| カテゴリー: 過去のススメ |
日本にスーパーマーケットという「購買の型」を創りだした中内功さんのコトバございます。
非常にウンチクを語れる、深いお言葉群でございます。
ですから、上司や取引先、ダンナや彼氏が、この「ムリ・ムダ・ムラ論」を語りだしたら長くなるので、息を深く吸い込み、空耳で聞きながらも考えられそうなものをアタマに置いておくがよいでしょう。
たとえば、来年の旅行計画を考えながら、適当に相槌を入れれば、誰も傷つけることなく長丁場をしのぐことができるでしょう。
くれぐれも、微笑を忘れずに(うふぅ
止まれ、本題に戻す。(司馬風に
「ムリ・ムダ・ムラ」というのは、お互いに重なりあってございます。
ムリな学習計画は、結局、こなせられないので、ムダになります。
ムダな作業は、真夏の打ち水のようにやる気を蒸発させ、やってもやらなくても変わらない意識から、ムラが生まれだします。
ムラが生まれれば、やらなかった・しなかったお勉強の穴埋めのために、焦りがちの計画を立ててしまうのでございます。即ち、無理を生じさせてしまうのでございます。
というわけですから、「ムリ・ムダ・ムラ」をなくせばよい!。。。かと申しますと、そうでもないのでございます。
というのも、「ムリ・ムダ・ムラ」はどうしても生じるのでございます。
雑草の如く、何をしようが、ドンだけ注意をしようが、雑草自体は生まれいづるものでございます。
「ムリ・ムダ・ムラ」は、雑草の感覚でおさえればよろしい。
気付いたら抜いておく、それが雑草対策でございます。
強引な対処はご法度でございます。
雑草がイランからといって、農薬や枯葉剤をまいても、よっぽど己を観じきった人でない限り、土壌を傷めるがオチでございます。
「ムリ・ムダ・ムラ」は、ほっといても生じるんだから、そのたびに「ダメだな」とか「もとにもどってるやん」などと考えて欲しくないのでございます。
小手先の対処でようございます。
雑草が生えないような大規模な土壌改良は、己を損なうがオチでございます。
2006年9月4日 11:59 AM
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