独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

為替手形が難しい理由‐簿記3級の初心者キラーな2つの原因

結論から言うと、「スピード」と「国語の問題」があるため、為替手形が難しくなって、簿記3級の初心者キラーとなってしまうのでした。

①簿記3級の中で特別に手間がかかる

簿記3級の仕訳は、大概が「反射と反応」で済んでしまうものばかりです。

売った、買った、支払ったという取引がほとんどで、問題文でそれら文言を見たら即、仕訳が切れていたのです。

しかし、為替手形は、「反射と反応」では、仕訳が切れません。

問題文をよく読んで、仕訳の主体が何で、何をしているのかを、正確に読み取らなくてはなりません。

対策としては、「為替手形は異質の作業」と踏まえておくことです。

為替手形だけは、問題文をしっかり読み取らなくてはいけないと注意して、まずは頭にブレーキです。

そして、仕訳の主体は「振出人」なのか?、それとも「指図人」なのか?、または「名宛人」なのか?、丁寧に読みます。

「振り出した」とあれば「振出人」で…、

「受け取った」とあれば「指図人」で…、

「引き受けた」とあれば「名宛人」となります。

先述したように、簿記3級の大半の仕訳は、「反射と反応」で切れるので、処理のスピードは凄く速いのです。

しかし、為替手形は“異色”で、時間をかけて問題文を読まないと、仕訳が切れない内容となっています。

これまでは、ちゃっちゃとテンポよく仕訳が切れていたのに、為替手形だけは時間と読解を必要とする作業になるために、ことさら“ひっかかってしまう”という次第です。

為替手形は、その取引の意味を理解して、落ち着いて問題文を読めば、絶対に解ける難易度です。

少し頭のスピードを抑えて落ち着いて、為替手形に取り組んでみてください。

②取引に関わる人間が多すぎる上に言い方も多すぎる

簿記3級の大半の取引は、単純です。

言うなれば、登場人物は、売り手と買い手の2人しかいないのです。

それが、為替手形になると、「3」人物が現れます。

そう、「振出人」と「名宛人」と「指図人」です。

ここで話は、スーパーややこしくなります。

取引のうち、誰が何で何をしているのかを、正確に把握しないといけないからです。

しかも、個々の言い方が多すぎて、シチ面倒くさいことこの上ありません。

「指図人」は、「受取人」とも言われます。

「名宛人」は、「引受人」とも「支払人」とも言われます。

「振出人」という言葉と合せて、為替手形では「6個」も単語が出てくる塩梅です。

5つ以上は「たくさん」です。

わからなくなるに決まっています。

対策としては、「為替手形は、国語の問題」と踏まえておくことです。

上記6つの言葉を、きっちり整理していないと、混乱するばかりです。

それぞれの言葉をしっかり憶えてから、仕訳の処理に本腰を入れるようにします。

反対に言うと、為替手形の語句が曖昧なのに、無理から仕訳を切ろうとしても、混乱するばかりという塩梅です。

もっと反対に言うと、為替手形の仕訳が切れなかったり間違ったりするのは、言葉(語句)の問題を解決していない、正確に憶えていないという寸法です。

為替手形には、まず、「国語の問題」があって、そこをクリアして、ようやく「簿記の問題」の入るという、うっとおしい「2階建て方式」なのを、頭の片隅に置いておきましょう。

なお、下手なテキストだと、為替手形の説明がおざなりで、詰まります。

使っているテキストを何回読んでもわからないときは、「教材レビュー」で紹介する本格教材に切り替えましょう。

ハッカ油で作るハッカスプレーは、中品質な虫よけスプレー

ハッカ油を水で溶かして作るハッカ水は、家庭用の虫よけスプレーになる、という次第です。

まず、霧吹きを用意します。

100均ので十分です。

霧吹きに100ccくらい水を入れ、ハッカ油を2~3滴入れ、振ります。

振り終わって白くなったら、再度、水を50~100cc入れて、また振ります。

これで、家庭用・虫よけハッカスプレーのできあがりです。

作り方にいろいろ数字を入れていますが、ぶっちゃけ分量は、適当に目分量でいいです。

まあ、ハッカ油の入れすぎだけ注意したらいいです。

さて、当該ハッカスプレーの使い方ですが、まんま市販のスプレーのように使います。

たとえば、庭・ウラ・ベランダに出るとき、ガレージや自転車置き場や物置に行くときに、手足にシュシュッとハッカ水を吹き付ければ、メンソール香が虫を追い払ってくれます。

ちょっと外に出るだけなのに、蚊に刺されたり配偶者にブンブンされるのは、いい気持ちはしません。

市販の虫除けをつけるまではないときに、当該手軽なハッカスプレーをお試しください。

なお、当該ハッカスプレーは、『家庭用』です。

反対に言うと、登山やハイキングなどの、本格的な虫よけ用途には使えない、という次第です。

というのも、当該ハッカスプレーは、効果時間が短いからです。

ハッカ油は揮発性があるので、時間の経過とともに蒸発してなくなってしまいます。

霧吹きでしゃしゃっと吹き付けただけでは、持って20分なので、長時間の用途には向いていません。

また、ハッカ油は字の通りに、「油」ですので、水と分離します。

このため、使うたびに、霧吹きを振って混ぜ合わせなければならず、1手間かかってしまいます。

次に、劣化が激しいので、日数が持ちません。

ハッカ油自体が変質しやすいので、日光や照明に当たると、効果が薄れてしまいます。

ですから、一度作れば何週間も持つ、ということにはならず、ちょくちょく作らないといけない手間がかかります。

こんな次第で、『家庭用』と銘打っている次第です。タイトルで「中品質」と銘しているのは、以上の3つの理由からです。

とはいえ、ちょっとした虫よけには絶大なパワーと手軽さがあり、蚊をはじめ、ほとんどの虫は寄ってこないはずです。

市販の虫よけスプレーに比べると、品質は落ちざるを得ませんが、それでも全然コストはかからないので、日常利用でハッカスプレーを試してみてください。

なお、目や口といった粘膜付近への拭きつけは、ひりひりしますのでご注意ください。

あと、大丈夫とは思いますが、敏感肌の方がはじめて使う際は、ひじでパッチテストをしてご利用ください。

わたしも最初は怖かったのでひじで試して、使うようにしました。

ハッカ油の相場は500円前後というところです。

参考:アマゾン-ハッカ油

「何か資格でも」と考えている人に-運転免許が最良資格だったりする

端的に結論から言うと、「運転免許が最良の資格なので、資格にあまり期待しない方がよい」という次第です。

「何か資格でも」と考えている人は、何か資格に大きな期待を掛けているように見受けます。

しかし、ほとんどの人は、資格のうちで最良のものを持っているのです。

それは、「運転免許」です。

運転免許が『最良の資格』な理由は、まず、求人数の多さです。

求人数は、ハロワのデータで、合計約24万件。

普通免許1種が16万件とハロワの資格中堂々1位で、2位はATで8万件となっています。(個人調べ)

1位と2位を独占しているのが「運転免許」なのです。

ちなみに、3位の「看護師」の求人数が2万5千件ですから、いかに、運転免許の求人数が飛び抜けているかがわかります。

なお、著名な簿記で約1,400件、宅建で約1,100件の求人数ですから、再度言いますが、いかに、運転免許が飛び抜けた資格であるかの証左となっています。

運転免許の求人数の多さは、ダブルスコアで済むものではないほど、“多い”のです。

そして、運転免許を求める職種・業種も、絶大に広いのです。

流通だけではありません。

運転免許の需要は、ほとんどあらゆる“業界”に及んでおり、介護から会計事務所まで求められている資格です。

運転免許ほど広範囲の業種と業界をカバーできる資格もありません。

このように、運転免許は一番求人数が多く、そして、一番つぶしが効くという、最良の資格となっています。

ということは、です。

運転免許が資格のうちで最良のものなら、運転免許以下の資格は、「推して知るべし」という塩梅です。

先に述べた看護師といった、長期間の教育訓練を経て取れる資格は「物」をいいますし、一部の必置資格は就・転職の際の強みになります。

しかし、一般的な資格には、現状を一変させたり、事態をひっくり返したりする力はありません。

「何か資格でも」とアバウトに考えているようなら、頭のねじを締め直した方がいい、という次第です。

資格に過大な期待をせず、資格を取る際は、シビアな吟味を重ねましょう。