さて、本日のススメも腕振り体操の効果報告でございます。
先だって、ススメをお読みになった方から1通の原子メールを頂きました。
このメールの差出人の方も、腕振りの魅力にお気づきなさった方で、背中の張り?がなくなって助かっていると申されました。
腕振り体操は、人によってさまざまな効果があるようでございます。
さて、当該メールにてこのような質問がございました。
要約いたしますと、「なかなか朝にできない」というのでございます。
早起きすればいいじゃん、というのは小学生の返し方でございます。まさに、子供だましでございます。
起きれたら起きているわけでありまして、起きれないから困っているのでございます。
基本的に、腕振りはいつやってもよいのではありますが、最も卓効があるのは、朝の腕降りでございましょう。
特に、起きてすぐの腕振りは、1日中効果が持続するので、実にお得感がございます。
1番効果のある朝でございますが、1番の障害があるのも事実。そう、起きれないということでございます。
このように、朝に起きれないからなかなかできないという方は、回数を減らすようにご提案しております。
というのも、腕振り体操は、どっちかというと東洋医療に属すると考えるからでございます。
東洋医療の基本的な医療観とは、自己の自然治癒力を重視することでございます。
ですから、ぶっちゃけていうと、回数ややり方はそれほど重要ではなく、とにかく細く長く続けて、自分の持つ治癒力を引き出すことが大事というスタンスでございます。
病院の薬剤のように、1日何錠決まった時間というのは、腕振りにはございません。
基本的には、自分の好きなようにやればよいのでございます。
さて、話を朝の腕振りに戻しますと、朝にはなかなかできないというのは、回数が多すぎるのではないかと考えます。
日中なら100や200の腕振り時間を捻出するのは簡単でございますが、朝の時間帯ではきついものがありましょう。
ならば、200回なら100回に、100回ならば50回に減らすことから、やってみることでございます。
回数を減らした分、落ち着いて力を抜いて、気分よく元気を込めて腕を振ることができましょう。
アクセク急いで、時間に追われて腕振りをしても、ノルマ感や義務感ばかりが積もれば、気持ちのよいものではありません。
そのうえ、朝からアクセクすれば、一日中、アクセクしてしまいがちでございます。
どのような局面においても、アクセクして着手したことは、下手を打つのがオチでございます。1枚の切符の手配、夕食の予約すらうまく行かないものでございます。
回数は少なくても、落ち着いてゆっくりやれば、気持ちに余裕が生まれます。
メールの返信には、「回数は減らしても結構です。回数は少なくても、短時間でもよいので、自分の気持ちのよい回数で続けてみてください」と返事をしたためた次第でございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年3月7日 11:28 AM |
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独学は、お勉強とオフの区切りが曖昧でございます。
明確に、ここからお勉強でここまでがお休みという線引きができないものでございます。
通学であれば、授業が終わるとお勉強は終了でございます。
通信であれば、今月・今週の分さえこなしてしまえば、それでお勉強にひと段落つくものでございます。
しかし、独学であれば、自分の力の及ぶ限り、いくらでもできてしまうものでございます。
実力の伸びとともに、お勉強の量と質とが高まります。ですから、お休み時間をつぶしてお勉強ができるようになるのでございます。
とはいえ、「できる」ならよいというわけでもありません。お勉強にある程度の息抜きは必須でございます。
というのも、筋肉トレーニングと筋肉の成長の関係と同じように、記憶というのは休んでいるときに出来上がるからでございます。
お勉強ばかりでは、記憶効率はある線から横ばいになってしまい、努力ロスが大きくなるものでございます。
ですから、独学では、意図的にしっかり休むことも求められているのでございます。
しかし、「しっかり休息せよ」といわれて困るのは、男性でございます。女性は休み上手といいましょうか、しっかり余暇を楽しめる人が多いかと存じます。
モノとサービスがたっぷり詰まった百貨店やショッピングモールにいけば、途端にイキイキするものでございます。女性群はそういう地域に行くだけで、10や20は若返るものでございます。
しかしながら、こと男性はああいう買い物地帯に行くだけで疲労困憊、顔は苦痛で歪むか、呆然とするくらいが関の山でございます。
できることといえば、ビールを昼間から飲むことくらいでありましょうか、しかし、車の運転があるのでコーヒーで終わってしまい、何がなんやら休んだのか疲れたのかわからぬまま休みの日が終わってしまうのでございます。
概して男性は、休むのが下手といえましょう。
では、男性はどう休めば良いかと申しますと、退屈がるしかございません。他人から見れば、この人何が楽しいのだろうと訝られるほど、退屈そうにするのがよいのでございます。
退屈がってぼうっとするのが、1番効率のよい休み方であるとつくづく思うわたくしでございます。
ライオンのオスを持ち出すまでもなく、大概の動物のオスはゴロゴロするのが、1番、休めるものであります。ノライヌ・ノラネコもしっかりごろごろしております。
趣味で休める人ならいいのですが、休めない人もおられるかと存じます。
休息を何かで埋めようとすると、「こんなことをするなら勉強したほうがいいかな」と、頭の片隅で思ってしまうものでございます。そうすると、逆にリフレッシュできないものでございます。
何かをしようと思わず、ぼおっと退屈すればよいかと存じます。アクセクしないできちんと退屈しましょう、というわけでございます。
退屈するからこそ、心に余裕が生まれるものでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年3月6日 11:11 AM |
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寒さもだいぶ和らいで、梅もちらほらと咲き出した折でございます。
もうそろそろで桜の季節でございます。
今年も早くも3月、花の季節となりました。
3月といえば楽しみなのが桜の花でございます。
春になればいっせいに花咲く桜も、冬の間は枯れ木同然のつまらない姿をしております。
夏だと毛虫が湧くし、秋には落ち葉で、ぶっちゃけいうと迷惑千万の樹木でございます。
しかしながら、見た目には面白くない枯れ木であるから、生活に害があるからといって、切り倒してしまえばそれまでの話で、花を咲かせることは今後ないのでございます。
春は爛漫花咲く桜も、夏・秋・冬というつまらない停滞期があってこその、一面花吹雪なのでございます。
わたくしたちがお勉強で望んでいる実力アップや成長、伸びといったものは、まさに桜の木の如きものなのでございます。
全然、一向に成長の気配がないときがございます。
何度テキストを読んでもアタマに入りませんし、問題を解いてもしっくりきません。
何回やってもスグに忘れます。同じ問題を同じように間違えます。
アンダーラインやチェックが入っているのに、当の本人は読んだことすら忘れています。
これらのスランプの症例は、お勉強によくあるものでございます。
しかし、これらのことは、冬の桜の如きものでありまして、目に見えないところで着々着実に進展はあるものでございます。
お勉強の鉄則はこつこつでございます。歩みを止めないことが大切でございます。
歩みを止めるということは、見た目が枯れ木だからといって、樹木をばっさり切り倒すようなものでございます。
やめてしまえば目に見えない部分の成長も止まってしまいます。そうして、実力が実を結ぶこともなくなるのでございます。
実力というのは本当に、一気に花咲くものでございまして、できるようになるときはすぐにできるようになります。まさに、ウソのようにできるようになります。
そこまで耐えられるかどうかでございます。
花咲くまで耐えること、待つことがお勉強の真理なのでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年3月5日 10:45 AM |
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