資格のお勉強は、先だって申しましたように、ご自身にとって新しき挑戦でございます。
ですから、基本的にはできないこと・わからないことが多いのでございます。
できない・わからないばかりの世界でございますから、不安やメンドクサ感、イヤンな気持ちというのは、至極当然のことなのでございます。
多くの御人に見受けられるのは、「義務感」から煽られてしまい、ご自身の本当の感情を見落としていることでございます。
不安・メンドウ・イヤンという感情をもたらすものについて、人は得てして避けるものでございます。
ですから、できない・わからないことばかりの環境に陥ったときには、適当に脱力するのが吉でございます。
ココで力を抜かないと、よけい義務のプレッシャーに煽られるワケでございます。
借金が借金を呼ぶように、でございます。
だいたい、考えてもわからないのでございます。
下手な考えより、5分の仮眠
この言葉のように、考えても仕方がないことは考えないのも独学のコツでございます。
ただ、考えればわかるものか否かを判断するのは少々の経験が必要です。
その経験の本質は、柔らかく「見る」ということでございます。
わからないことにぶち当たったときは、柔軟な態度でテキストや問題集に当たっていくわけでございます。
どういうことがわからないのか?
どういう点がわからないのか?
どの言葉の意味がイマイチわかっていないのか?
主語は何かw?
などなどをチェックするとよろしいかと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年6月16日 9:15 AM |
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せっかくアタマに入れても、それがキチンと記憶できなければ、ウンコにさえなることなく、外に排出されてしまうものでございます。
まるで、「こんにちわ、エノキダケさん」のようなものでございます。
先だっては、オベンキョをしていくと、量質ともに消化できないものがあるから、一時に全部やってしまおうとすることの無駄さ加減を危惧いたしました。
今回は、その危険性を踏まえ、いかに新しき知識や概念をアタマに入れていくかを説明させて頂く次第でございます。
ぶっちゃけいうと、過去問でございます。
「過去問にでた!」ということほど、記憶の接着になるものはございません。
次に問題演習でございます。
優れた問題集には、問題のランク分けがなされておりますから、「A」「B」「C」というランクを参照して、憶えるべきか憶えないかを判断していくわけでございます。
最終的には、テキストの内容のほとんどができるようになっておかねばなりません。
しかし、テキストのマスターに至るまでは、山アリ谷アリがあるというわけでございます。
いきなりテキストの1ページから、ガツガツやっても即、ウンコでございます。
過去問や問題集での問われ方という、調味料・スパイスをもって、テキストという料理人泣かせの素材を調理するのでございますことよ。
〇〇にでていた、ということを知るだけでも、十分なお勉強であることにお気づきになられたく存じ上げ候、でございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年6月15日 9:33 AM |
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下手な考え、休むに似たり
という名言がございます。
良い言葉というのは、人生を救うものでございます。
「考えてもわからないものは、考えても意味がないから、昼寝でもしておいたほうがトクである」
まったく現実的で手のうちどころがない、たいへん意義のあるお話でございます。
昼寝のほかには、鼻毛の手入れ、財布のレシートの整理、診察券・サービス券のカード類の整理でも結構でしょう。
おかずを一品増やすのもたいへん喜ばれることと存じます。
要するに、わからないものはしゃーない、というわけでございまして、そんなことを考えるなら、普段、ご自身がしないことしましょう、というわけでございます。
先へ進まないと、時間がたたないとわからないものもございます。
明日見直せば、わかることもございます。
「あ!そういうことね」という、発見は決まった時間・自分の意図する時間には生まれないものでございます。
わからない点をほおっておくと、多少、奥歯に物が詰まったような感じがするものでございますが、そこは堪忍でございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年6月14日 9:25 AM |
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