独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

こつこつ論・その1

お勉強の嫌なところは、こつこつ毎日しなければいけないということでございます。
スグにできる人なら、資格のお勉強などしなくても済む、十分な能力の持ち主でございます。
スグにできないタチに生まれたものでございますから、仕方がないと思いましょう。
「わたしにはできるわ!!」なんていう鼓舞の方法は、幻でございます。
できないものはできないのが世の常でございます。
よくある積極マインドも結構でございますが、最終的に「できない」感情を味わうものでございます。
やっぱり、できないものはできないものとして、自分なりの策を練っていくしかないのでございます。
要するに「できないもの」への免疫を高めるわけでございます。
さて、お勉強を、たゆまずこつこつ進めていく、ひとつの「コツ」がございます。
そのコツとは、単純な耐久力でございます。
スグにできないからこそ、お勉強をするわけでございますから、その時点での自分というのは「できない」モノなのでございます。
そこんとこの状況観察の塩梅が大切なのでございます。
できないからやるのですから、そのときには、できなくてもいいのです。
お勉強をしてもちっとも、アタマに入らない・理解が進まないというのは、普通のこと。太陽が東から昇るくらい、よくある現象でございます。
ですから、できなくても耐える、ということがこつこつ進める上での最も基本的なベースになるのでございますネ。

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最終的にはできます

難しい・できない・わからない、憶えられない・忘れてしまう
お勉強の苦労は、尽きないものでございます。
しかしながら、ココに真理を伝えたく参上仕った次第でございます。
お勉強の真理、それは・・・
「最終的には、できます。」ということでございます。
全くできないことは、資格のお勉強には存在しないのです。
たとえ存在しても、合否には全く影響しません。
全くできない問題とは、その程度のものでございます。
影響があるとしたら、問題を作った人の人事評価にバッテンが付けられるくらいでございます。
逆にいえば、できないことは出てこない、というわけでございます。
神様がいるとしたら、あなたの前に、あなたがこなすことのできない問題を持ってこないのです。
できない問題を避けて与えるからこそ、神様の神様たるゆえんでございましょう。
できない問題を与えるなんて、出題者として失格なのでございますから、神様としては失格でございます。
「あなたができない問題」は出現しないとは、具体的には、こういうことでございます。
あなたの前に、10億の手形を振り出すような事態は、でてこないわけでございます。
あなたの前に、新規国債を引き受けるかどうかの判断なんて出てこないわけでございます。
あなたの前に、北朝鮮との拉致問題の外交的解決の決断を迫られるようなことはないのでございます。
このように考えれば、あなたの前には、できる問題しか出ないのワケでございます。
最終的には、できてしまうからこそ、いま苦しいのでございます。

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後でやればよい

テキストや問題集をやっていき、ようやく一区切りできるところまでやってきました。
これまでの章や単元の内容を終えたわけでございます。
さて、新しい章に進みましょう。
ですが、ここでワンポイントでございます。
とにかく、ひとつだけ押えるようにすることでございます。
その押さえるものは何でも良いのでございます。
いわく、その章での単元の数。節の数。もくじのタイトル。
いわく、自分の興味を持てたもの、仕事で関係のあったもの。
いわく、なぜだか印象に残ったもの。
新しい箇所に入ると、たくさんのやることが洪水のように襲ってくる感覚に浸ってしまうものでございます。
ですから、情報の海に惑わされないで、しっかりと船の舵をとることが必要になってくるワケでございます。
この舵のコツは。。。
「〜〜さえしたらよい。そのほかは後であれば良い」という思考のフィルターを通すのがコツでございます。
「できないことは、後で、できればよい」
「できなければ、後で、鍛えればよい」
わたくしたちには、本試験までの時間という特権があるのでございます。
それを使わないテはないのでございます。
そして、アレもコレもと、玉虫色に追いかけると、結局、次の日に何をしたのかすら記憶に残らないものでございます。
今というときに、「ひとつ」、できるようになるきっかけさえ掴めば、その日のお勉強はシャンペンを開けても良いものでございます。

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