あの手この手、と申します。
一気呵成に一直線に進んでいくのは、一時の方便でありまして、常にそのやり方が良いかというとそうでもないものでございます。
どんなことでも、あの手この手で、色々とやり方を換えていくべきなのでございます。
お勉強では、ときに難しいことばかり、重要なことばかりが連続することがございます。
要するに、試験勉強の山場に到ったのでございます。
難しく重要であれば、やはりお勉強は遅々としだして、進まなくなるものでございます。
こう毎日、難しいことばかりが続くと、飽きるし面倒だし疲れます。
難しいことに連続しだしたら、まずは歩みを緩めることでございます。
毎日のお勉強に、むずかしいことをすると同時に、やさしいことも含めていくのがコツでございます。
難しい・やさしいを半々にして、難しさを薄めるのでございます。
激辛カレー→水→激辛カレー→水、という塩梅でございます。
やさしいこととは、自分の得意なところの復習を入れたりすることでございます。前の章のテキストを読むのも良いでしょうし、語句の確認をするのも良いでしょう。
とにかく、簡単にできる難易度のものを、お勉強のメニューに入れておくのでございます。
難しい・やさしいの両面から、お勉強を進めていくわけでございます。
毎日、ココイチの激辛カレー(チーズ・なっとうトッピング)や、バタータップリのチーズケーキばかりでは、味覚がぼろぼろになってしまうことでしょう。それと同じき理でございます。
難しいことばかりやっていれば、能率もあがらないし、疲れるだけなのでございます。時間ももったいのうございます。
難しいなぁ、と思い始めて、毎日ウンウン唸りだしたら、ほかの作業に切り替えてみます。
そうすれば、気分も変わるし、復習にもなり一石二鳥でございます。
軽い気晴らしになるし、達成感も味わえるというわけでございます。
いい気分に戻ったところで、再度、難しい難所に挑戦していくというわけでございます。
行き詰まっているのに、無理して進まなくても良いのでございます。
行って戻って、その繰り返しが壁を打ち破るのでございます。
恋は自爆と自滅覚悟で臨まねばなりませんが、お勉強は持久戦、じっくり攻めていけば良いのでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年10月12日 11:36 AM |
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現代社会は、時間との勝負といわれております。
ジャストインタイム、ドッグイヤーなどという言葉が一時はもてはやされたものでございます。
また新たに同じような言葉が生産され、そして消えていくことでありましょう。
ますます、わたくしたちの世界では時間が貴重になっているのでございます。
現代社会のビジネスは、顧客の満足を得る、または、お金を獲得するというよりかは、「お客様の時間」をいかに有効利用、活用できるかにシフトしてございます。
たとえば、飲食店。これまでは料理の味だけでよかったのです。
しかしいまや、店のコンセプトはナンダの、揃えているワインはナンダの、内装が演出する空間、音楽の選曲、シェフの人柄等々、トータルでお客様がどう時間を過ごされるかに、力が注がれているのでございます。
時間奪還ビジネスとなっているのでございます。
それなのに、ここに多くの現代人の時間をスポイルするものがございます。
実に身近にございます。そう、「プログラム→(アクセサリ)→ゲーム」の彼らでございます。
敢えて擬人化したのも、意味があるのでございます。
彼らは別に、自己主張をするものではないのでございます。ひっそりと、パソコンの片隅で息づいているのでございます。
しかし、そのパンドラの箱を開けるや、15分30分は平気で費やしてしまうのであります。それが1日何回もあれば、実に恐ろしい時間を投入していることになるのでございます。
また彼らゲームには、心地よい疲労があり、その上、心地よい達成感まであるがゆえに、困ってしまうのでございます。
疲労感と達成感、そして満足感の絶妙なブレンド、これこそパソコン内臓ゲームのおぞましき実体なのでございます。
人間、快楽には弱いものでございます。実のところ、そこそこの楽しさ、達成感、疲労が揃うと、簡単に中毒に到るのでございます。
面白いかといわれれば、それほどでもない。つまらないのかといわれれば、そうでもない。お金を出したいかといわれれば、そうでもない。タダである、最初からある。
実に、実に多くの面でバランスのとれた、彼らゲームどもよ、と申せましょう。
危険極まりないと申し上げることができます。一種のウイルスに近いものがございます。
彼らは、空いた時間にふっと滑り込んでまいります。
一層の注意をば、と申し上げる次第でございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年10月11日 7:43 AM |
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やはり、ある程度、自分のやるべきこととやることを把握しておくべきなのでございます。
テキストと問題集を開いて、さて今日は何をしようか、では遅いわけでございます。
というのも、何も予定も計画もないところでは、疲れていたらそれでお仕舞いで終わりです。
「あーなんかめんどくさいな」と、お勉強はスグにどこか遠くへいくのでございます。恋心。
「ちょっと疲れたな」と、ぶっちゃけ軽くお酒を飲んだり、ぽてちのビッグサイズを食べ、いい気分で眠たくなって、お勉強をサボるといった塩梅でございます。
無計画は、急用や用事にも弱いのでございます。ドタバタして、あっという間にお勉強は意識の蚊帳の外に追いやられるのでございます。
お勉強の計画は、単に作業分担の表ではないのでございます。
計画があるとペースが配分が可能でございます。
今日は忙しかったので、今日の分はあさってに回そうなどなどと考えることができるのでございます。
また、追い込みをかける事ができます。今日の予定のうち、テキストだけでも読んでおこう、問題集だけでも解いておこう、先には進めないが、復習だけでもやっておこうと思うことができるのでございます。
「思えるか」「思えないか」は、実に差が生じることに意を留めてほしく存じます。
計画があらかじめあれば、少しでも動くことができます。これを全受験期間で考えてみてください。
どれほど大きな差が出来上がるか、というわけでございます。
やはり、勝つべくして勝つ、には計画が必要なのでございます。
行動を形作るのが計画なのでございます。無計画では、あっという間にお勉強はゼロと化すのでございます。
買い物メモの要領で結構でございます。今日と明日は、あのあたりをしようかなと、くらいから計画をたててみればと思うのでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年10月10日 9:41 AM |
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