる問題です。
一見すると、コチャコチャしていて難しく感じるかもしれません。
しかし、画像のように、①と②と、ふたつに分けて考えると、スッキリします。
①は、オーソドックスな作業ばかりで、他の候補問題を練習する過程で、当該部分の作業はめきめき上達するので、問題ではありません。
強いてポイントを挙げるなら…、
「スイッチ×2とコンセント」部分の結線は、2心ケーブルを2本使うという、あまりない形式ではあります。
しかし、まあ、「こういうのもあるんだな」と腑に落ちてしまえば、以降は全くなんともなくなります。
頭を抱える箇所ではありません。
②は、①よりも更にカンタンです。
200Vの接地極付きコンセントも穿ったところはなく、端子台への接続も問題文に指定があるので、全然問題ではないでしょう。
回路もシンプルだし、混乱も起きようがないです。
本問でしっかり練習しておかないといけないのは、「端子台」絡み。
本問では、おそらく、「配線用遮断機」と「漏電遮断機」が1つの端子台で代用されるはずです。
最終段階で、①の回路と②の回路とを合体することになります。
端子台へのそれぞれの接続をきっちり練習しておきましょう。
具体的に言うと、①の回路と②の回路を合体させるときに、慣れてないとガチャガチャして手間取ります。
あまりに手間取ると接続部分がずれてイライラしたり、果てには電線が抜けたりと、精神的に“ムカッ”とします。
イライラっとすると、ケアレスミスの温床となるのでイライラせずできるようになっておきましょう。
画像にあるように、5回は、使用済みケーブルで練習しておきましょう。
また、電線と端子台の接続も、慣れていないと時間を食います。
ケーブルの切り方・差込み方、ゴムを噛んではいけないなどの注意事項の遵守を頭に入れつつ、練習してください。
まあ、最初だけ手間取りますが、大丈夫でしょう。
最後に、本試験で本問に当たったら、試験の最後の最後で、必ず端子台のねじをもう一度締めてください。
くっと、ドライバーを挿して回すだけでいいです。
というのも、見直しのときに、ケーブルの皮膜が食い込んでいたり、または、露出が長すぎたりで、『微調整』をする可能性が大だからです。
この際、ねじを緩めて微調整するのですが、その際、100%ねじを締め忘れる!と思っていてください。
ねじの締め忘れは、重大欠陥で即落ちです。
最後に、必ず、ぎゅっぎゅと念のために、ねじを締めていきましょう。
蛇足ですが、施工省略の部分(青丸のところ)は、意識的に「手順化」しておきます。
技能試験では、「施工省略」の処置の際に、時折、「アレ?何するんだっけ?どうやってケーブル切ったっけ?皮膜は取るんだっけ?」などと、パニックに陥る可能性があります。
個人的には、練習中にこれでパニックになったことがあります。
蛇足ですが、施工省略の部分(青丸のところ)は、意識的に「手順化」しておきます。
技能試験では、「施工省略」の処置の際に、時折、「アレ?何するんだっけ?どうやってケーブル切ったっけ?皮膜は取るんだっけ?」などと、パニックに陥る可能性があります。
個人的には、練習中にこれでパニックになったことがあります。
無用な焦りはミスの元。
1ミスが重大欠陥の元。
「施工省略」は、「指定寸法+接続のための寸法」でケーブルを切るだけですが、他に「他の負荷へ」という形式もあるので、意識的に、やることを「手順化」しておきましょう。
最後に、技能試験の教材については「第2種電気工事士・技能試験のテキスト・教材・工具」に述べているのですが…、
先のページで述べなかったものもあります。
たとえば…、
「ホーザン 合格クリップ」や、
「ホーザン 合格ゲージ P-925」や、
「ホーザン 合格配線チェッカー Z-22」です。
絶対に必要かというとそうではありませんが、練習の「手助け」にはなるので、万全を尽くしたい方は参考にしてみてください。
| カテゴリー: 資格こもごも | Tags: 第2種電気工事士, 2015技能 | 2015年6月17日 12:54 PM |
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