独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

欲深予定

書けば良いというものではございません。
お勉強の予定に、アレもコレも詰め込む方がございます。
予定表に書いたからといって実行できるとは、限りません。
お勉強の予定をみると「ああ、御君よ。汝は、いかばかり御企て給もう?」と嘆くことしきりでございます。
欲深いオベンキョの予定をよく見るものでございます。
復習をし、この章を新たに読み進め、問題集を30問、テキスト精読50ページ。おっと、わからない用語をネットで検索しなければ。。。とお勉強の予定表は、びっしり書きこまれていくものでございます。
もちろん、時間があれば出来ることでございましょう。
しかし、おうおう時間とは取れないものでございます。
予定を立てては未達成を繰り返す御仁が、往々にしているものでございます。
愚かとは、この御仁を指していうのか、と訝る次第でございます。
ほかでもないわたくしの事でございますが。
予定を立てたところで、有限の時間は様々の雑事・雑用・トラブルで足を取られるものでございます。
はっきり申しまして、謀(はかりごと)細部に至り実行可能で当の本人にシックリ来るお勉強の予定など、困難を極めるものでございます。
テキストや問題集を最低でも2〜3回繰り返した後でようやく、シックリくる予定が立てられるのでございます。
このようにお勉強の予定は、大幅に割り引かねばならないのでございます。
要されるは、2掛け・3掛けの掛け算でございます。
アタマの中の予定に×20%掛けたのが、実際の実行可能な分量でございます。アタマの中の予定に×30%掛けたのが、実際の最大実行量でございます。
要するに、その日のお勉強なんて「前日のやろうかな?」の半分もできれば上々なのでございます。
本試験が近づけば、前日の予定と翌日の実行可能量が近づくものでございまして、最初から厳密で精密な予定など、何の気休めにもならず効果もないことをご理解頂けたらと存じます。

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自己管理は字がムズイ

自己管理は、お勉強にとって必要不可欠でございます。
なにしろテキストは、難解な日本語のオンパレードでございます。
自由気ままにテキストに接していれば、いつかは頭痛持ち。
はてには世を儚んで庵を結ぶがオチでございます。
自己管理は何が難しいてっと、その字が難しいのでございます。
だいたい「自己」と冠するものは、眉唾物が多いものでございます。
時をかえっては自己批判・自己分析といった言葉が頭をよぎるものでございます。
おサルがらっきょをむいて「アラ?御中身はどこぞにおわします?」と首をひねるを、笑う人がございます。
しかし、人がらっきょの皮むき如きをすると神妙な顔をするものでございます。
神妙な顔ですることにロクなことはなく、穀を潰して終わるものでございます。
自己管理など権力を内在化したか、内面化するでもしないと、うまく作用しないものでございます。
給金もかかってないのに自己管理なんて、不健康かと存じます。
お勉強での自己管理を、小学生でもわかるようにいえば、「8時からはお勉強よ」「お夕食までにおさらいよ」でございます。
ユダヤ人の長老は、2:8の法則を考え付きました。
要するに、自分のできる「2」の部分だけに集中せよというわけでございます。
いつするかは決めやすいのでございます。
何ができるかは決めにくいのでございます。
勉強計画が破綻しやすいのは、自己管理能力が低いからではございません。
やる内容の難易度がわからないからでございます。
やってみたら難しくまた重要論点であるのに、お勉強時間を1時間しか取っていなかったら、後々の勉強計画は押されに押され、焦りに焦るがオチでございます。
やる時間だけは決められる。
決めた時間にお勉強に取り掛かかることができていけば、後は野となれ山となれ。
船頭多くしてハイキングでございます。
コンスタント続けられれば、6割できれば上々のお勉強は終わったも同然でございます。

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きんちゃく袋のご予算

あらかじめ決めておくとよいものがございます。
それはお金についてでございます。必要経費のお話でございます。
人間、何がイヤかというと追加的な出費でございます。
あとからあとから小銭を出すのは、気持ちのよいものではないのでございます。
ですから、予算をあらかじめ決めておくとアレコレ逡巡しなくてもよいのでございます。
考えると思い悩む事とは、似ていて非なるものでございます。
もぉぅ〜おぅぅー悩み無用〜♪とは、蓋し名フレーズでございまして、アレコレ思い悩むことはまず無用だと思し召せ。
思い悩みの9割は、アタマの中のことでございまして、1年後には何を悩んでいるかさえ憶えていないもの。
昨年の今、わたくしは何で悩んでいたか思い出せないものでございます。。。
。。。独り身の侘しき仮住まいは通年でございますから、コレは今も悩み事でございますね。。。今日もまた、袖と枕を涙で(ry
・・・お金の話に戻したく存じます。
お金は追加出費を強いられたときに、嫌な気分を味わうものでございます。
結局は買わなくてはならぬと理解はしていても、胸糞悪い気分でございます。
気分は後引くものでございますから、できるだけ良くしておくのが生活のコツでございます。
お勉強への出費は、別段に楽しくない出費。
であるからこそ、最初から予算枠を設けておくのでございます。
雑品費やら文房具購入費とやらの名目で、月初に設定するだけでございます。
お勉強に必要なモノは別立て予算としておけば、それに纏わる購入の時間とストレスをカットできるものでございます。
なあに毎月1,000円・2,000円の現金を、巾着の中に入れていくだけでございます。
ついでにレシートを放り込んでいって、巾着の中の残高を把握するだけでよいのでございます。
月末にお金が余れば、プリンケーキか上等のいちごショートを買うオマケまで付いてくるのが、この巾着予算方法の醍醐味でございます。

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