独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

晴れないときは

心中のもやもや、ぽやぽやが消え去らない限りはお勉強など手につかないものでございます。
多くは、目の前に集中するうちに消えるものではありますが、ときになんだか気がかりで徒に心憂く、身もそぞろのときもありましょうぞ。
このような晴れ晴れしないときに備え、適当な気の紛らわしよう憂さの散じ方を、以下、述べるものでございます。
まずは、カラダを動かすことでございます。
洗物や散らかりものを片付けてみん。部屋がきれいになれば、ココロの整理も付いていくものでございます。
スクワットをやってみん。老化の始まり足腰の衰えから申します。全身に血が鬱血していると、やはり気分が乗らないもの。ポンプ役の脚を刺激で、血流増加でございます。
腕立て伏せをやってみん。肩腕指も血が滞る箇所でございます。血は酸素や栄養を運んでます。わっしわっしと屈伸運動、血流増せばアタマの沈みも吹き飛びます。
机にばたりとうっつぶし軽い眠りに落ちてみん。カクンと眠ればアタマの中をやリセットせん。眠い眠いをガマンより軽く寝むるが高能率でございます。
指をぐるぐる回してみん。肩をぐっるぐっるまわしてみん。腕をぶるぶるふってみん。タコをどりをやってみん。顔をごしごしこすってみん。タオルで体を摩擦せん。
などなどと、はっきりいえば、なんでも気分転換の元になるのでございます。
心よりもカラダの状態に影響を受けるわたくしたちでございます。
カラダで気持ちを操作するのも、独学の手段なのでございます。
古人は書くよりも読むよりも、身振り手振りの弁論で学んだことを思し召せ。
「師曰く」で、いにしえの世の教育はなっていたのでございます。

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汗だらけ15分思考

汝、全身胃袋でお菓子を食べしことあらざりき?
精も根も尽き果てたとき、板チョコを食べてみませう。
軽い登山やハイキング、ちょっと長めの散歩道は、手軽簡単に味わえる「全身コレ胃袋」でございます。
少し体を動かしてきれいな景色を目にしたら、板チョコ少しかじるとよいでしょう。
チョコの甘さに、細胞のひとつひとつが呼応しているのを実感できることでしょう。
ふるさとに帰りし時の土地のモン、旨ま過ぎ呑み過ぎ高か過ぎのいい酒に接ししときも、おなじき体感を持ちえるかと存じます。
カラダ全体が舌に喉にイブクロになったように、食べ物飲み物は味わえるものでございます。
全身で考える、とは以上のような体感実感がないとできない代物でございます。
思い出すだけよだれが出るよなカラダの記憶がなければ、人は真剣に考えられないものでございます。
カラダ全体でびりびりっとするが如きが、よく考えている状態なのでございます。
うーーーん、と考えねばならないときが、あるのでございます。
なあに資格の勉強以外にも、コイツは勘所だ気をつけないと、という場面に遭遇するものでございます。
いわく一片の辞令、果てには熱を帯びたご婦人の瞳そして呼び出しなど、コレで年貢の納め時恐怖恐慌の一歩手前でございます。
うーーーーーーーーん、と考えるは、全身の細胞で考えるものでございます。
「うーーーーーーーーん思考」は15分が限界でございます。
おいしいものの体感の持続時間から忖度した数字でございます。
おいしいものの時のカラダの感覚を思い出し、うーーーーーーーんと全ての細胞をフル回転させてお考えになってみてください。
それが考えるということでございます。
全身フルに回転し考えてダメならば、諦めも付くものでございます。

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のうみそなんか人任せ

身体操法、カラダをコントロールする方法はあるのでございます。
たとえば、動悸。
緊張したり焦ったりのぼせたりした時には、胸がどきどきするものでございます。
平静を保つ操法のひとつに「ケツの穴を締める」がございます。
ケツ穴をきゅっと締めると横隔膜が下がり、心臓への圧力が低下します。しかして、心臓への圧迫が和らぎ血行が緩やか、結果、落ちつくと申します。
ドキドキしないように、内臓を操作して心臓への圧力を減らすという寸法でございます。
わたくし何度か実践いたしましたが、効果はキチンとございました。
よくよく見れば、身体操法はかしこに見られるものでございます。
空手には独自の呼吸法が、剣道には精神統一のための瞑目が取り入れられおります。
何かしら身体に特殊な施術をほどこせば、作業効率が増すものでございます。
しかしお勉強についての身体操法は、そう数がないというのが実感でございます。
効果あるのはベンキョ前の深呼吸くらいでございましょうか?
勉強効率が数倍に上がるなら、とっくの昔に義務教育かどこぞの有名私学にて取り入れられているものでございます。
聞かないということは、ないという証左でございましょう。
こと記憶については、ほとんどないといえます。
暗記・記憶は運まかせ。
適当に対処すべしというのが、これまでの独学体験での実感でございます。
カラダは操作できるけど、脳みそはコントロールできないのでございます。
記憶・暗記の要諦は、買わねば当たらぬ宝くじと同様で、要は回数に尽きると考える次第でございます。
愚直に何度でもアタマに叩き込み馴染ませる方法しか、験がなかったからでございます。
わたくしたちができる記憶云々はどれだけ見直すか繰り返すかという、時間の確保に尽きるのでございます。
生活の組み立て・作り変えががもっとも実効性のある暗記・記憶のやり方だと考える次第でございます。

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