本問は、マンション管理適正化法の管理業務主任者についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
よく出るひっかけです。
管理業務主任者の主任者証の有効期限は、5年です。
しかし、問題のいう「管理業務主任者登録簿」に、期限はありません。
よって、選択肢の「1」は、「誤」と相なります。
帳簿を、管理業務主任者をして作成させるといった規定はありません。
こういう問題は、(テキストにこんなのあったか~?)で考えてみてください。
「ない」からこそ、テキストに記載は「ない」のです。
よって、選択肢の「2」は、「誤」と相なります。
誤った記述です。
「B事務所には、成年者である専任の管理業務主任者を2名設置しなければならない」のところが誤りで、正しくは「1名設置」です。
「独立部分が5以下である30の管理組合」に対しては、管理業務主任者の設置義務はありません。
設置義務があるのは、「6以上である30の管理組合」のところで、「30/30」の「1」名を置く義務があります。
よって、選択肢の「3」は、「誤」と相なります。
なお、先の割り算ですが、余りは、「切り上げ」です。んなもんで、もし、組合数が「31」なら、「31/30」の「1.033…」となり、小数点部分が切り上げられるので、「2名設置」と相なります。
よく出る論点です。
管理業務主任者の主任者証には、氏名、生年月日、交付年月日、有効期限、登録番号及び登録年月日の記載しかありません。
マンション管理業者が変わっても、主任者証には、変更するところがないので、主任者証を提出する必要はありません。
対して、管理業務主任者の登録事項には、「マンション管理業者の称号または名称及び登録番号」があります。
んなもんで、転職してマンション管理業者(要は勤め先)の変更があったときは、変更の届出をしなくてはなりません。
よって、選択肢の「4」は、「正」と相なります。
「1」は「誤」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
本問は、「最も適切なものはどれか?」ですので…、
正解:4
…と相なります。
1問:民法‐代理・・・「ふつう」。
2問:民法‐先取特権・・・「ふつう」。
3問:民法‐債権者代位権・・・「ふつう」。
4問:民法‐弁済・・・「ふつう」。
5問:民法‐贈与・・・「ふつう」。
6問:民法‐賃借権・・・「ふつう」。
7問:標管委託契約書‐業務費・・・「ふつう」。
8問:標管委託契約書‐問合対応・・・「ふつう」。
9問:標管委託契約書‐出納会計・・・「ふつう」。
10問:時効・・・「ふつう」。
11問:少額訴訟・・・「ふつう」。
12問:標準管理規約‐会計・・・「ふつう」。
13問:標準管理規約‐役員・・・「ふつう」。
14問:会計・仕訳・・・「ふつう」。
15問:会計・仕訳・・・「ふつう」。
16問:税務・・・「ふつう」。
17問:建築基準法‐鉄筋コンクリ・・・「難」。
18問:建築基準法‐定義・・・「ふつう」。
19問:石綿・・・「ふつう」。
20問:給排水設備・・・「ふつう」。
21問:受水槽・・・「ふつう」。
22問:電気設備・・・「難」。
23問:非常用照明等・・・「ふつう」。
24問:エレベーター・・・「ふつう」。
25問:省エネ法・・・「ふつう」。
26問:調査検査・・・「難」。
27問:大規模修繕・・・「難」。
28問:給水設備・・・「ふつう」。
29問:区分所有法‐共用部分・・・「ふつう」。
30問:区分所有法‐管理組合法人・・・「ふつう」。
31問:標準管理規約‐議事録・・・「ふつう」。
32問:標準管理規約‐団地型・・・「難」。
33問:区分所有法‐規約・・・「ふつう」。
34問:標準管理規約‐管理組合・・・「ふつう」。
35問:区分所有法‐共有・・・「ふつう」。
36問:区分所有法‐団地・・・「ふつう」。
37問:区分所有法‐不法行為・・・「ふつう」。
38問:区分所有法‐債権・・・「ふつう」。
39問:判例問題・・・「ふつう」。
40問:アフターサービス・・・「ふつう」。
41問:瑕疵担保責任・・・「ふつう」。
42問:建替円滑化法・・・「ふつう」。
43問:個人情報保護法・・・「ふつう」。
44問:借地借家法・・・「ふつう」。
45問:宅建業法・・・「ふつう」。
46問:適正化法‐指針・・・「ふつう」。
47問:適正化法‐書面交付・・・「ふつう」。
48問:適正化法‐事務報告・・・「ふつう」。
49問:適正化法‐管理業務主任者・・・「ふつう」。
50問:適正化法‐業者義務・・・「ふつう」。
使用教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
テキストには、「管理業務主任者 基本テキスト」を…、
過去問には、「管理業務主任者 項目別過去7年問題集」を使えば、支障ありません。
予想問題集・模試問題集も、必要な状況です。「教材レビュー:管理業務主任者 予想問題集」を、参考にしてください。
民法が苦手で苦手で仕方のない人は、読書で凌ぎます。
お勧めの入門本は、「弁護士が教える分かりやすい「民法」の授業」と「民法はおもしろい」です。
苦手な人の多い「会計・仕訳問題」ですが、テキストの数ページで理解は不可能です。
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管理業務主任者に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「管理業務主任者:ブログ記事」をばご参考ください。
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