独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

肩こり

お勉強とは座業でございます。
長時間座っての作業のため、どうしても肩が凝ってくるものでございます。
肩こり対策は世に流布されており人口の膾炙、多くを語りませんが、以下は、個人的に肩こりが軽くなったお話でございます。
わたくしも肩こりには悩まされた口でございまして、揉んだり張ったり塗ったりしたものでございます。
学生時代に習ったストレッチをしてみました。
筋力トレーニングで肩部の筋肉を強化してもみたものでございます。
しかし、やはりはかばかしくないのでございます。
そんなある日、肩こりは首からくる、という文言を農協にあった雑誌、家の光にて目にしたのでございます。おお、なるほど、と思ったわたくしはさっそく家に帰り、鏡を覗き込んだのでございます。
というのも、まえまえから少し首が歪んでいるのに気づいていたからでございます。右に少しだけ傾いているのでございます。
首の歪みが明確になったわたくしは、なぜ首が傾くのかを分析したものでございます。
至った結論とは、先だってのススメでも申し上げました、照明・光量の問題でございます。
照明が暗く、目が疲れる。それでもやろうとする、だから、首を少しかしげて光度を得ん、または目の疲労部分を労わろうとしているのでは、と推定したのでございます。
スタンドの追加、蛍光灯の取替え、部屋の灯のワンランクアップを計ったところ、徐々に改善が見られました。
オウムを乗せたほどの肩の重み、コリが和らいだのでございます。
現在、完治とは行きませんが、文鳥が乗ったくらいの重みで日々、生活できてございます。
「肩」の病は、実は、肩に原因があるのではなく、何らかの結果であると考える次第でございます。
どこぞに原因があって、それが「肩」に現れただけであると考えるものでございます。
わたくしの場合は、部屋の暗さ、光量の不足にあったわけです。
肩こりにお悩みの肩は、視点を肩から外し、肩以外の何かに原因を求めてみれば改善するかも知れぬ、という提言でございます。
整体やなんやらに通ってもちっとも効がない人は、いちど、我が身の生活を突拍子のない所から見ると、原因がわかるやもしれませぬ。
肩こりは、もしかしたら異常に個人的な原因に由来するかもでございます。

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1円からは数えない

当たり前のことでございます。
財布にお金がいくらあるか調べるときには、まず1万円札から数え始めることでしょう。
皆々様方は、なじみの1万円札を数十枚ほど数えてから、ほとんど使うことのない5,000円札や滅多に触れることもない1,000円札を数えだすかと存じます。
小銭の勘定でも同様かと思います。
500円玉を数え、100円玉を数え、50円、10円と数えていって最後にようやく、5円や1円を数えだすことでしょう。
大から小へ行くのが、自然でございます。
これが逆に、1円玉から数え、5円に進み、10円、100円と数えだす人は、そう居ないかと考えます。やはり、不自然でございますから。
お勉強も同様でございます。まずは、大から小でございます。
なんにも予備知識もないのに突然、テキストの細かいところまでおさえようとするなんて無茶でございます。
先ほどでいえば、1円玉から数えだすようなものでございます。
まずは、章なら章、節なら節、項なら項での重要事項・頻出事項をおさえるのが先でございます。先程の例からいえば、1万円札・5,000円札にあたるものでございます。
お勉強というのは、繰り返しが基本でございます。
ですから、1回あたりのお勉強などは6割程度の理解、良くて8割でよいのでございます。
数回の学習によってマスターするものでございます。
最初から完熟100%を目指すとどうしても、細かい1円玉知識までおさえなくてなならなくなります。
そうすると、1円・5円の小銭と万札の両方に目がいってしまいます。
気にしないといけないのは、万札でございましょう。
どころか中には、1円や5円硬貨を大事にして、万札たちを重視しなくなる人もおられるのでございます。

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暗いとしんどい

自分にとっては常識と思っていることが、そうでないときがよくあるものでございます。
先だって、友人宅に遊びに行ったことでございます。
その友人、電気系の資格を取らないといけないらしく、数年ぶりの勉強とのことでした。
愕然としたのは、部屋に入った瞬間でございます。
部屋のつくりは、よくあるワンルームマンション。独身ゆえに、テレビ・DVDもええのをもっております。
よくあるように、テレビの前に座卓がございました。冬こたつ、夏つくえという、こたつ兼用机でございます。
そこで彼は、お勉強をしていると見受けられました。こたつ机の上は、タバコの吸殻と空き缶、そしてテキストと問題集が重ねられておりました。
それを見たわたくしは「暗いナァ」と呟いたものでございます。独身者の侘しさからではございません。
照明器具が、蛍光灯だけだったからでございます。
暗い部屋ダネ、そのひと言に尽きたのでございます。
友人にこう聞いたものでございます、「勉強、疲れるやろ」と。
もちろん返ってきた答えは、イエス。ついついテレビを見てしまうだろう、と聞くと、これまたイエス。
さもありなんとの感を持った次第でございます。
お勉強で最も酷使される器官は、目玉でございます。脳みそではございません。
目が疲れると、やる気は急激になくなるものとお考えくださればと存じます。
やる気がなくなるから、ついついテレビに手が伸びるのでございます。
部屋の蛍光灯は、明るいように見えますが、文字を追うには光度が絶対的に不足している事実にお気づきくださればと存じます。
ちなみにわたくし、お勉強の机には備え付け型の照明と持ち運び可能のスタンドのふたつを、併用してございます。
照明には、多少、気をつけてございます。
部屋の蛍光灯だけの勉強なんて、スグに疲れるものでございます。
アタマが悪くなったナァ、集中力がなくなったナァ、記憶力がなくなったナァとその友人はぼやいておりましたが、原因は光量不足による目の疲労、といったところでしょう。
最近では、スタンドもグッと安くなっております。ホームセンターの照明コーナーには、こんなものまで!という届かぬところにも光をもたらす器具が所狭しと売っております。
小さなスタンドも売っておりますゆえ、勉強環境の光の問題についてもご一考くださればと存じます。

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