巨大な板チョコでした。
明治製18×25センチ弱の巨大な板チョコがあったのでございます。その大きさたるや、タオル1枚をひろげた面積をご想像くださればと存じます。
大半の人は、大きさで食べる意欲をなくすものでございます。
妹から頂きし板チョコでございました。お菓子のまるしげで、いつも大ビニル分のお菓子を買うを常にしている彼女でございます。彼女ですら食べなかった板チョコでございます。
この板チョコを、私は食べきったのでございます。その旨を話したときの彼女の驚きの顔が目の裏にこびりついているわたくしでございます。「よーくったなぁ!!」
親しき仲にも礼儀あり、兄妹は他人の始まりと申しますが、人として賛嘆されたのは初めてのことでございました。
別段、苦労し拷問のように食べたのではないのでございます。1ピース(消しゴム並の大きさ、約1.5×2センチ)づつ食べていっただけの話しでございます。
この板チョコ、本当は贈呈用に使われるようで、パーティーや飾り等に用途があるそうでございます。あまり食べる人はいないと、子供数人の家族持ちならわからんではないのですが、1人で食べきったというのはない話とのことでございます。
食べた本人としては、ムシャムシャと食べただけなのでございます。
要は、「少しづつならやれる」ということなのでございます。今は、一時に多くはできないが、少しならできるということでございます。
一時にできないモノは、少しづつやれば完遂できるのでございます。
3日やそこらでは、巨大チョコを食べることはできなかったことでしょう、毎日バクバク食べたらそれこそ見るもイヤになるのがオチでございます。
勉強も同じでして、苦手科目をガツガツやればさらにイヤになるものでございます。そしていやになったものを続けるのにどれだけ精神エネルギーの損耗やいかに?という考察に至るのでございます。
無理やりは、得てして破綻するものでございます。
一時に済ましてしまうのも、よっぽど心身ともに好調時でないと、ダメに終わるものでございます。
少しならやれるのでございます。少しやれたなら最後までやれるのでございます。
このような教訓を得、おなかポッコリになったことを後悔していないわたくしでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年4月3日 7:10 PM |
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心丈夫という言葉が好きでございます。
大丈夫、だいじょうぶ、ダイジョウブというよりかは、一段引きつつもシッカリ踏ん張っている語感があるからでございます。
カラダも酷使すれば衰えたり怪我、病気に至るように、メンタルもほおって置けばやはりよくないのでございます。
お勉強はその性質上、自家中毒といいましょうか内にこもりがちなのでございます。
ですから、見た目や日常の感覚ではわかりかねる面ございます。自分ではダイジョウブだと思っているものでございます。
ですから、合間合間に休息を取らずに無理重ねれば、どーんと揺り戻しが起きるものでございます。
通気の悪いジメジメした家の壁紙裏にカビがびっしり湧いて手遅れだ、かの如くになりかねないのでございます。
朝から働いて合間合間の細切れ時間をお勉強にあて、帰宅前後に勉強するというのが、一般的なスタイルかと存じます。
このような余裕のない生活を続けると、やはりあちこち痛んでくるものでございます。仕事に限らず、家事や育児子育てパート近所づきあい職場関係、学業サークルアルバイトといえども、同様でございましょう。
ですから月に1日は、完全な休息日を設けるべきでございます。
その日だけは、どんなに勉強が遅れていようと、なんであろうと、テキストに手をつけなければ、問題集に触れもしない日にするのでございます。
存在すら忘れる、ほどでございます。
弓矢刀鉄砲の戦国時代の武人ですら、和歌を詠み芸事を嗜んでいたのでございます。ギスギスした心にいかに潤いを与えたか、よくわかる気が致します。
髪の毛からつま先まで、すべての細胞が入れ替わるくらい休もうと思うわたくしでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年4月1日 9:42 PM |
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なんでもこんまいものというのは、しんどいものでございます。
細かな仕事は、細かいというだけでシチメンドクサが上がるもの。使用済み資料の整理・インデックス化など忍耐の極みでございます。
ですからわたくしたちは、細かい仕事の数々、伝統工芸品の仕事振りを見ては嘆息を漏らすのでございます。
さて、お勉強の定番たるテキスト、その文字はやはり小さいものでございます。お供の問題集も小さくて、もちろん解説もこんまい文字ときております。
細かい文字を見ていると、それだけで疲れるものでございます。
お勉強の疲労のほとんどは、目の疲れでございまして、あー疲れたなと思ったら顔をザブンと洗うなり、何かほかごとをするなり、目の周りをさするなどして15分ほど小さい文字から離れるだけで、グッと気力が回復するものでございます。
勉強に疲れてきますと、もちろん読解力も低下し注意力も散漫になるものでございます。目がピントをずらせようとしているのでしょうかのぅ、疲れとは生体反応かもしれませぬ。
お勉強が長引きなんだか疲れ、テキストや解説の文字が泳ぎだしたら、大雑把に大きく紙に書き出してみることを、オススメするものでございます。
特に効果があるのは、難しい箇所や難解規定でして、これらは大きく書き出すだけでぐっと理解の作業が楽になるのでございます。
小さい文字でグダグダちんたらこまっしゃくれで書かれているが故にむずかしい、ということが多々あるのでございます。
クレジットカードや銀行の約款なども、この「ちいさきは難しき」を応用したものでございましょう、まずあないなモンは理解できませぬ。
小さい文字で書かれしことを追うのに切れたら、ケツをまくって大きく紙に書き出してみるがようございます。
B5用紙一束なら、ホームセンターで200円あれば買える時代でございます。
「コレはコウで、こうなってんやろ。ほいでアレがここにかかってんやな、コレはアレやがな、アレでアーなってるじゃろう」と声に出しながら、半分キレながらやるとようございます、やってやりますよ、ああ、な感じで取り組むとよいでしょう。
ワザワザわかりにくく書きやがって、とブツクサ言うみなさまの姿が見えているわたくしでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年3月30日 7:24 PM |
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