独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

ゴチャつきが気になって

お勉強しようとしたら、まわりの散らかりようが気になることが、よくあるものでございます。
整理整頓と、口やかましく言われた方々が多かろうと存じます。
机の上はきれいにしておく、道具はすぐ取れるようにしておく、文具の類は取りやすいところに置く、といわれたものでございます。
理由はやはり、何かをやらなくちゃと思いながらの作業は、心底では逃れたい、そこで普段なら気にもしないものを「意図的に気にし」、その作業から逃れんとするものである、と考えるのでございます。
落ちた髪の毛、クッキーの食べかすなど、普段の大雑把で大味な自分からすらば、まなこの端っこにも登ってこないものを気にしだすのでございます。
人間というのは、知覚を操作できません。見たものを見たものとして、聞いたものは聞いたものとして、一端は受け取ってしまうのでございます。
朝一でごみ収集所の散らかりようを見れば、それだけで1日気分が悪いものでございます。
お勉強をしだして、回りのごちゃごちゃが気になるようでしたら、気ならないように小ぎれいに整理するしかないのでございます。
それをガマンして「集中集中」とするよりかは、さっさと型をつけたほうが賢明かと存じます。
アレはコッチに、コレはアッチに、お、鉛筆はここに置くととりやすい、ペン類をまとめて入れる箱はなかったかしらん、お、クッキーの缶発見、お、ハーブティの空き缶はペンを刺すのに向いている、などなど、工夫を重ねるのが一番なのでございます。
実際のトコ、勉強というのも一種の整理整頓でして、「コレはよく出る憶えよう」「全く無視する問題だ」「忘れちゃいけないことなのに」などなど、試験の重要性に応じて整理をし、整頓を重ねているのでございます。
整理整頓は、お勉強と全く関係のない作業ではないのでございます。
よき職人の仕事場を、一度、観察してみては、よく仕事のできる人の机のまわりを見てみてはと、ご提案するものでございます。

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よく眠れてますか

やはりですよ、夜寝る前にお菓子を食べると胃がもたれるんですね。
深酒が体に悪いのは、同様、深夜の飲み食いは内臓が休まらないからでございます。
結構の量を食べて飲むもの。缶ビール3本飲めば、1リットル以上の水分を取っているわけで、牛乳パック1本分なワケでございます。
ぐうぐう寝るときには、カラダもアタマも「働かさない」ようにするのが、健康的なのでもあります。
お勉強も、寝る前ギリギリまでがんばりすぎるとと、うまく寝付けなくなるのでございます。
これは一般論でございますが、思考というのは次の新たな思考を呼ぶのでございます。
考えるkとは、一種の「種」とお考えくださいまし。一端、地面に落ちると根を張り葉を伸ばしてゆく姿をご想像くださればと存じます。
種の中でも特に、怒りや嫉妬、羨望、妬み、不安は、次から次へと考えを生み出し、止まらなくなるものでございます。
こうなると眠れませんし、ろくな事を思いません。世に「夜に考え事をしない」というのは、理のあることなのでございます。
お勉強を、夜ギリギリまでやるのは、結構なのでございます。
しかし、何をやるかということでございます。
単的にいうと、夜寝る直前まで難問に取り組まない、ということでございます。あれやこれやとアタマをひねらないことです。
思考は思考を呼びますので、いざ布団に入っても、眠りに入れないアタマの状態になってしまうからでございます。スイッチが入ったと申せましょう。
寝る時間が近づいたら、さっと難問は切り上げて明日の課題にまわし、『クソ暗記・丸暗記・泥暗記』をするのでございます。
暗記ほどアタマを使わないものはありません。ブツブツおんなじことを唱えるか、書くなどしてアタマを「思考可能覚醒状態」から遠ざけてしまうのです。
暗記行為は、眠りを誘引します。
最近寝つきが悪いな、と思ったら、それは夜遅くの食事のような、ちょっぴり不摂生なお勉強の時間割になっているのでございます。
思考にも消化不良があるのでございます。

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極度に疲れない

お勉強というと、アタマの良し悪しに目が行きがちでございますが、大事なのは体調管理なのでございます。
体調管理、と聞くと兎角に、健康法かしらんと気が向いてしまう私でございます。
しかし昨今では、「疲労管理」と読み改めているのでございます。
先だって申しましたススメでの「1日2リットルの水を飲む」なる健康法も、実をいうと、水を飲んだほうが体が楽になる、疲労が取れるが故に採用した次第なのでございます。(そもそもの発端は禁煙対策だったんですが^^)
水を飲むと老廃物が出されるのでしょうか?、カラダの芯から疲れる感じの内臓の重みがなくなった感じております。快便快食、何を食べてもおいしく朝はトイレに一直線。
われわれは、数ある健康法を追い求めるより、単に自分の疲労に敏感になったほうが効果があるのでございます。
カラダにイイ、というよりかは、疲労が取れることに重きを置くべきなのでございます。
疲れているのに、無理して勉強をする、まあできても1時間強でございましょう。
それに対し、自分の疲労に敏感であれば、リフレッシュ機会を設けるゆえに、30分程度の勉強しかできないかもしれません。
とはいえ、前者は永遠に「1時間」しかできません。そして疲労が蓄積しいつか爆発します。模試で結果が悪ければ、問題集をやり直してできてなければ、イヤになってやめることでしょう。
後者は、30分の勉強といえども、潜在的に多くの時間を含んでいるのでございます。
疲れが軽い、というだけで、「30分」の勉強を2コマ3コマ増やしていけるのでございます。そして、明日あさってまでも続けることができるのでございます。
蓄積された極度の疲労は抜くのに、時間がかかります。能力も落ちます、勉強の効率も落ちます。
ほどほどに疲労を抜きながら、これはつまり多少のサボリを含むのですが、自分の生活に適した勉強をなさるようにご助言する次第でございます。

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