独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

腕振り体操効果報告−1

先だって腕振り体操について、述べさせていただきました。
「お勉強は脳を使うものである、脳を使うなら血の流れが重要だ。なぜなら、脳は体全体の7割のエネルギーを使うものであるから、血流をよくして酸素とエネルギーの補給、そして老廃物の排出が必要になるからだ。」
まあこのような理屈から、独学では机の前に座るだけでなく、適度な運動、ストレッチ、散歩を推奨しているわけであります。
ガマンしてウダウダやるよりも、少し体を動かしてさっぱりしてから、お勉強を再開した方が絶対に効率がよいからでございます。
さて、今回はタイトルにあるように、先だってススメで述べた腕振り体操の効果についてご報告したく思う次第でございます。
この腕振り体操とは、足を肩幅に開いて、単に両腕を後ろに振り、その反動で両腕を前後するだけ、という至極簡単な運動でございます。
しかし、物の本によれば、肩の凝り、首の凝り、背中のハリ、猫背、背骨の矯正、食欲増進、お通じアップ、果てには視力まで回復し、理解力、記憶力まで上がるというのです。
んなこたないだろと思ってやり始めたわたくしなのでございます。
とはいえ、やってみれば多少の効果があったものでございます。
わたくしはまだ本格的に取り組み始めて2週間足らずでありますが、ほぼ毎日、時間があればやっております。
このぶらぶら腕振り体操は、空いた時間にやれるのが、続く理由になっております。
たとえば、お湯を沸かす時間、プリントアウト・コピーの時間などなど、日常生活には実にこうした待ち時間が多く、その時間を充てるだけでも1日200回程度の前後腕振りは可能でございます。
さて、こうして1日あたり200回、2週間を続けてみたのですが、まずいえることは、眠りに入るのが激的にはやくなったといえるでしょう。
布団に入ればアレコレ考えて寝入るのがわたくしの常であったのに、スグにコトンと幼児の如く、寝入るようになったのでございます。
そして、体の各部分の凝りが、はっきりわかるようになったのでございます。
普段は感じなかった肩、首の重さをはっきり感じ、「ああ、やはり凝っていたのだなぁ」と再認識したものでございます。
これまでは凝りに懲りすぎて感じられなかったものを、感じるようになったのですから、いい兆候だと思うものでございます。
現在のところの目立った効果というのは、上記に2点でありますが、運動不足の解消には良いかと考えます。やっていくうちに、カラダがぽかぽかしてきます。
何しろこのぶらぶら腕振り体操は、体に負担をかかりませんし、実に楽です。
この運動は、蓄積が重要でやればやるほど、他の効果も出てくるとのこと。
個人的には理解力アップ、記憶力アップに繋がらないかなと期待しつつ、またつづいてこのぶらぶら腕振り運動の効果をご報告したく存じます。

悪問

悪問とは何か?と申しますと、まずいえるのは、わけのわからない出題でございます。
試験範囲の範疇でありますが、わけのわからない専門用語、事象、事柄について、綿々延々と穿り出す問題は、悪問と申せましょう。
まず、悪問かどうかの判断するには、「次に出そうか出そうでないか」という点でございます。
悪問は、次の試験で出そうか出そうでないかを考えてみて、やるかやらないかの判断を下さなければなりません。
簡単な判断例は、試験問題に毎年一定の数、悪問が出る場合でございます。
そうすると、悪問などは完全無視にして、他の問題で点を稼ぐべくして励めば良いのでございます。
受験生というのは、実に問題の利害に聡いものでして、難しい問題、時間のかかる問題は100%パスするものでございます。
問題文をちらりと読んで、「悪問」と思ったら、即飛ばしてしまえば、貴重な時間の確保にもなるものでございます。
出題者はおそらく、困らしてやろう、イヒヒという思いで出題したのでしょうが、実際の蓋を開けてみれば、ほとんどの受験生がマークはしているが、実質的には問題を少しも解いていないのでございます。
「悪問」は、実務上、それはそれで重要かもしれませんが、受験生たるわたしたちには、対応対策の手段がなく、あったとしても実に手間がかかったりして、費用対効果が悪いものでございます。
まじめな人は、それにひっかかってしまい、やらずでも良いことを自分から背負い込んでしまうのでございます。
少しは、「ワル」にならないといけないのでございます。
「悪問」対策は、実は無視することでございます。手を出さないことでございます。
あの人と付き合っちゃダメよ、という人はいるものでございます。悪問もその類なのでございます。
悪問かなと思ったらさっさと見切る度量が必要なのでございます。
先ほどの「〜という人」同様、係わり合いを持ってはいけないのでございます。
必ずあとあと不幸になるのでございます。できるだけ距離を取るのが、賢明な道でございます。
悪問も、男女関係同様、鼻を利かせて臨まなければならないのでございます。

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いいお勉強

試験勉強には、「良問を何度も解く」「良問を何度も繰り返す」という鉄則がございます。
ですから、わたしたちは過去問を繰り返し、模試を繰り返したりするのでございます。
さて、では、良問とは何かといいますと、テキストレベルの事項をしっかり身につけていれば解ける問題でございます。
テキストに載っていることに準拠して、それを上手にむつかしく、応用的にこしらえた問題でございます。
このような良問は、それ1問でテキストの多くを参照せねばならず、実に良い勉強になるのでございます。
通常の問題の2倍3倍の効果があるのでございます。
この良問1問を解くには、テキストのあっちこっちをしっかり理解し、憶え、読んでおかないと解けないため、どうしてもテキストのしっかりした読み込みに繋がるからでございます。
良問は1問であっても、しっかり勉強し復習して自分のものにすると、いくつもの単元をものにできるという、至極費用対効果の高い問題なのでございます。
取るに足らない数人と付き合うよりも、光り輝く1人とのお付き合いの方が、人生に資するのとおなじき要領でございます。
やっすい量販店スーツより、多少高めの百貨店オーダーのスーツの方が、絶対に会議の口調も変わるのとおなじき理でございます。
さて、こうした良問を解いているときの特徴を申しますと、「お勉強が楽しい」ということが挙げられます。
すらすら解けるという感じと申しましょうか、しっかり実力がついていくという感じでしょうか、実にお勉強にハリができるのでございます。
「勉強しているなぁ〜」という感じに包まれるのでございます。
人間環境の動物でございまして、いい問題だといいお勉強に繋がるのでございます。
読書をお考えくださればと存じます。
いい本を読むとこちらまで、実に良い読書が出来、充実感を味わえるかと存じます。
わたくしは、良書を読んだときには、インスピレーションが湧くのか、この日々の雑文「独学でススメ」の筆も軽くなるものでございます。
逆に、腐った翻訳、読みにくい悪文、官僚臭ぷんぷんの本を読みますと、雑文を書くのも別人かのように筆が遅くなるのでございます。
いい勉強であるかどうかが、良問か否かの差なのでございます。

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