独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

エタノール‐乙4性消ざっくりノート

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

乙4危険物「エタノール」のポイントを重要度別にランク分け列挙。独学者向け。Sランクの「最近の傾向」とAランクの「ド定番事項」は過去問分析から抽出。Bランクは「押さえておきたい定番論点」を述べている。横断まとめへのリンクもある。通勤・通学時の復習に最適。

「エタノール」は、乙4危険物で頻出論点です。

固有の数字・特徴が満遍なく出題される個別問題のほか、他の危険物と比較する横断問題がよく出ます。

しかも、本試験は、年々難化していて、当該「エタノール」の問題でも、「???」な選択肢がぞくぞく登場しています。

しかし、問題を解くキモの部分は、基礎・基本的なことです。ド定番事項をしっかり押さえましょう。

蛇足ですが、「エタノール」は、別名「エチルアルコール」です。お酒の主成分のアルコールが当該「エタノール」であります。

最近の傾向‐Sランク

昨今の本試験で、特に問われている“トレンド論点”は、「沸点」と「無毒」です。

エタノールの沸点は「78度」です。

数字はガチ暗記しなくてもいいですが、エタノールの沸点は「80度くらい」に把握しておきます。

要は、「エタノールは、水よりはやく湧く。水より沸騰しやすい。」です。

本試験では、「エタノールの沸点は100度である」といった風な問題が出ています。

先に述べたように、エタノールの沸点は「約80度」なので、「×」です。

ホント、沸点が聞かれる危険物は、このエタノールとお友達のメタノールくらいです。

「沸点」が問われる危険物はごく少数のため、盲点になりがちです。しっかり憶えておきましょう。

そして、おなじみの論点「無毒」です。

本試験のド定番問題は「毒性は、エタノールのほうが強い」などと出ます。もちろん「×」です。

有毒なのは“目が散る”メタノールで、お酒のエタノールは無毒です。

出題者は、意図的に、受験生が混同しそうな問題を出してくるので、当該「メタノール:有毒」「エタノール:無毒」は、きっちり区別しておきます。

ド定番‐Aランク

エタノールのド定番は、昔も今も「引火点」です。

エタノールの引火点は「13度」と、とても低く危ない数字となっています。

本試験では、「エタノールの引火点は、20度以下である」といった体の問題が出ています。

また、少し捻りが加えられて…、

「20度の液温のエタノールに、炎を近づけると燃える」

…といった出題例もあります。

エタノールは、なぜかしら「引火点20度がらみ」の出題が多いので、引火点の数字は、憶えておいて損はありません。

ま、余裕のない人は、お友達のメタノールも加えて、「メタノール・エタノールの引火点は20度以下」とだけ憶えておけば、何とか判別が付くはずです。

ただ、試験は難化中なので、いつ具体的な数字が問われるか分かりません。

不安な人は、きっちりと、「エタノール:引火点・・・13度」と憶えておくのがベターです。

そして、次のド定番事項ですが、「エタノールは、水・有機溶剤に溶ける」です。

エタノールが問題の主テーマの場合、例外なく、「水に溶ける」とか「有機溶剤に溶ける」云々の選択肢があるはずです。

ストレートに問うてくるので、「水、有機溶剤に溶ける」と、しっかり頭に叩き込んでください。ちなみに、アルコール類(お友達のエタノール、1-プロパノール、2-プロパノール)も同様なので、「アルコール類は、すべて水・有機溶剤に溶ける」と憶えましょう。

なお、出題例では、「水と任意の割合で溶ける」という、捻った文言のときもあるので、惑わされないようにしてください。「よく溶ける」の別表現です。

また、エタノールは、「水溶性泡消火器」の論点でド頻出ですので、併せて憶えておきましょう。

参考:水溶性危険物は語呂+ぐりぐりで憶える

参考:有機溶剤に溶ける危険物の横断まとめ

参考:語呂で一発暗記!水溶性液体用泡消火器の語呂

押さえ・確認‐Bランク

エタノールで押さえておくべきことは、結構たくさんあって、まずは「燃焼範囲」と「発火点」です。

エタノールの「燃焼範囲」は、「3.3~19vol%」となっています。

本試験では、「エタノールの燃焼範囲は、ガソリンより広い」などと出題されています。

ちなみに、ガソリンは「1.4~7.6vol%」です。

エタノールの燃焼範囲も、今後は具体的な数字で問われる公算が大なので、「3.3~19vol%」の数字は憶えておくとよいでしょう。

ちなみに、甲種では、なぜか、エタノールの「燃焼範囲の3.3~19vol%」が、ド頻出となっていて、具体的な数字を憶えていないと解答できない問題が目立ちます。

ホント、いつ、乙4でもそうなるかわかりません。不安なら暗記です。

次に、「発火点」です。

具体的な数字をガチ暗記する必要はありません。

エタノールの発火点は「363度」とかなり高いくらいに、と頭に入っておけば事が足ります。

発火点が問われるのは、おおむね「二硫化炭素の90度」くらいなのですが、なぜか、エタノールでの出題例があるんで、押さえておくといいでしょう。

本試験では、「エタノールの発火点は、350度以上である」などと出ています。

補足

エタノールは、細々としたことが問われるので、箇条書きしていきます。なお、以下の性質は、お友達の「メタノール」と共通しています。

・炎は見えにくい。青白い炎。

・刺激臭あり。(特有の臭いがある。いわゆる、アルコール臭。アルコール消毒系のウェットティッシュの臭いをかいでみてください。)

・揮発性

・三酸化クロム(無水クロム酸)と接触すると、激しく反応して発火。

・ナトリウムと反応させると水素が発生する。

最近の試験は難化しているので、これらも押さえておくと、本試験では鉄壁であります。

まとめ

メタノールは、比較問題も多いです。お友達のエタノールや、ガソリン、二硫化炭素などとトリオを組んだ、横断的な問題が出ています。

また、『迷彩問題』も多いのが特徴です。見たこともない難・選択肢を多用して、目くらましをかけてくる、という塩梅です。

しかし、基礎・基本的なことが頭に入っていれば、解けるようになっています。しっかり得点にしてください。

なお、ごく稀に「???」な難問奇問珍問が出ることがあるので、そのときは、潔く捨て問にしましょう。

なお、勉強方法等は、「乙種4類の独学」を…、

独学向け教材については、「乙4のテキスト・問題集」をば、お目汚しください。

また、危険物取扱者について、適当かつ曖昧なことを、たとえば、「乙4合格後に取る資格」などを、ブログにまとめています。「危険物取扱者:ブログ記事」をばお目汚しください。

みんなとシェアする