独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

1週間1本勝負

時間制限こそ、お悩みにつけるクスリです。
はっきりいまして、1週間悩みに悩んでも結論がでないのは、どーにもならないものです。
現在の自分の力量では、解決不能なのです。
ぶっちゃけ、どっちに転ぼうともそう大差がありません。
右に行ってもそれなり、左に行ってもそれなりなのです。
どちらに行っても地獄なら、鼻歌を歌っていくほうがハイキング気分を味わえる分トクなものです。
ある選択肢は極楽で、もう一方は塗炭の苦しみということは、そうないです。
時間の幅を多めに取れば、どっちもよく似た結果なのでございます。
今、現前にある選択肢や悩みなどは、過去のこれまで因果でございますから、どう踏ん張ろうとも変わらんもんは変わらんのです。
ですから、どう悩もうとも結果はよく似ています。
ですから、無用のお悩みは無駄なのでございます。
ウダウダ続くお悩みには、時間制限を設けるが吉でございます。
人間を行動に駆り立てるのは、時間の区切りでございます。
数量限定・期間限定、タイムセールにバーゲンと、時間を上手に使った商売は有史以来、途絶えることがありません。
お悩みが始まったときには、カレンダーに〇をつけておけば、無駄に悩まず時間のロスをセーブできます。
この日までは悩む、それより先は考えない。
ガラガラーと思考のシャットダウンです。
どーにもならないものは、どーにもならない。
単純な真理でございます。

(さらに…)

悩んでよい

何かを決めるまでは、悩んでもよいのでございます。
いくらでもお悩み遊ばれば良いのでございます。
お悩みとは、実は知性のある証拠でございますから、コレを推奨するものでございます。
しかし何事も、過ぎたるは及ばざるが如しです。
悩みすぎは、酒の飲みすぎ・肉の摂り過ぎ・チョコの食べすぎオトナにきびと同じでございます。
御友達の家に行き、部屋中に酒ビンや空き缶、コンビニ弁当の残骸・お菓子の袋・ジャンクフードの空衣ばかりを目にすれば、何かとすさんでおると推測するのは容易いものでございます。
悩みすぎは、部屋の中にゴミを溜めたご友人同様、いくら悩みに悩んでもカスばかりがたまるものと思し召されたく存じます。
悩み=無用というのは、いささか短絡的かと存じます。
悩みすぎが、良くないのでございます。
そして得てして悩みすぎの原因になるのが、決めた後でアレコレ悩むことなのでございます。
決めた後でアレコレ悩むのは、無用有害でございます。
逆にいえば、決める前までは、どれだけいくらでもお悩み遊ばればよいのでございます。
あーだこーだ、コレしたらアーなるでめんどくさいのぅ、どのあたりで障害があるかのぅ、時間を確保するには酒をアレせんとアカンのぅ。。。思い縮れていくうちに、資格を取る意味やお勉強計画が形になっていくのでございます。
建設的な思いと悩むとは、よく似ております。

(さらに…)

夬の字、なるほど

夬(けつ)という見慣れない字が、本日のススメでございます。
夬なる部首は、決めるや決済・決定・決行などの「決」の用語に使われております。
夬は、さんずいの相方でございます。
この見た様で見たことのない夬(けつ)の字は、弓矢の世界のお言葉でございます。
夬(けつ)とは、弓の弦を引っかく道具でございます。
「けつ」いう音が転じて「決」と使われるようになったと、漢字辞典にはございました。
ハハア、なるほどと心中のわだかまり氷解したわたくしでございます。
決まった数字は達成する、決めた目標は貫徹する、といった慣用句に使われる「決」が、弓矢のイメージと重なった次第でございます。
弓矢がシックリこなければ、弓道や射的ダーツアーチェリー等々思し召されたく存じます。
弓を片手に矢をつがえ、ひょうと射るが如きイメージでございます。
決めるや決定・決行は、狙った的をはずさぬ印象でございます。
漢字はそれ自体で完結した意味を持つものと申します。
決が使われる言葉には、「夬」の意が含まれているものでございます。
要するに、「どこを狙っているの?」です。
決裁・決断・決定の要は、どこを狙っているかでございます。
狙うという意識なく、何か決めるなんてできない相談でございます。
的の真ん中100点で、その他は1点・5点・10点の世界でございます。
1点・5点・10点は、たとえ当たろうが「おおはずれーー」なのでございます。
参加賞・残念で賞・おたのしみ賞くらいの違いで、キャラメルの数が増減するくらいでございます。
上司や同僚の目があって、意図的に的をはずすという「能ある鷹」なら決行至極の処世術でございますが、凡夫凡婦なら狙ってもあたるかどうか微妙のきわみでございます。
やると決めるならば、その意味目標ねらい目的を外さぬよう危惧するものでございます。

(さらに…)