独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

問題のうまみ

問題というのは、すべてが同じではないのでございます。
問題によってランクがあるように、等しく同じ調子で問題は出されないのでございます。
たとえば、捨て問の存在がございます。誰にも解けないように重箱の隅をつついた問題でございます。
この種の問題のときは、一瞥して適当にマークして気分を切り替えて、次も問題に当たるのが「正解」なのでございます。
捨て問にアレコレ時間を使わせ、その他の問題を解くのを邪魔するのが、出題の真意なのでございます。点数の有無は関係なく、引っ掛からなければよいのでございます。
そのほかにも例えば、確認だけの問題というのもありますし、問題集でそれにあたったときは、ぱっぱと解法なリ解説なり、解き方を確認しておけばよいのでございます。
そしてもちろん、悪問あれば、何度も解く価値のある、良い問題もあるのでございます。
価値のある問題は、何度解くべき問題でございます。この問題を解くことで、試験に必要な重要事項や頻出事項、出題のパターンなどが汲み取れる問題でございます。
問題には、「ウマイ問題」とまずいそれがあるのでございます。
ウマイまずい、いわずに食うというのは、お食事だけ、奥方の御料理だけでよいでしょう、たとえそれがまずくてもウマイというのが、本道。いわないとさらにひどくなるのです、それで上々なのです。
っと、問題にはウマイのとまずいのとがあります。わたくしたちには、時間が余りありませんから、まずはウマイ問題だけを解いていけばいいのでございます。
問題集・過去問に限らず、全部を満遍なくやるのは、結果的にそうなっていればよいだけでございます。最終的に解いておけばよいのでございます。
まずはおいしいものだけ頂いて、あとでまずいものに箸をつけても全く遅くないことをここに断言しておきます。

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さらにのんきに

「わからないなぁ」と嘆く事は、お勉強の日常でございます。
試験は暗記と記憶が勝負ですが、理解できたものでないと憶えられないものでございます。力づく出憶えるというのは、直前期の1ヶ月くらいしか効能がないものでございます。
無理やりの棒暗記丸暗記はなにしろ、効率が悪い。憶え難いし忘れるし、徒労ばかりがオチでございます。
お勉強とは、やはり、理解重視で行くべきなのでございます。安定的に勉強の成果を積み上げることができるからでございます。
理解重視といいながら、さて困るのは、「わからない」事をどうするかでございます。力づくの丸暗記なら、わかるワカラナイも飲み込んでしまえばいいのですが、それだと忘れてしまう。
それでは、理解重視、しかし、わからない、、、とループしていくのでございます。
「わからない」には特効薬がございません。
無理やり考えるのでなく、ちょっと待ってみましょうというわけでございます。
うーーんと首をひねっても、わからないのです。
わからないに遭遇したら、こみかめをぎゅっと手のひらでおさえて、ごしごしこする位の余裕と間が欲しいものでございます。
目の周りをなぞってみるのもようございます。目の疲れも取れるので、わたくし、よくやっております。
鼻筋に沿って、ごしごしマッサージをすると、鼻の奥からすっきりする感じがします。
忘れてはいけないのが、首の付け根。重い頭を支えているのは、首の筋肉でございまして、疲労するものでございます。
ネコを撫でるかのように、首をもみもみすると、これまたスッと肩の荷がおりる感を得れるかと存じます。
わからない、のは、そのくらいの間を持って考え初めても遅くないのでございます。
ワカラナイの最たる原因が、即反応だからでございます。
「あ!わからん!」となりだすところで、思考の糸はグルグル巻きにこんがらがっていると思し召されたく存じます。そのまま進んでも、混沌に輪をかけるだけ。
ちょっと間と余裕を持っても、別段、悪影響はございません。
今は本試験でもないのですから、気負いこむことなんてないのです。
気負うとさらに、見落としや前提を取りこぼし、さらに事態が悪化するのでございます。
わからないには、さらにノンキに、でございます。

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やってでかける

お勉強とは、楽しくて楽しくて仕方のないものではございません。
やはり、ある程度重荷でございますし、続けることが苦痛になることもあるのでございます。
ついつい、机に向かう足取りがズッシリ重くなることも、受験生の共通現象なのでございます。
疲労の蓄積がピーク、精神的に私生活が追い込まれているなどなど、特殊な状況は除いて考えますと、わたくしたちの認識とは、不完全なものなのでございます。
日々のお勉強のトータル8割は、やってみたら、やり始めさえすればできてしまうのでございます。
お勉強の途中で、「あーもうだめ、めんどくさい!!寝る!」といってブチ切れるというのは、まあ、年に数えるくらいでございまして、やりさえすれば、するーとある程度の作業をこなすことができるのでございます。
ダイエット中だからといいつつも、一口食べれば大袋を空けてしまうのと同様でございます。その一口で始まる饗宴なのでございます。
お勉強とは、それ自身より、やる前、やり始める前まで気持ちが大変なのでございます。
やる始める前は、実際より3倍くらいの重さを感じているのでございます。事実、そんなにしんどいものでもないのに、重さを如実に感じているのでございます。
勉強後に崩れるように倒れる、横たわる、なんてこともそうなく、少しスッキリしてテキストや問題集をとんとんと整理しているものでございます。
お勉強に重さを感じ出したなら、少しでも進めておく姿勢が大切になってきます。
たとえば、朝に少し時間を取って勉強してみる、前日に15分程度でできる問題やテキストのページをピックアップしておく。
たとえば、仕事の帰りや買い物帰り(生物買うなら買い物前^^)など、おなじく15分程度の勉強をしてみる、といった塩梅でございます。
昼は軽めに、間食を取ることにして、昼の時間を確保してテキストの見直しをするのもいいでしょう。
少しでも進めておくと、気が実に楽になるのでございます。ごとんと重い歯車が回るかの如くの進展振りを感じるのでございます。
ちょっと勢いがつけば、ぱっと取り掛かれるものでございます。
少しの水で涼しさを演出する打ち水を忘れないようにしたいものでございます。

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