お勉強を進める中で大切なのは、へこたれないことでございます。
独学には、いくつかの壁がございますが、最大の壁は、「わかならい」壁でございます。
いったん、わからない罠に入り込んでしまうと、易々とは抜け出せないものでございます。
しかし、憶えておいて欲しいことは、「必ず、わからないは解決される」ことでございます。
まず、本試験の日までを計算してみましょう。
あと何日、残っているのでしょうか。
計算してみれば、それだけ余裕があるのでございます。
それだけ日数があれば、大概、問題は解決するものでございます。
多くのわからない問題は、毎日欠かさずお勉強を進めていくうちに、パッと解決法が浮かんだり、自分の見落としやミスに気づいて解決に至るものなのでございます。
独学では、勝手にへこたれないのが大切なのでございます。
やってさえいれば、いつかわかるさと、ノンキに構えることが肝心でございます。
というのも、「わからない」は、一生懸命がんばってもみても解決せず、ひょんなことから解消するからでございます。
ですから、何度考えてもわからないことには、「ヤレヤレ」といって、少し寝ることをお勧めいたします。
テキストや問題集から離れて、少し時間を置けば解決するかもしれません。
本を読んでみることでございます。
書店をぶらついて、実務関連本に目を通すと、試験とは違う角度の視点を持つことができるでしょう。
親しい人に話してみることでございます。
問題のポイントを全く無知の人に話すのも、お勉強でございます。
御内儀か御亭主、お子様に話を聞いてもらい、相手が何なのかわかっていないときは、あなたの説明が悪いのでございます。
BBSで聞いてみることでございます。
読んでもらうに足る文章を書くというのも、お勉強でございます。
夜明け前が一番暗いと申します。
理解前が1番わからないのでございます。
「うーむ」という思考の煮詰まりが、飛躍のもとなのでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年11月9日 12:59 PM |
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やはり、こだわるというのは、良し悪しなのでございます。
こだわり、とは時と場所に応じるのが一番かと存じます。
試験勉強においては、やはり「正解」にこだわらねばいけません。
正解を導く方法を、いわば、毎日修めているからでございます。
とはいえ、じゃあ、正解だけを追い求めていけばよいのかといいますと、そうでもないのでございます。
正解という結果だけ重視して、正解までの課程はどんなものであってもよい、というわけにはいかないのでございます。
まず、「正解」そのものができないことがございます。
問題の難易度と実力差が大きく離れていれば、いくら努力しても追いつきません。
また、あてずっぽで答えるのは、問題演習として全くナンセンス。
靴箱の整理をするほうがまだ、時間の有効利用でございます。
結局のところ、試験勉強中というのは、あまり正解にこだわる必要はないのでございます。
こだわるよりかは、いかにして正解への解答プロセスを見つけるかが大切になってくるのでございます。
最終的に、正解にこだわらないといけないのは数少ないのでございます。
たとえば、模試を受けているとき、本試験1ヶ月前の直前期、そして実際の本試験のときくらいでございましょう。
それ以外のときには、正解を目指しつつも、いかにして正解に向かうか、正解に必要な知識に不足はないか、より安定して正解するためにできることはないか、などを考えていけばよいのでございます。
そもそも、学習初期段階の実力では、適当にあてずっぽの解答で正解し、まじめに真剣に考えて間違えてしまうなんてことはザラなのでございます。
問題演習の結果である、正解だけを追及すると、知識がなければ気にせねばなりませんし、基本問題が解けないと気にしてしまいます。成績にばらつきあっても、気になります。
正解へのこだわりが、実質的なお勉強の邪魔になっていることがございます。
お勉強とは、わからないことに、いろいろ試していって理解することでございます。
正解は正解で大切でございます。
が、あーしてこーしての試行錯誤こそが、本当のお勉強の姿かと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年11月8日 12:38 PM |
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先だって腕振り体操について、述べさせていただきました。
「お勉強は脳を使うものである、脳を使うなら血の流れが重要だ。なぜなら、脳は体全体の7割のエネルギーを使うものであるから、血流をよくして酸素とエネルギーの補給、そして老廃物の排出が必要になるからだ。」
まあこのような理屈から、独学では机の前に座るだけでなく、適度な運動、ストレッチ、散歩を推奨しているわけであります。
ガマンしてウダウダやるよりも、少し体を動かしてさっぱりしてから、お勉強を再開した方が絶対に効率がよいからでございます。
さて、今回はタイトルにあるように、先だってススメで述べた腕振り体操の効果についてご報告したく思う次第でございます。
この腕振り体操とは、足を肩幅に開いて、単に両腕を後ろに振り、その反動で両腕を前後するだけ、という至極簡単な運動でございます。
しかし、物の本によれば、肩の凝り、首の凝り、背中のハリ、猫背、背骨の矯正、食欲増進、お通じアップ、果てには視力まで回復し、理解力、記憶力まで上がるというのです。
んなこたないだろと思ってやり始めたわたくしなのでございます。
とはいえ、やってみれば多少の効果があったものでございます。
わたくしはまだ本格的に取り組み始めて2週間足らずでありますが、ほぼ毎日、時間があればやっております。
このぶらぶら腕振り体操は、空いた時間にやれるのが、続く理由になっております。
たとえば、お湯を沸かす時間、プリントアウト・コピーの時間などなど、日常生活には実にこうした待ち時間が多く、その時間を充てるだけでも1日200回程度の前後腕振りは可能でございます。
さて、こうして1日あたり200回、2週間を続けてみたのですが、まずいえることは、眠りに入るのが激的にはやくなったといえるでしょう。
布団に入ればアレコレ考えて寝入るのがわたくしの常であったのに、スグにコトンと幼児の如く、寝入るようになったのでございます。
そして、体の各部分の凝りが、はっきりわかるようになったのでございます。
普段は感じなかった肩、首の重さをはっきり感じ、「ああ、やはり凝っていたのだなぁ」と再認識したものでございます。
これまでは凝りに懲りすぎて感じられなかったものを、感じるようになったのですから、いい兆候だと思うものでございます。
現在のところの目立った効果というのは、上記に2点でありますが、運動不足の解消には良いかと考えます。やっていくうちに、カラダがぽかぽかしてきます。
何しろこのぶらぶら腕振り体操は、体に負担をかかりませんし、実に楽です。
この運動は、蓄積が重要でやればやるほど、他の効果も出てくるとのこと。
個人的には理解力アップ、記憶力アップに繋がらないかなと期待しつつ、またつづいてこのぶらぶら腕振り運動の効果をご報告したく存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | Tags: 腕振り体操 | 2007年11月7日 11:23 AM |
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