独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

しない上手

お勉強というものは、やろうと思えばいくらでも、無限にできるのでございます。
それらに付き合えば、カラダと時間がいくつあっても持たないものでございます。
勘違いしてはならないのは、好調時の自分を基準にしないことでございます。
ときにバリバリ乗りにのって、テキストが読めたり問題が解けたりするものでございます。
しかしそれは、一時の好調時でありまして、いわばバーゲンセール期間なのでございます。バーゲン価格を通常の値段と考える人はいないことかと存じます。
この前に可能であった量と質が、いまでも必ずできるわけではないのでございます。
不調時になれば、好調の半分も進まないものでございます。
ときには全くやる気の出ないこともありましょう。テキストや問題集を見てウンザリすることもありましょう。
そういうときは、やらないで済むことを探すのでございます。
「出ない、やらなくていい」「読まなくてよい」「出たためしなし」「これは電車のなかで見直す。いまやらなくてよい」「あとでいい」などなど、ざっくばらんにやらなくてよいことを決めていくのでございます。
まじめな人ほど、あれもこれもと自分に課して、身動きが取れなくなっているのでございます。
まさに自縄自縛でございます。
逆にいえば、まじめな人とは欲張りとも申せましょう。
アレもコレもと己の力量を超えて求めても、元の木阿弥なのはいうまでもありません。
多々ご経験があるのではないでしょうか、、アレもコレも追い求めたが手元にはなんも残っていなかったことを。
行動のやりにくさは、多すぎることに原因の主がございます。
アレもコレもと思えば、イヤになってどうしてもブレーキをかけてしまいます。
これだけでいいわ、とポイントを絞ることでございます。
欲をかかないことでございます。
腹八分と申しますように、アタマも八分でございます。
お勉強の前に、コレとコレとコレだけと決めてから、取り掛かることをお勧めするものでございます。
できるだけやらないことでございます。
やらないことがはっきりすれば、多少のやる気も生まれるものでございます。

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夜は考えません

世の中、考えても仕方のない事はたくさんあるものでございます。
考えたところで、どうしようもないことは多々あるものでございます。
お腹まわりなどは、どう考えても、考えただけではへこまないものでございます。
髀肉之嘆、出るのはため息ばかりなりでございます。
考えることなど少しでよいのでございます。
考えればよくなるというのは、幻想でございます。
考えればよい、というのは、一種の狂言でございます。
特に夜には考え事をしないことでございます。何ひとつ解決に至りません。
夜だからこそ、悩みのタネは育つのでございます。
朝は誰にも悩みなどないのでございます。
朝の忙しいときにアレコレと悩むことなど、長い人生で十指に足りないのではないでしょうか。
「夜に考えごとをするな」は、生活の知恵であると思います。
夜、書いたラブレターは読めたものではないと申します。
同様、夜にアレコレ考えたことなど、ひとつも役に立たないし、実行可能でないし、取り越し苦労だし、現実遊離の空理空論だし、何ひとつ資するものはないのでございます。
お勉強はどうしても、夜にやることになるかと存じます。
先ほどからいいましたように、夜というのはあまり考え事に向かないのでございます。
考えてもひとっつもわからないときがあるものでございます。
こういうときは無理をせず、朝か昼のアタマが活発に動くときに回すべきでございます。
難しいことの突破は、朝か昼が多いと個人的には思っているものでございます。
夜は、公式や重要語句の暗記など、復習にまわすが1番よいかと存じます。
暗記や読み直しといった単純作業をやれば、アタマがグッタリしてよく眠れるものでございます。
また、朝・昼に難しいコトをやれば目が醒めると来ております。
うまくできているものでございます。

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甘さに甘えない

独学では、間食を薦めるものでございます。別段、わたくしが甘いものが大好きだからというわけではございません。
独学で試験勉強を続けるときに大切なのは、楽しみだからでございます。
根を詰めて勉強しても、明日からイヤンになって机に向かうのを躊躇するようにでもなれば、平均すればトントンの勉強になるからでございます。
気合を入れてがんばった分、精神エネルギーの浪費でございます。
気合が入るのは全受験期間中、限られております。
これ!という佳境のときに気合を入れたいものでございます。普段のお勉強のときには、気合は要らないことでありましょう。
要は、独学ではいかにして長くお勉強を続けられるかに眼目を置くのでございます。
そのためにお菓子があるのでございます。
しかしながら、お菓子には厳密に守らねばならない鉄の掟があるのでございます。
それは小皿に盛ることでございます。
昨今のお菓子は、「食べ切り」サイズが多くなっているのでございます。そこはかとないボリュームなのでございます。
ついつい、食べてしまうのであります。ですから、ガチで太るのであります。真っ向勝負で太るのでございます。
お腹がポッコリしてきたら、それは間食太りでございます。酒の太り方とは違う太り方をするのであります。
クッキーなどは実にカロリーが高く、食べ切りサイズだからといって油断すると即、1日のカロリーは5,000kを越えてしまうのでございます。
食べ切りドーナツ、食べ切りカステラ、食べ切りあんころもちなどは実に危険でございます。
お菓子を袋のままから食べだすと、最後まで食べきってしまいます。これくらいなら、といってラストまで突っ走るのでございます。
ですから、小皿に盛って小分けしてしまうのでございます。
強制的に食べる量を減らしているわけでございます。
ついつい、あっという間に食べきってしまう昨今のお菓子事情を甘く見てはなりません。
体重計に驚いたわたくしでございます。

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