恒例の腕振り体操のご報告でございます。
何しろ、やるたびに何か新しい発見があるため、11週間もお付き合いをしてもらっております。
個人的には、実に体の調子がよくなるので、腕振りが欠かせないものなっております。
最近は、朝起きる時間を早めにして、腕振り時間を確保しているわたくしでございます。
さて、先だってのススメでは、「夜寝る前に500回」の実験をすると申しましたが、中止です。
というのも、実感の度合いを深めたことがあるからです。
それは、寒さの耐性でございます。
先週にも申しましたように、腕振り体操を朝起きてから500回やると、あまり寒さを感じなくなり、1日中ポカポカしますよという趣旨のことは申しました。
その時分は暖冬のためか、なんとも暖かかったこともあり、わたし自身が「ま、プラシーボ効果であろう」と思っていたのでございます。
ちなみに、プラシーボ効果とは、思い込みの力のことでありまして、同じ薬でも効くと思って飲むのとそうでないのでは、効果の現れ方が違っている現象を指しております。
個人的には、わたくしは思い込みの激しい性格でありますので、「体温上昇効果がある」と独り合点しているのだろうと、分析していたのでございます。
しかし、今週から急激に冷え込みまして、雪やら霰やらが降った毎日でございます。当然、気温もがくんと落ち込み、冷え込みがきびしくなったのでございます。
こうした気温の変化があったのに、寒さがそれほど身に堪えなくなっていたのでございます。
明らかに寒さに耐性が出来上がっていたのでございます。
まず、薄着でございます。ついで、くつしたの二枚履きもなくなりました。寝るときには、パジャマ一枚でございます。寝巻き+トレーナー+マフラー+帽子+電気アンカで就寝していた昨年とは大違いなのでございます。
1回だけ寒いな!と思ったことがございます。なんてことはないのですが、空気の入れ替え時の窓の閉め忘れのときだけでありました。それ以外は、正直、寒さをそれほど感じないのでございます。余裕をもって、今夜は冷え込むなあと思う程度なのでございます。
年を取ると寒さが堪えると申しますが、今年は一変して、へっちゃになっているわたくしなのでございます。
朝500回、とにかく済ませてしまうと、外出時の「おおー寒!」という感じ方がなくなります。ついでに、体の芯まで冷えるという現象がなくなります。
これには、当に本人が驚いた次第でございます。体感温度が2〜3度、それも一日中違ってくると実感した次第でございます。
下手なカイロよりも効くと考えている次第でございます。
特に冷え性の方には、ぜひ、朝500回の腕振りをお勧めするものでございます。わたし、この腕振り体操をしだして、いかに己が寒がりであったかを実感しております。
やれば、1日目から効果を実感するかと存じます。500回ですと、慣れると15分でできます。
別段、息切れもしないし、高等技術や器具が要るわけでもなく、お金がかかるわけでもないので、ぜひやってみて、効果があるときは続けてみてください。
さて、来週は夜寝る前の500回の実験をして見たいと思います。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年1月25日 8:09 PM |
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去る21日の大寒も過ぎました。新年も1ヶ月が終わろうとしております。1月もあと少し、はや2月でございます。
さて、旧暦では、現在の1月がかつての「12月」となっております。
旧暦計算は簡単です。現在の月からマイナス1ヶ月するだけでございます。
ですから、今の2月がかつての「1月」になるわけでございます。
2月の寒さが1番きびしいというのは、実は今の2月こそが、「1月」だったからでございます。
もう春は間近の2月というのに、なんという寒さだという感を持つのは、実質的に2月が1月であることを考えれば、納得もできるものでございます。
このように今の暦と旧暦とは、少しズレがあるのでございます。
当然といえば当然なのですが、寒くなると動くのが億劫になります。また、体の免疫機能や恒常機能も落ちております。
春夏に較べれば、体温確保に余計なエネルギーを割いているからでございます。
寒い時期に風邪を引くと、えらい目にあったり治りが遅いのも、これが理由かと存じます。
本当は寒くなるのになんだか春は間近かもと油断する、2月こそ寒さ対策を一層しなければなりません。
寒さ対策は、3つの「首」に着目すると、寒さを大きく防止できるものでございます。
まず、手首でございます。100円ショップで売っているサポーターをつけるだけで、体温が逃げません。絶大にその効果を体感できるかと存じます。
次は、足首でございます。ズボンを多着する人は、通勤通学の折に、これまたサポーターをつけてみてください。いかにズボンの生地と肌との隙間が体温を逃がしていたかわかるかと思います。
足元が冷えて仕方がない人は、足首を暖めてください。
さて、最後の首は、アタマを支えている首のことでございます。
わたくしは、実はマフラーを室内でも着用するものでございます。
首筋をスースーさせるだけで、寒さは倍になるのもでございます。もちろん、喉にも良くありません。
外出の折でとても寒いときには、首あたりにカイロを入れておくだけで、南国気分が味わえるものでございます。もちろん、マフラーでカムフラージュしたり、マフラーに貼り付けるなどして、暖をとります。
この首3セットを暖めるようにすれば、北国にお住みの方以外は、寒さに屈しなくなるかと存じます。
1番寒くなる2月、旧暦で言う1月がやってまいります。
お勉強はじっとする分、油断をすると底冷えに冷えてしまいます。
ぜひとも、暖には一層の注意をお払いくださるよう申し上げる次第でございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年1月24日 11:30 AM |
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お勉強の典型は、1日あたりのノルマや週ごとのノルマを決めて取り組むものでございます。
1日あたりコレコレの分量のテキストを読もう、1日あたり10問は問題を解こうといった感じでございます。
ノルマを考えるときは、ふたつのポイントをアタマの片隅に入れて頂ければと存じます。
ひとつ目のポイントは、内容を見ず形式を重視することでございます。
ふたつ目のポイントは、形式を捨て内容を重視することでございます。
矛盾していますが、両方とも必要な考えなのでございます。
というのも、ノルマ方式というのは、絶対的な基準たり得ないからでございます。実情にそぐわなくなれば、ノルマ方式はいとも簡単に破綻するものでございます。
ノルマの形式を重視するのは、たとえば、憶えるだけ、知るだけでよい試験科目の場合でございます。
資格試験は一種の実務試験でもありますので、憶えるしかない問題は多々ございます。
実務上の手順や決まりごとというのは、ぶちゃけ考えようがございません。ですから、対策とすれば憶えるのみというわけでございます。
たとえば、クラッチを踏んでからアクセルを踏む、という手順があったとして、こういうのは憶える以外になにもできません。
これを考えることができるのは、エンジニアの人だけでしょう。ですから、一般人なら考えるよりも憶えるだけなのでございます。
やるしかない場合には、ノルマ方式が最大に効を発揮します。
しかし、お勉強のタイプが変わり、中身重視になったときにはノルマ方式は齟齬をきたします。
内容が問われるようになれば、表面だけを憶えるだけでなく、たとえば、立法趣旨や制度成立の背景、細かい条件や要件、学説から新理論・新傾向、やってはいけない業界の常識等々までをじっくり押さえないと、点数に繋がるお勉強にはならないのでございます。
それなのに、ノルマノルマでおざなりに、浅い勉強のまま進んでも、結局は点数ならずで努力は水泡に帰すのでございます。
お勉強というのは、仕事の組織のように分担のしようがありません。定型業務なら定型でずーと進めていけばよいでしょう。
しかし、企画やら立案の部署になれば、創造性を発揮しなければいけません。定型などもってのほかになるのでございます。
お勉強というのは、当たり前ですが、自分ひとりで執り行うものでございます。
ですから、ノルマ定型の一本調子で進めても、効なき場面に遭遇するのでございます。
そういうときは、ノルマなんて無視じゃと割り切って姿勢を正し、じっくりしっかり深く細かく、取り組まないといけないのでございます。
サボっていないのに、努力しているのに、ノルマ方式がうまく行かないのは、変化があったときでございます。
目の前のテキスト内容、問題の質に応じたお勉強にするようご提案する次第でございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年1月23日 12:30 PM |
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