27問‐毒物劇物取扱者(一般)関西広域連合 令和3年度(2021年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基礎化学」の「化学反応及びその速さ(反応速度)」についての出題です。知識問題です。選択肢のいくつかは小難しいですが、それでも、基本レベルです。文系でも全然取れる問題です。1点にしたい問題です。今後の出題(問題の使い回し)に備えて、解けるようにはなっておきましょう。

27問‐化学反応及びその速さ(反応速度)

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢1

 選択肢1の「一般に、反応物の濃度が大きいほど、反応速度は小さくなる。」ですが、誤った記述です。

 一般的に「反応物の濃度が大きい」ほど、反応速度は「大きく」なります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢2

 選択肢2の「一般に、固体が関係する反応では、固体の表面積を大きくすると、反応速 度は大きくなる。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢3

 選択肢3の「反応速度は、温度以外の条件が一定のとき、温度が高くなると、大きくなる。」ですが、正しい記述です。

 これも、そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢4

 選択肢4の「反応の前後で物質自体は変化せず、反応速度を大きくする物質を触媒という。」ですが、正しい記述です。

 「触媒」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢5

 選択肢5の「反応物を活性化状態(遷移状態)にするのに必要な最小のエネルギーを、 その反応の活性化エネルギーという。」ですが、正しい記述です。

 「活性化エネルギー」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 設問は、「誤っているものはどれか?」です。

 「1」は「誤」です。

 「2」は「正」です。

 「3」は「正」です。

 「4」は「正」です。

 「5」は「正」です。

 正解:1

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独学向け教材

 教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。

 読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、

 んで、過去問兼問題集には…、

 北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、

 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、

 関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、

 九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、

 …使用します。

 理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。

こまごましたもの

 毒物劇物取扱者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「毒物劇物取扱者の投稿記事 」で、ヒマな時間を潰してください。

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