独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

ノルマはときどき吹き飛ばす

お勉強の典型は、1日あたりのノルマや週ごとのノルマを決めて取り組むものでございます。
1日あたりコレコレの分量のテキストを読もう、1日あたり10問は問題を解こうといった感じでございます。
ノルマを考えるときは、ふたつのポイントをアタマの片隅に入れて頂ければと存じます。
ひとつ目のポイントは、内容を見ず形式を重視することでございます。
ふたつ目のポイントは、形式を捨て内容を重視することでございます。
矛盾していますが、両方とも必要な考えなのでございます。
というのも、ノルマ方式というのは、絶対的な基準たり得ないからでございます。実情にそぐわなくなれば、ノルマ方式はいとも簡単に破綻するものでございます。
ノルマの形式を重視するのは、たとえば、憶えるだけ、知るだけでよい試験科目の場合でございます。
資格試験は一種の実務試験でもありますので、憶えるしかない問題は多々ございます。
実務上の手順や決まりごとというのは、ぶちゃけ考えようがございません。ですから、対策とすれば憶えるのみというわけでございます。
たとえば、クラッチを踏んでからアクセルを踏む、という手順があったとして、こういうのは憶える以外になにもできません。
これを考えることができるのは、エンジニアの人だけでしょう。ですから、一般人なら考えるよりも憶えるだけなのでございます。
やるしかない場合には、ノルマ方式が最大に効を発揮します。
しかし、お勉強のタイプが変わり、中身重視になったときにはノルマ方式は齟齬をきたします。
内容が問われるようになれば、表面だけを憶えるだけでなく、たとえば、立法趣旨や制度成立の背景、細かい条件や要件、学説から新理論・新傾向、やってはいけない業界の常識等々までをじっくり押さえないと、点数に繋がるお勉強にはならないのでございます。
それなのに、ノルマノルマでおざなりに、浅い勉強のまま進んでも、結局は点数ならずで努力は水泡に帰すのでございます。
お勉強というのは、仕事の組織のように分担のしようがありません。定型業務なら定型でずーと進めていけばよいでしょう。
しかし、企画やら立案の部署になれば、創造性を発揮しなければいけません。定型などもってのほかになるのでございます。
お勉強というのは、当たり前ですが、自分ひとりで執り行うものでございます。
ですから、ノルマ定型の一本調子で進めても、効なき場面に遭遇するのでございます。
そういうときは、ノルマなんて無視じゃと割り切って姿勢を正し、じっくりしっかり深く細かく、取り組まないといけないのでございます。
サボっていないのに、努力しているのに、ノルマ方式がうまく行かないのは、変化があったときでございます。
目の前のテキスト内容、問題の質に応じたお勉強にするようご提案する次第でございます。

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足すこと・引くこと

日々のお勉強のコツを申します。
まず、お勉強前にやるべきことを決めてしまうのでございます。
ここが肝心要なのでございます。
今日はコレコレをやる。今日はここまで済ます。
このように自分のやるべき範囲を決めてしまうのであります。
ここで中途半端は厳禁でございます。
いくら、適当を旨とする独学とはいえ、ここは、手を抜いてはならないのでございます。
なぜなら、あとあとでめんどくさい目に遭遇するからでございます。
悪い加減に決めてしまうと、アレもコレもと勉強の間にやるべきことを見つけたり、気づいたりするのでございます。
やることが加算・プラスされるのは、あまり気分のよいものではありません。
バカ上司というのは、得てして追加仕事を頼む者でございます。
「これやっといてくれる?」→「OKですよ」
「ごめん、これもあった」→「OKです」
「あ、これも追加で」→「OK。。。」
とまあ、このように気分が害されてしまうのであります。
急ぎの用であったり、突然のアクシデントや、やむをえない事情でのスケジュールの変更なら許せるものでございます。
大きな人たる大人でございますから。
しかし、心中では己の仕事くらい把握しておけとの疑念が拭えないのでございます。
上、下を知るに3年。下、上を知るに3日と申します。
自分の仕事が管理できないのに他人の管理をや、でございます。
このように、課されるのは「プラス」がイヤなのでございます。良くないのでございます。
課されるのは、「マイナス」でなければならないのでございます。
することややるべき範囲が決まっていると、ひとつ済ませば、負荷は減っていくものでございます。
予定分のテキストを読めば、やる一覧リストを二重線で消していく。
日課分の問題を解き終えれば、リストを塗りつぶす。
このように、マイナスをしていけば、肩の荷が下りて楽になっていくのでございます。
この足し算と引き算の理は、日々のお勉強だけではなく、総復習や模試復習といった大きな復習にも適用すれば、大きな効果を発揮するものでございます。
プラス・マイナス、足し算と引き算の真理と心理にご留意をばと申し上げる次第でございます。

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お茶問題

お勉強とお茶は、切っても切れない関係があるかと存じます。
お勉強を始める前に、お勉強の途中で、お勉強後の一息入れたいときに、湯気立つ一杯があれば何かと嬉しいものでございます。
疲労の回復も早く、速やかに緊張が解けるかと存じます。
しかし、お茶には長年、問題があったのでございます。
それは、使用後のおちゃっぱでございます。おちゃっぱの処理をどうするか、それが結構地味に問題だったのでございます。
最たる問題は、汁でございます。
たとえ、ティーバッグを利用しても、どうしても汁が出てしまうのでございます。
ビニル袋に入れても効はなく、時間がたてば汁がたれだしてきます。
冬ならまだしも、夏のゴミ汁はたまったものではありません。
もっと手軽に処理する方法はないかと、長年、思案してきた次第でございます。
そこで最近、これこそベストと思う方法を発見したのであります。
それは、本屋食堂カフェスーパー、近所巷に設置されているフリーペーパーを利用するのでございます。
そう、フリーペーパーを破って、おちゃっぱゴミをそれに包んで捨てるのでございます。
このやり方をするようになって、わたくしはゴミ汁に遭遇することがなくなりました。可燃ごみ前日の負担が実に軽くなりました。
このフリーペーパー方式は、他の生ゴミ処理にも有用でございます。
野菜屑はそのまま包んで捨てます。魚や肉といった匂いの気になる生ゴミも包んで、スーパー配布の小ビニルに入れれば、汁・匂いともにほぼ防ぐことができます。
そもそもフリーペーパーは、屋外に置かれることが前提とされた冊子でございます。
ですから、紙質が丈夫でございます。そうそう破れません。そして、雨に備えてインクもよいもの、にじまない落ちない品質のものが使われております。
この2点から水っけに耐性が高いのでございます。
そして、手軽な薄さと大きさでございます。1ページから2ページでほとんどの生ゴミを包めます。
また、破ったペーパーはおちゃっぱを入れやすく、コーヒーメーカーや急須を利用の後の洗い物はとても楽でございます。
公式発表が紙面の6割で残りが広告、資源の無駄時間の浪費で正真正銘のゴミ、内容いらんチラシくれの新聞ではこうはいきません。
まず、インクが手につく、紙質が悪く、濡れたらすぐに破れ、そして有料でございます。
フリーペーパーですと、上記の問題はすべて解決しております。何よりタダで供給無限でございます。
そして、ときどき読み物もあるというメリットがございます。投稿やミニコラムがございます。
この点、新聞は足元にも及ばないかと存じます。
このようにフリーペーパーをつかって、おちゃっぱ問題を解決していただければと存じます。

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