がんばろう!と思うとカラダに力が入るものでございます。
力が入ると、当然カラダは硬くなるものでございます。
例えば、手首でございます。
利き腕の方の手首とそうでないほうの手首の柔らかさを実感して欲しく存じます。
くるくるくるっと、学生時代の体操のように回してみてください。
右手がすごく固まっており、痛いくらいではないかと存じます。
首もそうでございます。お勉強中は、知らず知らずのうちに、首の前面の筋肉を緊張させているものでございます。
首が凝ると肩が凝り、肩が凝りだすと背中が狭まると申します。
背中が狭くなると、息苦しくなったり無理な姿勢をとろうとするため、ますます疲れを感じるようになります。
話は変わりますが、勉強をしていると息が細くなっています。通常時の呼吸と勉強時のそれを少し見比べてみてください。
お勉強の姿勢は、幾分前かがみですので、肺が圧迫されて息がか細くなっても不思議ではないわけでございます。
さてさて、このようにお勉強は、自分の知らないところで疲れているのでございます。知らないので、回復させる労わるという発想がありませんから、どんどん疲労は蓄積されていくのでございます。
疲れないコツは、疲労を貯めないことでございます。
これしかありません。
まずは自分の体のうち、どこが疲れているかに意を払ってみてはと提案するものでございます。
なあに、なんたらマッサージやホニャララ健康法、カサンドラ器具などを使えというわけではないのです。
自分の体の変化を見逃さない、だけでございます。
なんでこんなトコが痛くなるのだろう、最近目がボンヤリしすぎている、などなどの諸兆候を見逃さない程度でよいのでございます。
個人的な事をいいますと、ペン字の練習中、字をうまく書く練習のときに腕の上腕が痛くなったのでございます。
今までにない箇所の痛みでしたので、焦ったものでございます。そうこうしていくうちに、姿勢がヘン、ずれている、微妙な力が入っていることの発見に到ったのでございます。
力を抜こうとして、逆にヘンなところに力が入っていたわけでございます。
それに気づいてからは、応じて、作業もラクになっているところでございます。
お勉強というものを単に頭脳だけの作業に留めず、アタマからだ全体から見れば、発見や突破口が見つかるのではないかと存じ上げる次第でございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年5月25日 7:24 PM |
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内面、てな事を言い出しましすと事のほか、深そうなテーマかしらん、と思われでしょうが、もっと単純でございます。
勉強というのは、ときにやりたくなるものでございます。
やりすぎた後で訪れる、燃え尽き症候群以外にも、やりたくなくなるものでございます。
周期的に誰だって、「やりたくないなぁ」という気持ちを、押さえ難くなるのでございます。
勉強をしたくないなぁ、気乗りがしないなぁと思うようになったのは、実のところ、ほかのことをしたい気持ちと表裏一体ということに他ならないのでございます。
ときに、この「ほかにしたい何か」が、実にいい気分転換に成ったり励みになったりするので、無視しておけません。
「ほかにしたいこと」が、ググッと勉強に本腰を入れるきっかけだったりするのです。
やりたくねえなぁとおもいつつ、ワインをがぶがぶやってたら、フト昔のアレでアレな事思い出し、「へへ。。。こんなことで、負けられない!」と明日のジョーのように燃え出すこともあるのでございます。
勢いというものは、必ずございます。それは、人為で何とかなる勢いと、どうにもならない勢いという、ふたつがございます。
前者は、自分で発破をかけたり、自己管理を厳しくするなり、飴とムチを使うなりして、人工的に作り上げる勢いでございます。
対して、後者は、どんなに自分から気合を入れようとしても、うんともすんとも行かない勢いの事でございます。
強さは、後者の方が大きいのです。
勉強というのは、淡々がベースでございますが、ググっと実力が伸びだす時期があるのでございます。
このグンと伸びるときのはじめになるのが、「ほかにやりたいこと」であったりするのです。ドカーンとくる。
やりたくないなぁ、と思うようになれば、ほかに何をしたいのかを知ることでございます。「ほかの何か」の方に何かを感じるなら、そっちに身を委ねるのもよいのでございます。
ときに、〇〇がしたいと思えども、勉強を代替としてやってみると、つまらなさを如実に感じ、以後、それにて時間を浪費することがなくなったりします。夢から醒めたように、「つまらんことしてたなぁ」とキッパリ悪癖を絶ってしまうこともあるのです。
「勉強を嫌がる」のは、100%悪いことではないのでございます。それは、その気分の裏深いところで、何かの変化を生み出す可能性のあることを、ご理解いただけたらと思います。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年5月25日 11:49 AM |
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基本的にお勉強というのは、バカだからできないというわけではないのでございます。
日本語の読み書きさえできれば、あとはその試験の要求する物事をコツコツとおさえていけばいいのでございます。
勉強ができないというのは、アタマの良し悪しではなく、性格に準ずることを理解すると、一層自分の落とし穴がわかるのでございます。
お勉強にあわない性格は、ナマケモノでございます。
お勉強に求められる力は、はっきりいえば、計画力と整理整頓する力でございます。
ナマケモノというのは、このふたつに全く相反するのでございます。
試験勉強というのは、長丁場になりますので、計画性がなければ最後まで遣り通すことができません。
『この日までにテキストを終わらせて、問題集の復習を始める、おっとこのあたりでだれるだろうから、完全休息日を設けておこう、としたらこの日の前後はもっと根を詰めて休みの日を拡大して、ちょっと小旅行にでも行こうかしら。。。」などなどと、考えられるかどうかでございます。
まあ、これは極端な例ですが、勉強というものを今日・明日だけのものと考えていなければよいのでございます。
整理整頓というのは、自分が憶えやすいよう、理解しやすいように考える事でございます。
テキストというのは一応の整理がついていますが、それだけで憶えるなんてできない相談でございます。
テキストは、試験に出る事を網羅しているだけなのでございます。わたくしたちは、「自分」の力に応じてこれらをマスターしてゆけばいよいのでございます。
「コレは頻出、コレは過去問にもでていた、これはよくわからんので飛ばす」など、自分の出来不出来に因り並び替えたり置き換えたりしているものでございます。
勉強の過程とは、自分の実力に準じて、テキストを『整理』しているものなのでございます。
部屋の掃除はできないけれど、車だけは丁寧に洗う人なら、十分な素質がありです。きちょうめんさを拡大していけばよいのでございます。ケイタイのアドレス管理だけはシッカリする人なども同じく。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年5月24日 10:10 AM |
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