独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

夜は考えません

世の中、考えても仕方のない事はたくさんあるものでございます。
考えたところで、どうしようもないことは多々あるものでございます。
お腹まわりなどは、どう考えても、考えただけではへこまないものでございます。
髀肉之嘆、出るのはため息ばかりなりでございます。
考えることなど少しでよいのでございます。
考えればよくなるというのは、幻想でございます。
考えればよい、というのは、一種の狂言でございます。
特に夜には考え事をしないことでございます。何ひとつ解決に至りません。
夜だからこそ、悩みのタネは育つのでございます。
朝は誰にも悩みなどないのでございます。
朝の忙しいときにアレコレと悩むことなど、長い人生で十指に足りないのではないでしょうか。
「夜に考えごとをするな」は、生活の知恵であると思います。
夜、書いたラブレターは読めたものではないと申します。
同様、夜にアレコレ考えたことなど、ひとつも役に立たないし、実行可能でないし、取り越し苦労だし、現実遊離の空理空論だし、何ひとつ資するものはないのでございます。
お勉強はどうしても、夜にやることになるかと存じます。
先ほどからいいましたように、夜というのはあまり考え事に向かないのでございます。
考えてもひとっつもわからないときがあるものでございます。
こういうときは無理をせず、朝か昼のアタマが活発に動くときに回すべきでございます。
難しいことの突破は、朝か昼が多いと個人的には思っているものでございます。
夜は、公式や重要語句の暗記など、復習にまわすが1番よいかと存じます。
暗記や読み直しといった単純作業をやれば、アタマがグッタリしてよく眠れるものでございます。
また、朝・昼に難しいコトをやれば目が醒めると来ております。
うまくできているものでございます。

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甘さに甘えない

独学では、間食を薦めるものでございます。別段、わたくしが甘いものが大好きだからというわけではございません。
独学で試験勉強を続けるときに大切なのは、楽しみだからでございます。
根を詰めて勉強しても、明日からイヤンになって机に向かうのを躊躇するようにでもなれば、平均すればトントンの勉強になるからでございます。
気合を入れてがんばった分、精神エネルギーの浪費でございます。
気合が入るのは全受験期間中、限られております。
これ!という佳境のときに気合を入れたいものでございます。普段のお勉強のときには、気合は要らないことでありましょう。
要は、独学ではいかにして長くお勉強を続けられるかに眼目を置くのでございます。
そのためにお菓子があるのでございます。
しかしながら、お菓子には厳密に守らねばならない鉄の掟があるのでございます。
それは小皿に盛ることでございます。
昨今のお菓子は、「食べ切り」サイズが多くなっているのでございます。そこはかとないボリュームなのでございます。
ついつい、食べてしまうのであります。ですから、ガチで太るのであります。真っ向勝負で太るのでございます。
お腹がポッコリしてきたら、それは間食太りでございます。酒の太り方とは違う太り方をするのであります。
クッキーなどは実にカロリーが高く、食べ切りサイズだからといって油断すると即、1日のカロリーは5,000kを越えてしまうのでございます。
食べ切りドーナツ、食べ切りカステラ、食べ切りあんころもちなどは実に危険でございます。
お菓子を袋のままから食べだすと、最後まで食べきってしまいます。これくらいなら、といってラストまで突っ走るのでございます。
ですから、小皿に盛って小分けしてしまうのでございます。
強制的に食べる量を減らしているわけでございます。
ついつい、あっという間に食べきってしまう昨今のお菓子事情を甘く見てはなりません。
体重計に驚いたわたくしでございます。

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アタマの掃除

テキストや問題集というのは、難しいものでございます。
これらは基本的に読むように作られておりません。
難解すぎるし、専門用語は多いし、文章は長いし、はっきりいえば落第点の日本語で書かれています。
しかしそれに付き合わないといけないのが、試験勉強というものでございます。
人間は環境の生き物と申します。
環境とは、衣食住だけではありません。空気や音やにおいや、周りの人がどんな人かで変わってくるものでございます。
旦那が暗いと、えてして奥さんもだんだん暗くなってきます。
奥さんが酒豪だと、飲めない旦那も飲みだすものでございます。
夫婦の好物も同じになってくると申します。あなたが脂っこいものや肉類が大好きなのも、実は配偶者の影響だったのですよ。
だんだん、互いに相似通ってくるものでございます。
夫婦も犬も似てくると申しますが、お互いに顔を付き合わせるため、やはり環境の生き物だと納得する次第でございます。
試験勉強は、テキストと問題集と、顔を毎日合わせるものでありますから、どうしてもこれらの影響を受けてしまうものでございます。
影響というのは、日本語が難渋になるのでございます。
だんだん、書くものや考え方がテキスト・問題集のような難解な日本語になってくるのでございます。
法律系の資格をお勉強の人のメールなどは、法律っぽい文章で愕然とするものでございます。
理屈っぽくなって、結論を先延ばしにするような話し方、書き方になったならアタマの大掃除をしなくてはならなくなります。
読みやすい「読み物」の出番でございます。
難しいのは程ほどにして、読みやすくて楽しいものを探しては読むことをオススメするものでございます。
推理作家の東野圭吾さんの小説は、さらさら読めて面白く、脳のお掃除にはもってこいでございます。
苦難だけが読むことではありません。すらすら読める日本語に時には接して、難渋になったアタマのメンテナンスでございます。

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