| カテゴリー: 過去のススメ |
お勉強というのは、アタマを使うものでございます。
そして、お勉強の時間には、得てして手の空く夜になってしまうものでございます。
お勉強をすると、アタマが回転しだすので、血の巡りがよくなります。脳みそに酸素や糖分を送って、テキストや問題集を解くというわけでございます。
ご飯を食べてぼうっとしているときは、胃袋に血が集中しているものですから、アタマが動かないというわけでございます。
さて、不眠症でございます。
アタマを使う、そして夜、このふたつから勉強による不眠症候が現れやすくなるのでございます。
わたくしも一時期、不眠症にかかり寝付けなかったのでございます。何度も何度も、寝返りを打ったものでございます。
わたくしのパターンとしましては、勉強でアタマを使う→ヤレヤレと、勉強終える→床に就く→アタマ休まる→休憩完了!思考状態OK、となってしまうのでございました。
横になったことがアタマの疲労回復に繋がり、逆に冴えてしまうわけでございます。
グウグウと寝るどころか、らんらんと目が醒めてしまうのでございます。寝なきゃと思うが目がランランなのでございます。
アタマが覚醒し眠気もありません。そうすると、ろくでもない事を考え始め、さらに眠れなくなるという悪循環でございました。
こうなった場合は、生活と勉強の関係を見直すようご助言いたします。
もちろん、一般的な不眠対策もとります。夜6時以降はカフェインをとらない、コーヒー紅茶を飲まない、飲むなら番茶と、飲み物に気をつけます。
夜遅くまで勉強をまわさないようにします。アタマを使う事は夜遅くまでしない、朝にまわす。夜の寝る前になったら、単純作業の暗記に使うなどなどでございます。
「寝る」ことに配慮しながら生活を少しづつ変えることで、不眠状態は改善できるとご助言する次第でございます。
夜考えた事は、まず、ろくでもないことばかりだし、アレコレ思い悩んでも、解決法が出るものでなし。
お勉強というのは、どうしても夜にアタマを使って覚醒させてしまいますので、寝付けないなど不眠の症候が現れだしたら、早めのご配慮をと存じます。
夜は寝るもの
2007年6月7日 7:47 PM
★みんなとシェアする