22問‐管理業務主任者 H27過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「電気設備」の出題です。テキストにない選択肢があり、電気工事士レベルの選択肢もありと、カンタンには解けない問題となっています。深追いはせず、テキストの範囲のものだけを、押えておきましょう。

22問‐電気設備

 

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 本問の難易度は、「難」です。

 なお、解答はこちら(数字のみ)です。

解説:1

 正しい記述です。

 小出力発電のうち、「太陽電池発電設備」は「出力50kW未満」です。対して、「燃料電池発電設備」は「出力10kW未満」となっています。

 出力は、太陽電池発電設備 > 燃料電池発電設備となっています。

 よって、選択肢の「1」は、「適切」と相なります。

 当該選択肢は、第2種電気工事士レベルの問題なので、ふつうの人には解けないでしょう。できなくても気にしないようにしてください。

解説:2

 誤った記述です。

 確かに、「自家用電気工作物」には、「電気主任技術者」を選任しないといけませんが、一定範囲のものには、選任が免除されていることがあります。

 「必ず」のところが誤りです。

 よって、選択肢の「2」は、「不適切」と相なります。

解説:3

 正しい記述です。そういうこともあるでしょう。深追いは禁止です。

 よって、選択肢の「3」は、「適切」と相なります。

解説:4

 正しい記述です。

 これも、電気工事士レベルの問題です。深追いは禁止です。

 600V以下の低圧受電は、「一般用電気工作物」に当たります。

 よって、選択肢の「4」は、「適切」と相なります。

答え

 「1」は「適切」です。

 「2」は「不適切」です。

 「3」は「適切」です。

 「4」は「適切」です。

 本問は、「最も不適切なものはどれか?」ですので…、

 正解:2

 …と相なります。

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