「統計」の勉強方法

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 宅建(宅地建物取引士)の試験科目「その他」に分類される「統計」の勉強方法を説述するページ。過去問の出題を元に、「統計」の傾向と対策を述べる。一口で言うと、「増減」を模試問題集等で把握するだけ。捨て問可能。独学者向け内容。

統計

 「統計コメント」でも述べていますが、「統計」は、全部で「1問」が出題されます。

 勉強方法は、あります。

 まともにやると、費用対効果が極悪なので、注意してください。

統計の出題

 「統計」ですが、白書等に出てくる「数字」が出題されます。

 たとえば、H30では…、

 『建築着工統計(平成30年1月公表)によれば、平成29年の新設住宅着工戸数は前年比0.3%の増加たったが、新設住宅のうち、分譲住宅の着工戸数は前年比1.9%の減少となった。』とか…、

 『平成28年度法人企業統計年報(平成29年9月公表)によれば、平成28年度における全産業の売上高は前年度に比べ1.7%増加したが、不動産業の売上高は9.1%減少した。』といった出題でした。

 参考:H30 第48問:統計

 おおむね、「統計」の問題は、先の例題のようなものが出題されます。

 参考:宅建「その他」の「統計」の過去問リスト

 心がざわついた人もおられるでしょうが、杞憂です。

対応1‐後回し

 ひとまず、「統計」ですが、「後回し」筆頭です。

 序盤・中盤での過去問演習は、選択肢と解説とを、軽く読み流しておけばいいでしょう。

 細かい詰めは、直前期にやればいいです。

 ぶっちゃけ、試験の前日、前々日、当日会場までの時間、試験が開始される前くらいでやってもいいくらいです。

対応2‐捨て問

 最後の手段ですが、「統計」は、「捨て問」でも構いません。

 「相性」の問題は、あります。

 無理に無理を重ねて、配偶者並の忍耐が強いられるくらいなら、「統計」を潔く捨てて、他の問題に活路を見出しましょう。

 でもまあ、対策そのものは、カンタンな方ので、一応、以下に述べる勉強方法を“試して”から、捨ててください。

傾向対策と勉強方法

 「統計」ですが、基本的には、「数字暗記」は、しません。

 というのも、本試験では、ガチの数字が問われないからです。

 たとえば…、

 『指標○○は、××年には120万戸となり、前年比で△△%増加した』

 …といった出題があったとします。

 試験的には、数字の「120万戸」や「△△%」のところは、ほとんど問われないのです。

 つまりは、解答解説が「誤・・・××年は100万戸だった」とか、「誤・・・前年比は□□%の増加だった」となるような問題は、ほとんど出題されないのであります。

 じゃあ、何が問われるのかと言うと、「増加した・減少した」のところです。

 「統計」の大方は、数字よりも、「増減」を当てにいく問題がほとんどです。

 先の例題で言えば、「増加した」のところがチェックポイントなのです。

 よって、「対策」としては、各指標の「増減」の把握をすることになります。

 たとえば、「新築着工数は増えた」とか、「売上落ちた」といった感じに、「何が増えたか、何が減ったか」を、機械的に、試験的に憶えていく、てな寸法です。

 まあ、こんな次第で、「統計では、個別具体的な数字は憶えなくてよい」ので、傾向をキッチリ把握してください。

よく出る白書等の「数字」

 「統計」の選択肢に、よくよく登場する「数字」は…、

 「新設住宅着工戸数

 主に不動産業の「売上高・経常利益」、「業者数」、

 「地価(価格、変動率など)」、

 「所有権移転登記数

 …などが、定番です。

 このうち、1つは、選択肢に登場するはずです。

 最低でも、先の5つの『増減』を、チェックするだけでも、格段に選択肢が判別できると思います。

アドバイス

 端的に言うと、「模試問題集や予想問題集で採用された数字の“増減”だけ押える」が、最もコスパがいいです。

 過去問で出た指標を、検索をかけて、逐一調べるのもいいのですが、ぶっちゃけ、メンドウです。

 プロの技を借りましょう。

 宅建の現状を踏まえると、どのみち、模試問題集や予想問題集を、買うことになります。

 よって、当該問題集で、「統計」対策を取るほうが、手間が省けます。

 模試問題集等は、2冊買うことになるので、1冊に3回分あるとして、んで、「統計」1問当たり4つの選択肢ですから、「2*3*4」の「24個の数字の増減」を押えることを以って、「統計」対策としましょう。

 当然ですが、先の「24個」には、重複するものもあるので、把握すべき『増減』は、もっと少なくなります。

 参考:宅建:予想問題集・模試問題集レビュー

「統計」まとめ

 くだくだ述べましたが、基本は「後回し」で、無理なら「捨て問」で、やるなら「模試問題集・予想問題集の最大24個の増減の把握」です。

 このくらいのことをやれば、格段に「1点」が見えてくるはずです。

 くだらないですが、解答の数字を、“勘”で当てるページがあります。

 過去の解答の数字データをまとめているので、どうにもやりたくない人は、「宅地建物取引士の問題48「統計」の解答予想」を一読願います。

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