独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

計画は破れます

多くの人が、学習計画を立てていることかと存じます。
無闇矢鱈にお勉強をしても、空回りの空吹かしといった消耗があるからでございます。
全く見通しや見当もなく、分厚いテキストや問題集など見れたものではありません。
計画があるからこそ、コツコツと毎日やっていけるものであります。
何事につけて効率的にやることは、大切でございます。
雑用から大切な仕事、愛の家事に到るまで、ついでにの精神でぱっぱと、さっさと済ましたほうが気持ちがよく、ストレスがたまらないものであります。
グダグダぶつぶついいながらやるのを、奴隷の繰言と申します。
やはり奴隷では、毎日は面白くないことでありましょう。
さて、学習計画を立てることは、効率的にお勉強を進める第一歩と申せましょう。
性格にもよりますが、紙にきっちり書き出すのもよいし、手帳やスケジュール帳に計画を練るのもよいでしょう。わたくしは、カレンダーとメモ書きで済ませてしまっています。
形式はお好きな様に、でございます。しかし、計画の本質はどのような形式をとろうとも同じなのでございます。
計画の本質とは何か、といいますと「破綻する」ことでございます。
計画など破れてあたりまえ、という考えで臨むとよいかと存じます。
基本的に、学習計画を立てる計画力は、学習の実力が伸びるに従って上昇して行きます。
つまり、実力がないとまともな計画は立てられないのでございます。
ですから、学習序盤や中盤に立てる学習計画など、いつ破綻してもおかしくない脆い計画であるとお考えくださればと存じます。
実力が伸びれば、応じて計画力もアップしていき、きちんとした実行可能で効のある学習計画を練ることができるでしょう。
完全な計画が立てられるようになるには、合格できる実力が必要となるものなのでございます。
計画など破れてなんぼでございます。
いちいちクヨクヨせずに作り直していけばよいものでございます。

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日数を数える

数えるというのは、何よりも具体的な現実認識です。
妙に焦ってしまったり、そわそわと落ち着かない人は、まず数を数えることでございます。
お金がないと心配している人のほとんどは、自分の財産状態を知らない人でございます。
まず、いくらあるのか知るだけでも手立てができるだけ、現実的且つ有効な対策を練られるものでございます。
お金がないないといいながら、湯水の如く携帯や通信費にお金を投じたりするのでございます。
まずは基本的な現状認識からでございます。
現実的に捉えられれば、少しは落ち着くものでございます。
お勉強においては、まず最初に把握しなければいけない数字は、本試験までの日数でございます。
これがわからなければ、どうにもこうにも話が進んでいきません。
目の前のテキストをいつまでに読まなければいけないのか、問題集をマスターすべき締め切りはいつか、いつから過去問演習に入るかなど、計画の骨子となる部分が作れないからでございます。
まずは、カレンダーをめくって数えることでございます。
本試験までの日数の受け取り方は、人によってさまざまです。
「まだ何ヶ月もあるさ」と思っていたのに、日数でみると意外に短いなと思ったり、また逆に、「まだこんなに日は残っていたのか」と、落ち着いたりもします。
カレンダーをめくったついでに、月ごとに本試験日までの残日数を引き算してメモしておくことでございます。
そうしておけば、もっと具体的に皮膚感覚を持って、日数を自覚できるかと存じます。
このようにして、まだ見ぬ未来に見当をつけるわけでございます。
そうこうして、数字で未来を把握していけば、この月までにはコーして、あの月までにはアーなっておけばいいのね、という中間目標の作成も容易になってきます。
中間目標ができれば、その目標を更に細分化して、週ごとに日々ごとに目標や目的を達成しやすいように分割区分することもできましょう。
さすれば、日々の勉強の全体の位置もわかり、比較的余裕のある、精神的にゆとりのあるお勉強になるというわけでございます。
ま、計画計画でギスギスぎちぎちにしてしまうと、お勉強自体が破綻してしまうので、自分の趣味や楽しみや娯楽といったものを踏まえての学習計画にはなるかと存じます。
計画経済が破綻したのは歴史の必定でございますので、わたくしたちもあまり計画計画せず、いつもどおりの適当振りを、ほかの人が唖然とするがさつ振りを発揮していただければと存じます。
独学というのは、このように、小学生でもできる「すうじをかぞえよう」をモットーに進めるものでございます。
高等数学や高邁な哲学が要求されているわけではないのでございます。

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腕振り体操効果報告−9

年が明けて2週目が過ぎようとしております。
お正月ののんびりさも抜け、普段の生活に戻りつつあるのではないかと存じます。よい年明けになっていれば幸甚でございます。
わたくしもようやく、年末年始の暴飲暴食、深酒と豪腕ぱくつき、菓子パンと惣菜パン大好きの習慣が抜けようとしております。一度付いた食生活は、なかなか取れないと実感中であります。
本年度は、この腕振り体操の効果を研究、奨励する傍ら、昨年の11月より開始した月1回の断食を継続したく思っております。
お勉強も体力勝負、体力をつけるなら健康からでございます。これまでに2回の断食をやって見ましたが、すこぶるよく、やった本人が驚いている塩梅でございます。
断食も継続調査をしたく思っております。
さて、本日金曜日のススメは、恒例の腕振り体操の効能についてご報告いたします。
腕振り体操の細かいことは、過去のススメをお読みくださればと存じます。
簡単にいえば、両腕を同時にカラダに前後させるという健康法でございます。
1日あたり200回が目途でございます。とはいえ、それ以上やってもよく、わたくしの最高記録は1,500回やったことがあります。
次の日は圧倒的に肩の重みが違っており、快適そのものでありました。
それ以来、はまってしまい、毎日お茶を沸かす時間やコピーや印字の待ち時間、読書や勉強時間の休憩を腕振り体操にあてているのでございます。
とにかく、誰にでもでき、やりすぎても副作用もなく、場所をとらず、時間もかからず、肩こり解消といった効能がございます。調査中ではありますが、食べ過ぎにも効くくらいでございます。
さて、今回の腕振り報告なのでありますが、100回力強くやる実験を今週行った次第でございます。
というのも、ま、やはり忙しくなれば、なかなか運動だけに時間を割くような事はできないものでございます。
ですから、もっと短時間で腕振りの効果を上げるにはどうしたらいいかと考えたわけでございます。
そもそもは、力をほとんど入れなくてもよい体操なのですが、力を入れて勢いよく腕を振ればどうなるかを検証した次第でございます。
回数は100回、5分強をかけて5日間、やってみました。
力を入れるといっても、両腕を後ろに振るときに勢いよくぐっと後ろに反らし、前へは反動を使ってすうっと前に出す程度であります。
ぶんぶん子供のように振り回さずに、リズムよく勢いをつけて前後に振ったわけであります。
効果は、やはり想像通り、短時間でスッとすることに変わりはありませんでした。
違うと思った点は、力を入れ振ってみると、カラダの凝っている部分を如実に感じるのでございます。
たとえば、前に腕にやったときなど、わたくしの場合、左の肩はなんともないのに、アラ右肩の方は張っているじゃんというように、普段では感じない凝りを見つけたのでございます。
大丈夫だなぁと思っていても、なにぶん余計な力が入っていることに気づいたのでございます。
これらの凝りを解消すれば、もっと調子がよくなるのではないか、視力回復に影響があるのではないかと踏んだ次第でございます。
短時間でも力強く勢いをつければ、効果を引き出せることがわかりました。100回5分強でも、まったく体操前と後では爽快感が違うかと存じます。
時間のないときは、ぐっと力を入れて勢いよく両腕を前後してくださればと存じます。

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