独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

昨日今日のはなし

わたくしたちは、一日という時間の区切りで生活してますが、なんてことはない、ただ世の常がそうだからです
意識の上では24時間でも、カラダ・アタマはそうではないのでございます。
カラダなど24時間区切りではありません。
疲れが溜まっている、というのは今では小学6年だっていいそうなものでございます。
アタマも24時間単位で動いているものではありません。
昨日の大喧嘩の台詞のひとつひとつから、果てには甘い枕のことば、良いに付け悪いにつけ昨日を覚えているものでございます。
昨日の事のなかで、鮮明に残るのは寝る前のことでございます。
寝る前に20分ほど続けたことを、次の日の午前中いっぱいまでも、憶えているものでございます。
布団の中でのまどろみ電話など、特に顕著ではないかと考える次第でございます。
個人的な話、寝る前に見聞きしたのを憶えていて「あら記憶よくなったかしらん?」と思うときがあるのでございます。
いや、よくなったのではなく単に脳のメカニズム如何なんだと気づいたのは、この最近でございます。
なあに昔よく読んだマンガの復刻文庫を枕元に積みあげし冬の夜、朝になってもまざまざと台詞コマ割りを覚えていたからでございます。
クソ暗記は寝転びやったなぁ、と。
憶え難いものは布団にもぐりこんでやったけ、と。
寝る前20分ばかり、テキストをノート問題集を開いてさーと目を通せば、通常より脳に残るものと考える次第です。
なあにやってダメならダメでいい。

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朝食前にできること

「朝飯前」とは、簡単だからスグにできらい!というわけではないのでございます。
時間の使い方なのです。
お勉強が終わったら、バタンキューでもいいんです。
でも少しの工夫で、さらに勉強効果が増すのです。
明日の復習を想うのです。
今日という日に何をしたかを反芻するといいのです。
5分3分いや1分、短い刹那でいいのです。
勉強時間が1時間なら、55分、57分、、59分、、、に切り詰めればいいのです。
菟角に、次につなげる明日への時間を設けます。
残念なことですが、やったお勉強のうちぜんぶが全部、重要であることはありません。
ですから、その日のお勉強中一番重要なことを探すのです。
なあに試験にでる出ないはうっちゃって、おさえておこうのNO1を選びさえすればいいのです。
腰を据えなくてもいいのです。
適当に決めてもいいのです。
「コレ!」ひと言で決めてもいいのです。数秒で終わります。
そしてポストイットをはさめばいいのです。
朝一で開けるようにしておけばいいのです。
朝にそれだけするのです。
一番重要なことだけを、朝ごはん前にサラッとおさらいするのです。
10問なら解けないけれど、1問なら解けるのです。
10ページなら読めないけれど、1ページだけなら読めるのです。
どたばたしていても、それくらいの時間はあるものです。
ないのは見落としているか、見損ねているのです。
時を活かすとは、やる価値のあることを決めること。

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磁気は減らず

磁石はいつまでも金モノを引き付けるものでございます。
引き付けなくなったとき、それは磁石のちからがなくなったのではないのです。
磁気が外に及ばなくなったのです。
磁石の周りにたくさんモノが引っつき過ぎたのです。
やる気は磁気に似ています。
やる気自体はあるのです、現に存在しているのです。
しかしやる気は何かにひっついて、ひっかかっているのです。
やる気というのは意思力に限られたものではありません。
「やろう」と思う気持ちだけが、やる気ではないのです。
もっと深いところの生気、生命力といいましょうか、そういうもので半分はできています。
やる気が引っかかるのは、疲れであったり心事であったりします。
子供が大怪我したり借金に悩まされたり手形にびくびくしたり、やる気はそういうものにくっついて、そういうものでいっぱいいっぱい膠着しているのです。
やる気は存在しないのでなく、邪魔をされているのです、そして本人も、一体なにがどのように、くっ付き引っ付きへばり付いているのか、わからない上に忘れてさえもいるのです。
ですから他人の励ましが気休めにしかならないのも、そういうことなのです。
やる気は自分でしか出せないものなのです。
古人は「一事を興すは一事を除くに如かず」と申しました。
やるなら何かを捨てなさい。

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