独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

腕振り体操効果報告−3

お勉強というのは、アタマを使うものでございます。
運動不足は、実は身体だけ限定される問題ではなく、アタマにも影響を与えています。
そこでわたくしは、ひょんなことで知った腕振り体操で運動不足を解消しようと試みているわけでございます。
腕振り体操は何かと申しますと、単に両足を肩幅に広げ、両腕を前後に振るだけ体操でございます。1日200回程度やればよいでしょう。
とはいえ、ひょんなことから知った体操でございます。効果や如何?というわけで、この体操の効果をつらつらと書き連ねております。
今日で3回目のご報告となっております。
さて、この2週間、腕振り体操をほぼ毎日続けてみた結果、確実にいえるのは寝つきがよくなったということでございます。
布団に入れば、即断に、あっっという間に睡眠に入るようになりました。
ときどき、寝つきの悪いときがありましたが、寝返りの回数は劇的に少なくなったように思います。
腕振り体操は、睡眠については効果があるといえましょう。
寝つきの悪い人は、風呂に入る前か寝る前に、ぶらぶら腕を200回、5分から10分かけて振れば改善の一助になるかと存じます。
寝つき良好効果を、腕振り体操に見ることができました。
以下は、現在検証していることです。
未確認ながら、目の疲労、視力回復の効果はあるのではないかと思うようになっています。
わたくしは眼鏡をしております。日常生活では眼鏡をしないと生活できない視力です。玉子焼きも作れません。
ほとんど眼鏡をしているわたくしですが、外すときも当然あります。この外したときに、「あら?」と思う体験をしたのでございます。
それはゴミ捨てのときでありました。ゴミ集積所まで歩いていくとき、止まっている車のナンバープレートの数字がボンヤリ見えたのです。数字が判明できたのです。
わたくしは極度の近視でありますので、裸眼ではまず見えなかったのです。
それが薄ボンヤリでも、数字が見えたのは驚きで、まさか?という気分が半分ございます。
まあ、寝起きのときですから、ひょんなことで見えたのだろうかと考えてもいますが、絶対に効果がないと言い切れないのがこの体操なのでございます。
腕振り体操をやると、肩と首のコリが違ってくるからでございます。
1日に何百何千とキーボードとマウスを操作するわたくしでありますが、最近は深刻な状態に到らなくなっています。
細かい作業で酷使すると、朝起きたときに実に肩が重たかったのですが、それが最近はトンとありません。
肩と首のコリが解消される分、目の筋肉の負担が和らいでいるのかしらん、と思ってもいます。
『目』についての効果を、来週以降、実地に試して検証していく所存です。

(さらに…)

ざあっとばあっと

学習序盤は、ざっとでよいのでございます。
テキスト・問題集ともに、大きく済ませていけばよいのです。
細かいことは後回しなのでございます。あなたの家事と同じです。
難しいことも後からでございます。あなたの仕事と同じです。
難しいことには、試験全体の傾向をつかんだり、その対策を講じたりすることも含まれます。
よく、試験全体の傾向をつかんでから勉強すべしといいますが、その作業は難易度が高いことをここに明記しておきたく存じます。
個人的には、中盤あたりからボンヤリと本試験の全体像がアタマに出来上がってものでございます。
最初からそんなことは、できないものなのでございます。
細かいことや難しいことは、だんだん実力がつくにつれて可能になるものであります。
ですから、最初から細かいことや難しいことに着手すると、まずできない上に、本当に必要な基本的なことがおざなりなる弊害が生まれるのでございます。
いくら試験で欠かせない大切なことでも、やる時期を間違えれば害毒しか撒き散らさないのでございます。
試験序盤は、ざあっとばあっと済ませてしまえばよいのでございます。
本当の性格を丸出しにすればよいのでございます。
序盤は大きく、試験勉強の中盤から後半にかけて、小さいことに手をかけていくのでございます。
難しいこと、小さいことに対して徹底して取り組むのは、基礎がある程度完成し、応用的なことができるようになってからでございます。
学習序盤のときに、難しくてなかなかできない問題、細かなことを問う問題に遭遇したら、ざっと済ませておけばよいのでございます。
こういうのもあるのね、こういうのもおさえていかなければいけないのね、程度の把握でよいのでございます。
そのときは、ざっと済ませて、すこしづつ応用問題やテキストの精読で肉付けしていけばよいのでございます。
おおまかにできているからこそ、直前期になって小さな些細な事で完全なものに仕上げることができるのでございます。
究極、わたくしたちは、本試験日までに間に合えばよいだけの話でございます。
徐々にだんだんに、完成に向かっていけばよいのでございます。

(さらに…)

さあ、やり直そう

「さあ、始めよう!!」と奮起する方は多いかと存じます。
しかし、「さあ、やり直そう!!」というような人は、なかなかいないかと存じます。
日常生活では奮起して、気合を入れなければならない場面が多くございます。
たとえば、家事。気づけば台所はゴチャゴチャに、風呂場はめちゃちゃに、洗面台はぬるぬるの髪の毛でドロドロの鏡は歯磨き粉の白で真っ白になっているかと存じます。
たとえば、宿題。気づけば、レポートの課題が2本も3本、同じ締め切り日になるものでございます。課題となる本さえ読んでいない、探していない進捗でありましょう。
たとえば、仕事。未決事項から企画書提出、会議の手配、メール及び電話でのみ連絡事項、コピーして配る資料、まとめねばならないデータで机の上が一杯になることかと存じます。
こういう事態に事至れば、「さあ、やろう!!」と奮起するしかないわけでございます。
さて、ところながら、お勉強というのは、こうした掛け声ではないのでございます。
お勉強の掛け声は、「さあ、やり直そう!」なのでございます。
やる、のではなくて、やり直すのでございます。
この発言の前提には、お勉強したところは不十分であるという認識でございます。
1回しかやっていないところなど全くの不十分であり、極言すれば、やってないも同様なのでございます。
逆にいえば、1回目の始めてするところなど、適当でもよいということでございます。
もちろん、一生懸命やるのに越したことはないのではあります。
が、経験則上、全力投球100%でやろうがセーフモード70%でしようとも、結局、忘れるわけでありまして、それなら中盤序盤でもあり、のんびりやろうではないか、諸君!と考える次第でございます。
試験勉強では、もう一度やることが運命付けられているとお考えくださればと存じます。
いや、もう一度やり直すことこそ、お勉強の真髄、成績アップの極意なのでございます。
もう一度やり直すことは、徒労ではないのでございます。
徒労だと思うからこそ、お勉強や復習が重荷になってくるのでございます。もう一度やってなんぼのものなのでございます。

(さらに…)