独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

減らせ減らせ量減らせ

いかに減らし、いかにやらずかでございます。
ベンキョの予定にしたがって、日々日夜お昼休みの合間間隙、学科日課こなしていくは大切なことでございます。
お勉強の計画あると、なにをすべきか明白なので、時間の配分調合つきやすく、勉強そのものやりやすいのでございます。
「今日はコレか」の了解と、「きょうはなんだけ、嗚呼これかぁ、めんどくせえなぁホントウに」という意識との、思考総数脳みそ回転数ココロのアクセル上昇数にどれほど差があるのかとお考え下さればと存じます。
独学では管理監督コーチ先生おりません。
自分でキッチリ進捗を把握していく要、計画立てる要が求められているのでございます。
計画に従うことはよいことですが、ここにおひとつ、陥りやすい罠があることのご留意いただけたらと申し上げる次第でございます。
計画に含まれし事モノ課目が、多くなりだすいうことでございます。
パーキンソンの法則といって、役人数は減らないどころか増えるもの、仕事増やすが役人の仕事という学説がございます。
コレとよく似ておりますが、勉強計画予定の類でございます。
何と何をすればよいのか把握でき、しかもその上こなせるようになりだすと、得てしてなぜか「やらなくちゃ」意識が増大するのでございます。
やらなくちゃ感をほおって置くと気落ちを味わい、無用の焦り不安の元凶となるでございます。
はっきり申しますと、今思う半分もできないものでございます。
わたくしも何度も勉強計画を立てては破綻したものでございます。
鑑みるに、やらなくちゃとできなくちゃの狭間に陥っているのでございます。
中盤の勉強計画に当たっては、このカラダこの時間この疲労なら、このくらいならできる分量を設定するが、ベストなのでございます。
減らしなさい。
まずアレもこれもでなく、何をしなくていいかをシッカリ掴んで、減らしなさいな。
絞ったほうがうまく行く、というのが実感でございます。

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理想と現実2

お勉強が進むとやることが増えるのでございます。
ドンドンどんどん増加します。
1章は10ページ、2章は10ページ。合計2章進んだら、復習総計20Pでございます。
多くの人が忘れていることですが、理想というものは先行し現実は後からついてくるのでございます。
やる量は右肩上がり。
しかしながらコチラ側での処理量は劇的に増えないのでございます。
単純なお話、お勉強とは自分の知らないことを脳みそにはめ込む作業でございます。
ですから、脳みその中にはお勉強の中身は、もとより存在しないのでございます。
ですから、新たにお勉強の中身を脳内に作り上げなければならないのでございます。
家を新築するが如し。地ならし設計資金繰り。
トーストですらスグには焼けず、いわんや記憶をや。
記憶とは時間がかかるものなのでございます。どうも偶然っぽい。
お勉強が進めばそれに比例しテキパキ記憶処理できることが、理想でございます。
しかしながら現実には差、ラグ、ズレがございます。
わたくしの感じ方では、最終的にできるようになっていた、というのが多いのでございます。
あるときまで作業量は右肩上がりです。
しかしテキスト読了し問題過去問解き終えば、当然、勉強全体の作業量は少なくなります、増えません。
復習を繰り返しちょびと記憶していくうちに、どんどんこなしていくようになるのでございます。。
脳の記憶処理がようやく追いついたという塩梅でございます。
処理能力は、ちょっと伸びたら停滞し、じょじょにじょじょに伸びていくもの。
スグにできるが理想だが、えてして現世は苦いもの。
酸いも甘いもかみ分けて記憶の女神の振り返りまつってのが粋でござんす

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理想と現実1

理想と現実はいつでも揺れ動くものでございます。
恋と結婚の狭間でゆれたことのないわたくしなどは、世のご亭主ご夫人がたをみては、ロマンスがあったのだろう、薄氷踏む思いしたのだろう、打算計算勘定があったのだろうと忖度するものでございます。
あと、あきらめ、か。
きょうのススメでいう「理想と現実」は、お勉強計画についてでございます。
簡単にいえば「ちょっぴり背伸び」「慎ましやかに」でございます。
どなた様も週のお勉強計画を立てていると存じます。
立てていない方は適当でもいいので、今週はコレをしようくらいをお立てくださいまし。お寒いじゃありませんか。
このとき、ふたつの目標を同時に立てておくとよいのでございます。
ひとつは「理想的」なもの、もう片方は「現実」なものでございます。
「これできたらおれってあたしってすごいかも?!」が理想目標。
「こんなもんでしょ」が現実目標です。
「今週はアレとコレとソレ、あと。。。〇章の総復習でもやってしまおう!」というのが理想目標の典型でございます。調子がよければやればいい、発奮してやればいい、そういうのが理想目標でございます。
現実目標は、少な目の量を計画します。
先週も忙しく、今週も忙しそう、こんなものにしておこう、というのが最たる例でございます。控えめの最低限度の計画を作っておくのでございます。
晴れた日もあれば雨の日もある。四季ですらあるのに、何ゆえわたくしたちは、自分の好不調を無視するのでしょうか?
波は必ずあるものでございます。
最低限度の線を引いておくと、遅れてもサボってもできなくても無用の焦りを感じなくてよいのでございます。

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