独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

開く気力もありません

毎回、気が重いのが勉強というものでございます。
えいやと最初の一歩さえ進めてしまえば、あとはスラスラころころと回る小車のように勉強は進むものでございます。
しかしときには、開くのもイヤになるときがあるのでございます。
机の前に着座はしたが、テキスト・問題集前にして、しばし時が流れるときもありましょう。
まるで書けなくなった小説家のように、鎮座ましまし、アタマをカキカキしながらその日は終わるということもありましょう。
さすがにこうなると、かなり重症のスランプです。が、まあ、仕事や創作活動ではこうなるかもしれませんが、勉強ではここまで追い込まれないかと存じます。
追い込まれた方は、ちょっとの不調どころか絶不調なので、健康ドリンク飲み干すかてくてく歩くお散歩日課のメニュウに加えるかして、心身のリフレッシュを計るべしでございます。
やろうと思っているのだけど、やりたくないというダブルバインドは、時々遭遇するものでございます。
心身疲労ならば、ゆっくり寝てしまえばいいのでございますが、やる気が十分すぎて起きることもあるのでございます。
あれもやろうコレもやろう、あーしなくちゃこーしなくちゃ、問題集を確認しあのあたりを補強して、おっとテキストでワカラン箇所の確認を。。。というように、必要性を感じながら手と時間が足りず、どこから始めたらいいのやら、やる気はドンドン空回り、手をこまねいているばかりという塩梅でございます。
ことに調子がよくて、アレもコレもぽんぽんぽぽんと進んだ調子良きあと、この怪現象は起きるのでございます。
簡単にいえば、調子のよいときの作業量を勝手に今の時間にあてはめているのでございます。
コレぐらいできたから今もコレぐらい、てなわけでございます。
そうそううまくいくわけでもなし、こなせる量は徐々に上がるもので、一気にのびはしないのです。たくさんこなせるときがあったかもしれませんが、長くは続けられないのです。
ですから、なーーーんもしたくなくなったときは、量を減らすなり、やることを限定するなりして、自分のペースを再度取り戻さんというわけでございます。
好不調に惑わされず、自分のペースを守ることが長続きの秘訣だと思うのです。

(さらに…)

同じダメなら3度まで

基本的に同じミスはしてはならないのでございます。
一度犯したミスは徹底的に分析吟味し、二度と起さぬようにせねばならないのでございます。
しかし、人とは不思議なもので、気をつけて痛い目にあったのにもかかわらず、同じミスをするのでございます。
試験勉強でも同様、同じ問題同じタイプの出題に何度もころっと引っ掛かるのでございます。
「あ、またか、、、」とへこむのでございます。
思いは続きます、問題演習時だったから良かったけど、これが模試ならもっとへこんだろう、いや本試験時ではこのミスで1点に泣いただろう。。。と要らぬ取らぬ皮算用にまで及ぶのでございます。
ミスというのは、犯すべきではありません。再度同じミスなど言語道断である、と世ではいわれていますが、なあにタテマエでございます。
職種の適正というのは厳然とあるので、組織では配置転換が行われるのでございます。要するに、どう努力しようが変わらないものの存在を前提としているのが、我が社会なのでございます。
試験ではできるだけ苦手を作らぬが吉、点数の可能性を下げないためであります。
しかし苦手、いわばクソ苦手というのは厳存するのでございます。このクソ苦手の特徴は、克服せんとたくさんの時間労力を投下してもできるかどうかわからぬことであります。
クソ苦手かそうでないかは、キチンとした対処を3回やっても間違うか否かを基準にすればよいのでございます。
3回も間違うようなら、解けないのです。そしてできるようになるのは費用対効果からいって分が悪いのです。
できないからといって落ち込む必要はありません。ハッキリした「できない」というのは、欠点でも短所でもなくなるのでございます。
明確な情報のひとつになるのでございます。
この種の問題が出たら、一瞥だにせず次の問題に移れば数分数秒、余裕を持つことができるのでございます。
完全に無視することで、時間をかせぎをするのです。
最も無駄なことは、出来もしないことに時間を費やすことです。今の御伴侶以上の人を見つけるようとする努力と同様、甲斐なきことでございましょう。
無駄なら無駄、できないならできないで、キレイさっぱり未練なく捨て問にしてしまえばいいのです。遭遇したらラッキーナンバーで解答すれば、運も上向くと思うのです。

(さらに…)

やっぱりダメよ

花粉症の季節でございます。目のかゆみ、くしゃみ鼻水鼻づまり、不快感不定愁訴でお困りの方も多いかと存じます。
わたくしの花粉症はくしゃみに来るものでして、時々赤いものが混じるほどくしゃみを連続する次第でございます。
くしゃみ時には周りにツバよだれの類を振りまくことも出来ません。ハンカチ・ミニタオルを余分に持ち歩く日々でございます。もちろんマスクは買い占めました。
鼻は噛みすぎてひりひりで、リップを鼻に塗る程でございます。といえば、リップも塗りすぎると抵抗が弱まり効かなくなるとのことなので、わざとひりひりの不快感に任せることもある日々でございます。
やはり、絶不調というのがあるものでございます。これまでは、体力気力で凌いでいたものに抵抗できなくなるものでございます。
ある線を超えてしまうと、不調の波をモロに食らってしまうものです。
だんだん、奮闘しても甲斐のなきことに気づくのです。
そうやって体力気力を無駄浪費するよりか、通り過ぎるまで待たんという戦法に変わるのでございます。
絶不調時での無理は禁物なのでございます。通常の無理にはない影響があるのでございます。
絶不調で無理をするとあとで、必ず手ひどいゆり戻しがあったことを、気づいたからでございます。
変にトゲトゲしたりイライラしたりで、人間関係にヒビが入ることも多々なのでございます。
毎日は勉強だけしておけばよいものではありません。
生活の処々で「無理のゆり戻し」の影響は、出てくるのでございます。
絶不調時に無理をしても、そんなに実力が力がつくものでもなし。逆に副作用、妙にトゲトゲしくなったり気分が重くなったり仕事に精が出なくなったりするのは本末転倒でございます。
花粉症に限らず、心身の絶不調時には、勉強も先に進めなくてよいでしょう、今の実力を維持できさえすればいいでしょう。
試験日にあたったら不運だと思って次回に臨みましょう。
嵐の過ぎ去るまで待つのもひとつの勉強だと思うのです。この2〜3週間は犠牲にして、あとでがんばればよいと思うのです。

(さらに…)