本問は、税務についての出題です。特に難しいところはありません。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
組合員以外の第三者が利用しているわけですから、相応の事情がない限り、「収益事業」に該当します。んなもんで、利益が出れば、課税されます。
なお、駐車場が「非収益事業」となるのは、組合員(区分所有者)のみへの貸し出し、短期間の貸し出しの場合です。
よって、選択肢の「1」は、「誤」と相なります。
賃金・給与には、消費税は課税されません。
もし、消費税が賃金・給与に課税されるなら、あなたの給与明細にも、消費税の3文字が載っているはずです。もちろん、給与明細にはそんな文言はありませんから、賃金・給与に消費税がかからない証左です。
よって、選択肢の「2」は、「誤」と相なります。
そのとおりの記述です。
消費税の課税業者になるかどうかは、前々事業年度(2年前)の売上高で判定されます。
よって、選択肢の「3」は、「正」と相なります。
なお、当該選択肢の規定は、よく出ます。選択肢を丸ごと憶えておきましょう。
なお、前年度上半期の売上高でも、判定されます。
ちなみに、1年目の法人は、消費税が課税されません。2年前に、そして、1年前の上半期に、売上そのものがないためです。
売上高の基準は、「1,000万円」です。
ところで、これら「消費税」の基礎知識は、『FP技能士』という資格でも問われるので、興味のある人は、丁寧にテキストを見ておきましょう。
参考:FP技能士3級の独学
参考:FP技能士2級の独学
名目上の収入金額は、「1,100万円」です。
しかし、そのうち、管理費等の収入「900万円」は、不課税扱いです。
次に、組合員利用に基づく駐車場収入の「150万円」も、不課税扱いです。
残る「第三者に使用させた使用料」の「50万円」ですが、これは、課税扱いとなります。
よって、収益事業としての売上高は「50万円」のみとなり、「1,000万円」以下なので、消費税は課税されません。
よって、選択肢の「4」は、「誤」と相なります。
課税か不課税かは、“商売の有無=儲けを出すかどうか?”で考えるとよいでしょう。
「1」は「誤」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
本問は、「最も適切なものはどれか?」ですので…、
正解:3
…と相なります。
1問:民法‐代理・・・「ふつう」。
2問:民法‐先取特権・・・「ふつう」。
3問:民法‐債権者代位権・・・「ふつう」。
4問:民法‐弁済・・・「ふつう」。
5問:民法‐贈与・・・「ふつう」。
6問:民法‐賃借権・・・「ふつう」。
7問:標管委託契約書‐業務費・・・「ふつう」。
8問:標管委託契約書‐問合対応・・・「ふつう」。
9問:標管委託契約書‐出納会計・・・「ふつう」。
10問:時効・・・「ふつう」。
11問:少額訴訟・・・「ふつう」。
12問:標準管理規約‐会計・・・「ふつう」。
13問:標準管理規約‐役員・・・「ふつう」。
14問:会計・仕訳・・・「ふつう」。
15問:会計・仕訳・・・「ふつう」。
16問:税務・・・「ふつう」。
17問:建築基準法‐鉄筋コンクリ・・・「難」。
18問:建築基準法‐定義・・・「ふつう」。
19問:石綿・・・「ふつう」。
20問:給排水設備・・・「ふつう」。
21問:受水槽・・・「ふつう」。
22問:電気設備・・・「難」。
23問:非常用照明等・・・「ふつう」。
24問:エレベーター・・・「ふつう」。
25問:省エネ法・・・「ふつう」。
26問:調査検査・・・「難」。
27問:大規模修繕・・・「難」。
28問:給水設備・・・「ふつう」。
29問:区分所有法‐共用部分・・・「ふつう」。
30問:区分所有法‐管理組合法人・・・「ふつう」。
31問:標準管理規約‐議事録・・・「ふつう」。
32問:標準管理規約‐団地型・・・「難」。
33問:区分所有法‐規約・・・「ふつう」。
34問:標準管理規約‐管理組合・・・「ふつう」。
35問:区分所有法‐共有・・・「ふつう」。
36問:区分所有法‐団地・・・「ふつう」。
37問:区分所有法‐不法行為・・・「ふつう」。
38問:区分所有法‐債権・・・「ふつう」。
39問:判例問題・・・「ふつう」。
40問:アフターサービス・・・「ふつう」。
41問:瑕疵担保責任・・・「ふつう」。
42問:建替円滑化法・・・「ふつう」。
43問:個人情報保護法・・・「ふつう」。
44問:借地借家法・・・「ふつう」。
45問:宅建業法・・・「ふつう」。
46問:適正化法‐指針・・・「ふつう」。
47問:適正化法‐書面交付・・・「ふつう」。
48問:適正化法‐事務報告・・・「ふつう」。
49問:適正化法‐管理業務主任者・・・「ふつう」。
50問:適正化法‐業者義務・・・「ふつう」。
使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、
過去問には、「管理業務主任者 項目別過去7年問題集」を使えば、支障ありません。
予想問題集・模試問題集も、必要な状況です。「教材レビュー:管理業務主任者 予想問題集」を、参考にしてください。
民法が苦手で苦手で仕方のない人は、読書で凌ぎます。
お勧めの入門本は、「弁護士が教える分かりやすい「民法」の授業」と「民法はおもしろい」です。
苦手な人の多い「会計・仕訳問題」ですが、テキストの数ページで理解は不可能です。
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管理業務主任者に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「管理業務主任者:ブログ記事」をばご参考ください。
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