独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

のうみそなんか人任せ

身体操法、カラダをコントロールする方法はあるのでございます。
たとえば、動悸。
緊張したり焦ったりのぼせたりした時には、胸がどきどきするものでございます。
平静を保つ操法のひとつに「ケツの穴を締める」がございます。
ケツ穴をきゅっと締めると横隔膜が下がり、心臓への圧力が低下します。しかして、心臓への圧迫が和らぎ血行が緩やか、結果、落ちつくと申します。
ドキドキしないように、内臓を操作して心臓への圧力を減らすという寸法でございます。
わたくし何度か実践いたしましたが、効果はキチンとございました。
よくよく見れば、身体操法はかしこに見られるものでございます。
空手には独自の呼吸法が、剣道には精神統一のための瞑目が取り入れられおります。
何かしら身体に特殊な施術をほどこせば、作業効率が増すものでございます。
しかしお勉強についての身体操法は、そう数がないというのが実感でございます。
効果あるのはベンキョ前の深呼吸くらいでございましょうか?
勉強効率が数倍に上がるなら、とっくの昔に義務教育かどこぞの有名私学にて取り入れられているものでございます。
聞かないということは、ないという証左でございましょう。
こと記憶については、ほとんどないといえます。
暗記・記憶は運まかせ。
適当に対処すべしというのが、これまでの独学体験での実感でございます。
カラダは操作できるけど、脳みそはコントロールできないのでございます。
記憶・暗記の要諦は、買わねば当たらぬ宝くじと同様で、要は回数に尽きると考える次第でございます。
愚直に何度でもアタマに叩き込み馴染ませる方法しか、験がなかったからでございます。
わたくしたちができる記憶云々はどれだけ見直すか繰り返すかという、時間の確保に尽きるのでございます。
生活の組み立て・作り変えががもっとも実効性のある暗記・記憶のやり方だと考える次第でございます。

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進歩の足跡見落とすな

成長というのは時に大きく、ときには小さくしか感じられないものでございます。
勉強が進み時が移ろいゆきて後、振りかえ見れば春日なる三笠の山に。。。の如く進展の度合いを感ずるものでございます。
おお、こんなに解けるようになった、程度の実感でもようございます。
問題が解けるようになるだけでも、十分な成長進化進歩の証、日ごろの努力の賜物なのでございます。
大きな変化というのは誰にでも気づくものでございます。
美容院帰りの女房のお髪を見るや、まばたき瞬時に「あららステキになっちゃって、いただけないね」くらいの台詞が自然に口出る紳士ミスター男衆の面々かと存じます。
大きな変化をほめるも結構至極の女房教育ではありますが、ときに臨んで小さな工夫や発見にも応じるが華でございます。
90%ほめ言葉と理解してもらえませんが、小さきを評価するのがよろしかろうと存ずる次第でございます。
「赤いハンケチの組み合わせぞよき」「あっそ」
このように得てして終わるものではありますが、小さき変化に目を凝らすがお勉強のコツでもあるのです。
小さな変遷に気づくがようございます。
お勉強を経るたびに、変化をいうものは生じているもの。
今の問題文の読み方は、1週間前のそれとは違っている。
10問の演習後には100問の演習後には、より一層に問い文の読み方見え方がシャープになっているものでございます。
気づいていないだけで。
どこぞに目を流せばよいか走らしゃよいか、問題解くほど今以上に合わさるものなのでございます。
把握していないだけで。
気づかない変化こそ、成長の姿でございます。
それに気づけば、我が要領はコレでよし、と思えるのでございます。
お勉強にコツなんてモノはあまりなく、実は、長いこと続けておれば自浄作用と申しましょうか、自分のよき様に変わるのでございます。
独学には監督者がおりませんゆえに、成長を己で計らねばならないのでございます。
観察者のまなざしでベンキョの進捗を見なければならないのでございます。
なあにコトは簡単勉強あとで「よくできたなぁ」の実感あればその刹那をばジックリとっくり味わわん。

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サボり再開支援策

大型連休続いたり出張旅行行楽で、お勉強に穴があくものでございます。
サボったわけでもないけれど、いくぶんお勉強が負担になるものでございます。
気の重いときは、何かではずみをつけるが吉でございます。
なあに馬にはにんじん若いご婦人にブランド品の要領でございます。
お勉強のつりエサに、ケーキやお菓子を用いましょうという塩梅でございます。
食べながら呑みながらの、「〇〇しながら」がベンキョ再開の要諦でございます。
たしかにそのときの「ながら」勉強には、効能・効果はございません。
集中力は散漫に、脳の機能は御口のほうに向いていることでしょう。
おそらく多少もアタマに残りません。
とはいえ、ベンキョのテンション皆無の上に、いきなり本調子のお勉強をやらんとしても、無理があるものでございます。
そんな気合があるのなら、ベンキョに空きなどないものでございます。
じょじょにかつての調子に戻すのが、空白後の再開の要領なのでございます。
上げ調子あれば下げ調子、春夏秋冬四季あって、なんぞ常に同じ調子であれようか?
再開の最初の第一歩は、重いものですから、何かで紛らわせつつ取り掛かるが結果的に合理的なのでございます。
お酒召すお方なら、軽くやりつつテキスト開くもよいでしょう。
ベンキョ再開に当たっては、飲酒+勉強の忌避を犯すも致仕方なからんと思う次第でございます。
普段は食べないスナック菓子を解禁しながらのお勉強でもよいでしょう。
ビッグサイズぽてちを牛乳で流し込みながらのお勉強でもよいでしょう。
嫁や娘にわからぬように、こっそりケーキを買うのもよいでしょう。
なにわともあれ、再開することが大切なのでございます。
本調子に戻れば、いくらでも遅れなんてのは取り戻せるものでございます。
ダラダラぐだぐだウジウジと、低空飛行を続けるが一番損であると思し召せ。

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