独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

できるにも困ったもんだ

できると思っていたらできなくなっていた。こんなはずでは。。。
お勉強で遭遇す一番荷やっかいな問題でございます。そして全受験生の共通問題でもございます。
わたくしも何度も試験勉強を経験していますが、この「アレレ?!」がよくあって困るのでございます。
「アレ?!」と思うや、心中沸き起こるは疑心暗鬼でございます。
あんところはできとるやろうな、できるやろうなぁ、かくにんしとかなあかんなぁ、と前にやったところがどんどん心配になるのでございます。
この事態こそ、わたくしのいう「類は友を呼ぶ」でございまして、どんどん穴が見つかるのでございます。
そして、益々落ち込んでしまうのでございます。とはいえ、この疑心暗鬼はほおって置くことはできません。
疑心暗鬼は、ほおって置くと体重を数キロ減らしますので、さっそくの手当てが必要になるのでございます。
そこで、まずこの事実を思い出して欲しいのでございます。
すべて不安である、と。
究極的にいえば、全部、忘れる可能性があるんですから怖いもんなのです。しかし、今問題になっているのは、できていたのにできなくなったという、所詮は部分の問題なのでございます。
そこで翌日なんとしても時間を割き、できなくなった箇所のテキストを1章分、とにかく全部読み通してしまうのでございます。
さささーーとスピードもって確認す。なかばで止まらず。これは良いこれは不安、これは行ける、、、不安の種を空気を通して一掃するが如し。
不安は、カビの菌糸同様、放置すると必ず大きくなるので、小さいうちに退治するのでございます。
結局、不安に思いしことをリストアップせば『思った以上に少ないもの』でございます。
たまたまできなくなった箇所に当たったんじゃいかいな、と調子よく行くものなのでございます。
ま、ほんとに忘れて切っていたというなら、もう一度位置からやり直せばよいだけの話。
わたくしも「これまでも1からやってきた、もう一度やり直せばいい」と、『これからがはじまりです!』決意新ためしものでございます。
最後に、やり直しは『思った以上に』はやく終わるという体験を述べ、本日のススメを〆たく存じます。

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じたばたしたって

基本的に、じたばたしたところで始まらないものでございます。
「ああ、もうこんな時間!」と投げやりなってブウブウいってテキストを開くのは、子供のやることでございます。
「こうなったらしゃあないなぁ」と、湯飲み1杯の水でも飲む干すくらいの落ち着きは欲しいものでございます。ヤレヤレ。
ほんと、過ぎた事はどんだけ毒つこうが変わらないもの。
人が絡んだことだと、またアンチクショウと火に油を注ぐことになり、さらにお勉強のお邪魔虫になるのでございます。
まあ、ヤレヤレ、それじゃあこの時間で何ができるかいのぅ、と村の庄屋さんのように考えるがよかろうと思います。
これまでのわたくしの経験ではありますが、何かにつけてどたばたアセアセあちこちと、落ち着きなくやった事は碌デナシで終わったからでございます。
皿洗いは何かが欠け、遅刻のときは必ず重要な書類だけを忘れ、最後のオチは財布と机・ロッカーの鍵を忘れていたという塩梅でございます。くつした逆も当然だし、ときにはスーツの上を忘れてコートを着て行ったものでございます。
お勉強にも計画性は必要なのですが、この「計画性」、計画がうまく行かないときの修正能力も含まれていることにご留意いただきたいのでございます。
これあかんかったらどしようかね、の視点を持ってこその計画性なのでございます。
まあ、しゃあないな、どうせするだろう復習でも先取りしとくかな、と第1〜50問までの間違え問題でも見直して寝るかな、くらいの気持ちが計画の前提なのでございます。
なんにせよ、時間とは有効に使うべきでございます。
焦らないで何かをするだけでも、その時間は有効利用なのでございます。
どたばたまるで消化試合のようにこなすよりも、日を変えてやるほうが、スッキリして無用のストレスなきものと存じます。

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時に考えましょう

勉強を「しんどくなくする」には、どう「感じている」かを把握することから始まるのでございます。
イヤンなのは普通でございますが、どうイヤンなのかがハッキリすれば、すっと肩の荷がおりるのでございます。
勉強、とどのつまり机上の作業、もっといえば読んでるテキスト・解いてる問題を、「感じる」のが大切なのでございます。
考えても妙案は浮かばないものでございます。
考えてもたいがい通り一遍な結論、まあ恐らくは「必要だからやろう」程度に帰結するに落ち合うのでございます。
感じ・感触でよいのでございます。
しんどさの原因は、考えても特定できないからでございます。
どころか考えると余計に間違うもの。「AでB、Cゆえに、しんどいのである」という人には、早々お目にかかれません。浄土の人でございましょう。
イヤンな気分というのは、一種のサインでございます。
目くらめっぽう、ごり押しにしてもやる気は空回りするのものでございます。
イヤンを感じたら、うーん、どういうところがイヤなのかしらん?と焦点を絞る感じで思うがようございます。
「なんであの章はあんなにイヤなんだろう?」でもよいのです。
イヤな感情は何も恥じることはありません、それは何かあるというセンサーの反応なのですから。
どこぞ穴があったり、大事な何かを見落としていたりするものでございます。「ああ、これぜんぜん出来てないやん」とか「重要事項がぜんぜんだ」「あ、これ見落としてたからわからんのだわ」などなど。
やっていたときとは違う何かを見つけることにもなるのです。
イヤだなという感覚が不快なのは、それが特定できていないから。
特定できれば、あとでやればいいや、とか別に日を取って専念してみようなど、イヤさに対処できるようになるのでございます。
いやな感情をねじ伏せるのも勉強のひとつではありますが、素直に従ってみるのも方便なのでございます。

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