本問は、建築基準法の各種定義についての出題です。容積率や延焼のおそれのある部分など、大半のテキストに記載のある基礎・基本的なものばかりです。ぜひ、得点にしたい問題です。こういう問題を落とさない人が合格します。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
誤った記述です。
延焼のおそれのある部分とは、隣地境界線、道路中心線又は同一敷地内の2以上の建築物相互の外壁間の中心線から、1階にあっては“3m”以下、2階以上にあっては“5m”以下の距離にある建築物の部分をいいいます。
当該選択肢は、先の「3m」と「5m」の数字が逆になっています。
よって、選択肢の「1」は、「誤」と相なります。
当該選択肢の「延焼のおそれのある部分」は、基本問題で、よく出るところです。きちんとテキストを読んで、正誤がつくようになっておきましょう。
誤った記述です。
「5分の1」のところが誤りで、正しくは「50分の1」です。
よって、選択肢の「2」は、「誤」と相なります。
容積率の算定の「延べ面積に算入しないもの」は、頻出論点です。
地階、共用廊下、自動車車庫なども「延べ面積に算入しないもの」なので、テキストで確認しておきます。
また、選択肢の使いまわし対策に、「防災のために設ける備蓄倉庫の用途に供する部分の床面積・・・50分の1・・・延べ面積には算入されない」とだけ、押えておくほうが無難です。
正しい記述です。
選択肢の言うとおり、「階数の算定において、昇降機塔、装飾塔、物見塔その他これらに類する建築物の屋上部分又は地階の倉庫、機械室その他これらに類する建築物の部分で、水平投影面積 の合計がそれぞれ当該建築物の建築面積の“8分の1以下”のものは、当該建築物の階数に算入しない」ことになっています。
よって、選択肢の「3」は、「正」と相なります。
当該選択肢の内容は、テキスト記載事項です。「昇降機塔、装飾塔、物見塔その他これらに類する建築物の屋上部分又は地階の倉庫、機械室その他・・・8分の1以下・・・階数に算入しない」は、押さえておきます。
誤った記述です。
「6m」のところが誤りで、正しくは、「3m」です。
あまり出ないところですが、念のため、数字は押えておきましょう。
よって、選択肢の「4」は、「誤」と相なります。
「1」は「誤」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
本問は、「最も適切なものはどれか?」ですので…、
正解:3
…と相なります。
1問:民法‐代理・・・「ふつう」。
2問:民法‐先取特権・・・「ふつう」。
3問:民法‐債権者代位権・・・「ふつう」。
4問:民法‐弁済・・・「ふつう」。
5問:民法‐贈与・・・「ふつう」。
6問:民法‐賃借権・・・「ふつう」。
7問:標管委託契約書‐業務費・・・「ふつう」。
8問:標管委託契約書‐問合対応・・・「ふつう」。
9問:標管委託契約書‐出納会計・・・「ふつう」。
10問:時効・・・「ふつう」。
11問:少額訴訟・・・「ふつう」。
12問:標準管理規約‐会計・・・「ふつう」。
13問:標準管理規約‐役員・・・「ふつう」。
14問:会計・仕訳・・・「ふつう」。
15問:会計・仕訳・・・「ふつう」。
16問:税務・・・「ふつう」。
17問:建築基準法‐鉄筋コンクリ・・・「難」。
18問:建築基準法‐定義・・・「ふつう」。
19問:石綿・・・「ふつう」。
20問:給排水設備・・・「ふつう」。
21問:受水槽・・・「ふつう」。
22問:電気設備・・・「難」。
23問:非常用照明等・・・「ふつう」。
24問:エレベーター・・・「ふつう」。
25問:省エネ法・・・「ふつう」。
26問:調査検査・・・「難」。
27問:大規模修繕・・・「難」。
28問:給水設備・・・「ふつう」。
29問:区分所有法‐共用部分・・・「ふつう」。
30問:区分所有法‐管理組合法人・・・「ふつう」。
31問:標準管理規約‐議事録・・・「ふつう」。
32問:標準管理規約‐団地型・・・「難」。
33問:区分所有法‐規約・・・「ふつう」。
34問:標準管理規約‐管理組合・・・「ふつう」。
35問:区分所有法‐共有・・・「ふつう」。
36問:区分所有法‐団地・・・「ふつう」。
37問:区分所有法‐不法行為・・・「ふつう」。
38問:区分所有法‐債権・・・「ふつう」。
39問:判例問題・・・「ふつう」。
40問:アフターサービス・・・「ふつう」。
41問:瑕疵担保責任・・・「ふつう」。
42問:建替円滑化法・・・「ふつう」。
43問:個人情報保護法・・・「ふつう」。
44問:借地借家法・・・「ふつう」。
45問:宅建業法・・・「ふつう」。
46問:適正化法‐指針・・・「ふつう」。
47問:適正化法‐書面交付・・・「ふつう」。
48問:適正化法‐事務報告・・・「ふつう」。
49問:適正化法‐管理業務主任者・・・「ふつう」。
50問:適正化法‐業者義務・・・「ふつう」。
使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、
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民法が苦手で苦手で仕方のない人は、読書で凌ぎます。
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苦手な人の多い「会計・仕訳問題」ですが、テキストの数ページで理解は不可能です。
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