現代社会は、時間との勝負といわれております。
ジャストインタイム、ドッグイヤーなどという言葉が一時はもてはやされたものでございます。
また新たに同じような言葉が生産され、そして消えていくことでありましょう。
ますます、わたくしたちの世界では時間が貴重になっているのでございます。
現代社会のビジネスは、顧客の満足を得る、または、お金を獲得するというよりかは、「お客様の時間」をいかに有効利用、活用できるかにシフトしてございます。
たとえば、飲食店。これまでは料理の味だけでよかったのです。
しかしいまや、店のコンセプトはナンダの、揃えているワインはナンダの、内装が演出する空間、音楽の選曲、シェフの人柄等々、トータルでお客様がどう時間を過ごされるかに、力が注がれているのでございます。
時間奪還ビジネスとなっているのでございます。
それなのに、ここに多くの現代人の時間をスポイルするものがございます。
実に身近にございます。そう、「プログラム→(アクセサリ)→ゲーム」の彼らでございます。
敢えて擬人化したのも、意味があるのでございます。
彼らは別に、自己主張をするものではないのでございます。ひっそりと、パソコンの片隅で息づいているのでございます。
しかし、そのパンドラの箱を開けるや、15分30分は平気で費やしてしまうのであります。それが1日何回もあれば、実に恐ろしい時間を投入していることになるのでございます。
また彼らゲームには、心地よい疲労があり、その上、心地よい達成感まであるがゆえに、困ってしまうのでございます。
疲労感と達成感、そして満足感の絶妙なブレンド、これこそパソコン内臓ゲームのおぞましき実体なのでございます。
人間、快楽には弱いものでございます。実のところ、そこそこの楽しさ、達成感、疲労が揃うと、簡単に中毒に到るのでございます。
面白いかといわれれば、それほどでもない。つまらないのかといわれれば、そうでもない。お金を出したいかといわれれば、そうでもない。タダである、最初からある。
実に、実に多くの面でバランスのとれた、彼らゲームどもよ、と申せましょう。
危険極まりないと申し上げることができます。一種のウイルスに近いものがございます。
彼らは、空いた時間にふっと滑り込んでまいります。
一層の注意をば、と申し上げる次第でございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年10月11日 7:43 AM |
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やはり、ある程度、自分のやるべきこととやることを把握しておくべきなのでございます。
テキストと問題集を開いて、さて今日は何をしようか、では遅いわけでございます。
というのも、何も予定も計画もないところでは、疲れていたらそれでお仕舞いで終わりです。
「あーなんかめんどくさいな」と、お勉強はスグにどこか遠くへいくのでございます。恋心。
「ちょっと疲れたな」と、ぶっちゃけ軽くお酒を飲んだり、ぽてちのビッグサイズを食べ、いい気分で眠たくなって、お勉強をサボるといった塩梅でございます。
無計画は、急用や用事にも弱いのでございます。ドタバタして、あっという間にお勉強は意識の蚊帳の外に追いやられるのでございます。
お勉強の計画は、単に作業分担の表ではないのでございます。
計画があるとペースが配分が可能でございます。
今日は忙しかったので、今日の分はあさってに回そうなどなどと考えることができるのでございます。
また、追い込みをかける事ができます。今日の予定のうち、テキストだけでも読んでおこう、問題集だけでも解いておこう、先には進めないが、復習だけでもやっておこうと思うことができるのでございます。
「思えるか」「思えないか」は、実に差が生じることに意を留めてほしく存じます。
計画があらかじめあれば、少しでも動くことができます。これを全受験期間で考えてみてください。
どれほど大きな差が出来上がるか、というわけでございます。
やはり、勝つべくして勝つ、には計画が必要なのでございます。
行動を形作るのが計画なのでございます。無計画では、あっという間にお勉強はゼロと化すのでございます。
買い物メモの要領で結構でございます。今日と明日は、あのあたりをしようかなと、くらいから計画をたててみればと思うのでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年10月10日 9:41 AM |
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要は、気の持ちようなのでございます。
多くのことをやらねばならないときこそ、ちょっとを確実に仕上げるのでございます。
100のことを憶えないといけないときは、まずは5から、10から憶えるのでございます。
100を100やろうとすると、気が急くばかりでございます。
やってもやっても、終わらない感じがしましょう。終わりが見えなければ、だいたいイヤになるものでございます。
そこで、100あるのなら5だけ選んで、残りはばっさり捨ててしまうのでございます。残りは意識しないのでございます。
配偶者との過ごし方と同じでございます。お互いに、5のいいところだけ見て、95は見ないようにするのでございます。互いに悪いところだけなら、せめて良い部分だけ見ようではないかという試みでございます。カチンとくるけどな。
まあ、とにかく5の部分だけをしっかりやるのでございます。
不思議な話がございます。
数社のサラ金、複数のカード会社から借金をした人がおります。
そこで借金を整理したのでございます。借入先を絞って1社だけしたのでございます。
しかし、面白いことに借金の総額が増えていても、支払い先が1社になっただけでスッキリすると申します。
状況は悪化しているのに、やるべき相手、立ち向かう相手がひとつになっただけで、復帰の兆しが生まれるわけでございます。
わたくしたちも、この例と同じ理をいくものでございます。
100のうちの5でもきちんと仕上げると、あと95残っていてもスッキリするのでございます。
少しでもゴールに近づくと、やる気が沸いてくるのでございます。
5済んだらまた次の5だ、と新たに取り組んでいけるのでございます。
5できたのであれば、再度、5できることでありましょう。そうすると、全部で10済んだことになります。
アラ残りは90、1割済んでしまったことになります。
1割済ますとだいたいの要領というかコツがわかってまいります。
5で手一杯だったのにも余裕が生まれます。
5のところを6してみよう、7に増やしてみよう、という話になるのでございます。
これを繰り返すと、気づいたら、終わりはもうそこ、という塩梅でございます。
終わりに近づけば近づくほど、処理のスピードは加速されていくのでございます。
二進も三進もいかなくなったときこそ、作業を限定するのでございます。
各個撃破と申します。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年10月9日 10:56 AM |
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