独学者向け。危険物が「水に溶ける」か「水に溶けない」かは、乙4性消で実によく目にするド定番の論点である。受験用に本ページでまとめる。当該論点は、おなじみの「語呂」と「+ぐりぐり」で必ず憶えられる。費用対効果は高い。
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「水に溶ける」「水に溶けない」は、乙4性消でド定番の論点です。
しかし、1つ1つ憶えるのは、流石にかったるいので、ここにまとめました。
当該論点は、「語呂」と「ぐりぐり」で凌げるので、ぜひ参考にしてください。
「水に溶ける・溶けない」では、「一発暗記!水溶性液体用泡消火器の語呂」で紹介した語呂…、
『参加プロ、氷が酢でピリピリ、関係者アセアセ・アクセク』
…を使います。
思い浮かべる情景は、“プロ”スポーツ選手が“参加”した集いにて、飲み物の“氷が酢”になっていて、皆が“ピリピリ”しており、会場関係者が“アセアセ”・“アクセク”している、ってな塩梅です。
ひとまず、上記語呂をド暗記してください。
当該語呂が示す「酸化プロピレン」「プロピオン酸」「酢酸」「氷酢酸」「アセトン」「アセドアルデヒド」「アクリル酸」で、加えて「アルコール類」は、すべて水に溶けます。
もうこれで「水に溶ける危険物」の9割は終わりです。
残る水溶性危険物は、あと2つです。
第3石油類の「エチレングリコール」と「グリセリン」が、水溶性危険物の残りです。
この2つは「ぐりぐり」で憶えます。
言うまでもなく…、
エチレン“グリ”コール
“グリ”セリン
…です。
「ぐりぐり」は何気に五感がいいので、配偶者の車庫入れくらい、すぐに頭に入るかと思います。
なお、グリセリンは保水性があり、オロナインの成分です。
水に溶けるから、肌になじんで塗りやすいってな感じで憶えるといいでしょう。
なお、グリセリンは、薬局やドラッグストアに売っています。グリセリンは、手軽な髭剃りローション(アフターの方)になるので、一度、覗いてみるといいでしょう。(わたし、冬に愛用しています。グリセリンを水に溶かして重曹を少し入れるだけです。)
なお、ひげだけではなく、無駄毛剃りの後のローションとしても使えます。
また、エチレングリコールは、車に詳しい人なら知ってるかもです。
エチレングリコールはエンジンの不凍液に使われています。これも結構出ます。
「水に溶ける」論点は、『参加プロ、氷が酢でピリピリ、関係者アセアセ・アクセク+ぐりぐり』で凌ぎます。
「参加プロ」は、「酸化プロピレン」と「プロピオン酸」です。
「氷が酢」は、「酢酸」と「氷酢酸」です。(後述します。)
「ピリピリ」は、「ピリジン」です。
「アセアセ」は、「アセトン」と「アセトアルデヒド」です。
「アクセク」は、「アクリル酸」です。
水溶性液体用泡消火器は、別名「耐アルコール泡消火器」なので「アルコール類」です。
「ぐり」は、「グリセリン」です。
「ぐり」は、「エチレングリコール」です。
まず、先の語呂+ぐりぐりで、当該危険物をガチ暗記です。
「水に溶けるもの」をすべて把握していると、“これら以外は、すべて「非水溶性=水に溶けないもの」”となります。
本試験では、たとえば、「ベンゼンは水に溶ける」とか「灯油は水に溶ける」などと出題されます。
ベンゼンも灯油も、先の語呂+ぐりぐりには含まれていないので、「×」といった塩梅です。
『参加プロ、氷が酢でピリピリ、関係者アセアセ・アクセク+ぐりぐり』は、配偶者の顔を忘れてでも、100%憶えてください。
なお、水溶性論点には、「水に少し溶ける」もあるので、併せて「水にわずかに溶ける危険物のまとめ」の方も、お目汚しください。
なお、ド定番論点の「水溶性液体用泡消火器の語呂」も、おさらいしておきましょう。
なお、勉強方法等は、「乙種4類の独学」を…、
独学向け教材については、「乙4のテキスト・問題集」をば、お目汚しください。
また、危険物取扱者について、適当かつ曖昧なことを、たとえば、「乙4合格後に取る資格」などを、ブログにまとめています。「危険物取扱者:ブログ記事」をばお目汚しください。
2017年3月2日 11:34 AM
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