46問‐毒物劇物取扱者(一般)関西広域連合 令和3年度(2021年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「一般」試験の「性質・貯蔵・取扱方法」の「取扱上の注意」についての問題です。文系でも、まだしも解ける問題です。マイナーな薬剤はないので、どれも押えておきましょう。

46問‐取扱上の注意

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢1

 選択肢1の「無水クロム酸 -空気中では徐々に二酸化炭素と反応して、有毒なガスを生成する。」ですが、誤った記述です。

 「無水クロム酸」ですが、強酸性、腐食性が高いですが、選択肢のような、「二酸化炭素と反応して、有毒なガスを生成」という性質はありません。

 当該「無水クロム酸」は、なぜだかよく問われるので、意識して押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢2

 選択肢2の「過酸化ナトリウム -有機物、硫黄などに触れて水分を吸うと、自然発火 する。」ですが、正しい記述です。

 「過酸化ナトリウム」の正しい記述です。

 過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢3

 選択肢3の「クロロホルム -火災などで強熱されるとホスゲン(別名 カルボ ニルクロライド)を生成するおそれがある。」ですが、正しい記述です。

 選択肢の言うように、クロロホルムは、強熱されると毒ガスのホスゲンが生じます。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「正しいもの」は、

 正解:4

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独学向け教材

 教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。

 読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、

 んで、過去問兼問題集には…、

 北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、

 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、

 関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、

 九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、

 …使用します。

 理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。

こまごましたもの

 毒物劇物取扱者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「毒物劇物取扱者の投稿記事 」で、ヒマな時間を潰してください。

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