独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

ムリ・ムダ・ムラを探すんや!

先日のススメの「ムリ・ムダ・ムラ」の被せでございます。
使えるネタは最後まで使う、慢性的なネタ不足のオキテでございます故、ご了承願いたいものでございます。
さて、本日のススメは「ムリ・ムダ・ムラ」を、どのように見つけるか?をテーマに、昼食のひと時を過ごしたく思います。
基本的に、お勉強の問題の多くは、「ムリ・ムダ・ムラ」をなくせば、解決するようになります。
解決しないのは、お勉強のどこかにムリ・ムダ・ムラが巣食っているからでございます。
「ムリ・ムダ・ムラ」は、ご自身で発見するしかございません。
改善に繋がる「ムリ・ムダ・ムラ」なんてものは、非常に個別的なものでございまして、他人から指摘されると、よくなるどころか怒りと憎悪の炎に包まれるがオチなのでございます。
ですから、親しい人からのアドバイスは、あまり有効ではございません。
親しい人とは、親しくできる人同士であるから、親しくなれるのでございます。
憎悪の火に油を注ぐようなまねはしないからこそ、付き合っていけるのでございますよ。
逆に、むかつく人から、「あなたの当に適った、適切なアドバイス」を与えられるものでございまして、また、この内容・言い方が「カチン!!」と来るのでございます。
もちろん、従うどころか、アドバイスを聞く聞かない以前の問題になるのでございます。
ですから、ムリ・ムダ・ムラは、ご自身で見つけ出して潰すしかないのでございます。
見つけ出すのに必要なことは、バランスの取れた現状認識でございます。
1+1を、「3」と答えていれば、どんな簡単な算数も手に負えないことでございましょう。
まずは、素直に原因と結果を見直すことが、必要になるのでございます。
日々の生活の、あたりまえのことを、わからないときが多いのです。
当然過ぎて、見過ごしていることが「ムリ・ムダ・ムラ」を見つけるきっかけになります。
解決すると進歩する問題点は、なにか精神や心理や哲学といった深いところにはありません。
だいたい、目の前にあります。

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ムリ・ムダ・ムラをなくすんや!

日本にスーパーマーケットという「購買の型」を創りだした中内功さんのコトバございます。
非常にウンチクを語れる、深いお言葉群でございます。
ですから、上司や取引先、ダンナや彼氏が、この「ムリ・ムダ・ムラ論」を語りだしたら長くなるので、息を深く吸い込み、空耳で聞きながらも考えられそうなものをアタマに置いておくがよいでしょう。
たとえば、来年の旅行計画を考えながら、適当に相槌を入れれば、誰も傷つけることなく長丁場をしのぐことができるでしょう。
くれぐれも、微笑を忘れずに(うふぅ
止まれ、本題に戻す。(司馬風に
「ムリ・ムダ・ムラ」というのは、お互いに重なりあってございます。
ムリな学習計画は、結局、こなせられないので、ムダになります。
ムダな作業は、真夏の打ち水のようにやる気を蒸発させ、やってもやらなくても変わらない意識から、ムラが生まれだします。
ムラが生まれれば、やらなかった・しなかったお勉強の穴埋めのために、焦りがちの計画を立ててしまうのでございます。即ち、無理を生じさせてしまうのでございます。
というわけですから、「ムリ・ムダ・ムラ」をなくせばよい!。。。かと申しますと、そうでもないのでございます。
というのも、「ムリ・ムダ・ムラ」はどうしても生じるのでございます。
雑草の如く、何をしようが、ドンだけ注意をしようが、雑草自体は生まれいづるものでございます。
「ムリ・ムダ・ムラ」は、雑草の感覚でおさえればよろしい。
気付いたら抜いておく、それが雑草対策でございます。
強引な対処はご法度でございます。
雑草がイランからといって、農薬や枯葉剤をまいても、よっぽど己を観じきった人でない限り、土壌を傷めるがオチでございます。
「ムリ・ムダ・ムラ」は、ほっといても生じるんだから、そのたびに「ダメだな」とか「もとにもどってるやん」などと考えて欲しくないのでございます。
小手先の対処でようございます。

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打ち切り御免

「やらないことを決めてみる」のもお勉強のひとつでございます。
アイデアや発想の世界では、ひとつのルールがございます。
それは、ひとつのことに「3分以上は考えない」ということでございます。
というのも、3分以上考えても良い考えがでるわけでもなく、たとえ考えついても、妙なひねり・無理があって使い物にならないからでございます。
お勉強にも、この3分ルールは応用可能でございます。
問題演習時の1題あたりの投入時間と考えてよろしいでしょう。
テキストの難解な箇所の読解時間と考えてよろしいでしょう。
「〇分打ち切り」のルールを設けるが吉でございます。
こどもさんの「テレビは1日2時間・ゲームは2時間」と制限のと同じでございます。
お勉強にも制限時間を設けていないと、「後にならねばわからない問題」に時間を投入する無駄を犯すわけでございます。
わたくしたちは、お勉強となると、何かをすることばかり考えるのでございます。
読まなくちゃ、解かなくちゃ、という意識に振り回されがちになるのでございます。
独学でのお勉強で困ることは、「時間をかければわかるものなのか」「時間をかけようが、ある程度勉強が進んで、峠を越えていないとわからないものなのか」の判断に苦しむことでございます。
個人的な経験になりますが、わたくしの打ち切り時間は30分でございます。
テキストや問題集の前でウンウン唸るのは、30分を限度としておりまして、それを過ぎるとゴミ箱に投げ捨てます。
「知るか、ボケ!」「わッからんわ!ハゲ!」との愛の手を加えれば、さらにスッキリすることでございましょう。
わたくしは、30分以上、難しいことで脳をフル回転しておりますと、ウォーズマンの如くカラダから煙が出るからでございます。
基本的に、本試験でも1問に30分をかけると不合格一直線でございます。
打ち切りルールは、本試験での問題に手をつけるか否かの訓練にもなるのでございます。

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