独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

出た!知ってる!

試験勉強においては、凡ミスこそ、克服すべき筆頭でございます。
凡ミスの存在を意識し、自分の凡ミスを知ることほど、確かな1点確保もございません。
しっかり、凡ミス対策を取っていただきたく存じます。
そのミスがなければ合格していたという人は、本当に多数にわたることを忘れないでほしく思います。
さて、凡ミスの筆頭は、知ってるミスでございます。
自分の知っていることが出題されたときに、勢い余って犯すミスのことでございます。
自分のよく知っていることが出題されたときは、問題文をよく読まないことが多いのでございます。
「知ってる!知ってる!」と有頂天になってしまうことが、原因の最たるものでありましょう。
わかったような気になって、正解したも同然の気分になって突っ走り、いつもの慎重な配慮を払わずに解答をくだすのでございます。
そして、問題の趣旨に外れた解答をして、間違うのでございます。
確かに、知っている嬉しさはよくわかります。しかし、困ります。
勝って兜の言がありますように、知っている問題が出たときこそ、問題文をしっかり読んで、自分の答えが問題の求めと外れていないかを注意することに致しましょう。
自分の知っている問題は、最も1点に近い問題でございます。絶対に取りたい、落としたくない問題でございます。
こうした問題を落とすと、底のない自己不信に陥ってしまいます。
嬉しくなってしまう反面、間違うと実に落ち込むのが、知ってる問題の特色でございます。
1問だけに終わらないことを踏まえて、丁寧に解答していただければと存じます。
凡ミスには、個人的なパターンと傾向があります。ケアレスミスに較べれば、なんとも対策の取りやすいミスかと存じます。
ですから、丹念にミスの構造を分析することで、凡ミスはたやすく克服できるもの。
「知ってる!」という先入観に惑わされずに、しっかり問題に対面していただきたく思います。
何事においても、どの世界にいっても、知ってそうな顔は嫌われるものでございます。そして、イヤなものでございます。
何度、わかってよ!と心で叫んだことでありましょうか。
凡ミス対策は、素直さ、謙虚さの修行でもあるのでございます。

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腕振り体操効果報告−23

本日のススメは、恒例となっております腕振りの雑記でございます。
お目汚しの程を、ご了承いただきたく存じます。
単調なことを続けると落ち着くと申します。たとえば、職人でございます。
飽きもせずに彼らは、道具の整理をしたり、材料や原料の吟味を続けます。
料理人の方も、飽くことなく包丁を研いだり、食材の下ごしらえをしたりするものでございます。
こうした単調な動作は、ぐっと身を入れて集中する準備運動でなのでございます。
そわそわして腰の浮いた状態では、何事も上手に運べません。ゴミ捨てひとつ、何かに急かされていてはできないものでございます。
ゴミ袋にまとめる際に失敗して、生ゴミや食べかすを巻き散らかすのが、落ちでありましょう。
試験においては、不安や焦ったりしているだけで、よろしくない結果を呼び起こすものでございます。
凡ミスや馬鹿ミス、ケアレスミスのもとになるだけでございます。
実力を100%出せば勝てるだけなのに、そうこうしたミスのために苦戦を強いられ、合格ラインぎりぎりの戦いとなるのでございます。
運が悪ければ、あっち側に陥落してしまうのでございます。
お勉強においては、「落ち着くこと」が大切でございます。平静さこそ、お勉強の内容を実力に転化させるものでございます。
もちろん、本番前にも、落ち着くことは大事なのはいうまでもありません。落ち着くだけで数点を維持できるというのが、持論でございます。
さて、では、落ち着くには何がよいかといいますと、先ほどいいました、単調な行為を続けるということでございます。
本試験の前日には、がつがつ追い込みをかけないで、何か単調で落ち着いた行為を1時間ほど取っていただきたく存じます。
基本的に、前日に過度の勉強をしても頭が冴えて眠れなくなるだけで、本番に支障が出るくらいでございます。
暗記や確認だけなら、本番当日に早起きしたやったほうが絶対的に効率的であります。
何か落ち着く単調な行為をしておくだけで、本試験時の緊張も和らぐかと存じます。
たとえば、靴磨きや古着の整頓、バイクや自転車のメンテ(汚れ落とし、チェーンオイル、空圧)、車洗い、カバンの整理などは、万人にとって落ち着く作業でありましょう。
ちなみにわたくしは、腕振り体操が不動の落ち着く作業となっております。
緊張が強いられる日には、前日の夜に500回、当日の朝に500回、腕を振るのが定番となってございます。
早く、腕振りを知っておきたかったと思うわたくしでございます。
みなさんそれぞれの、単調で集中できることに没頭していただきたく存じます。
すっきり晴れ晴れとして本試験に臨めるかと存じます。
本番では、否が応でも気を引き締めるのでありますから、まずは、緩める事が大事なのでございます。

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面積2割り増し

目には見えないことでございますが、お勉強の空間についてでございます。
お勉強が順調なときは、それでよいのでございます。
しかし、なんだか以前と較べたら進みが落ちたとか、うまくいかなくなったときには、お勉強のスペースについて、意をお払いくださればと存じます。
というのも、お勉強というのは、進むに連れて物が増えてくるからでございます。
最初は、テキストと問題集の2冊であったのに、次第に、過去問や2冊目の問題集、条文集から判例集、その他の資料、そして試験によれば辞書までが、お勉強の教材に加わるものでございます。
机の上を眺めてみれば、いつの間にやらという感想を持つのではないでしょうか。
また、お勉強のスペースを占めるのは、教材だけではございません。
文房具も次第に増えてきますし、飲み物やお菓子を置く場所もあることかと存じます。
人によっては、電気スタンドや補助照明もあることでしょう。
お勉強の空間をいうのは、次第に、こうしたものに占拠されるようになり、気づかぬうちに狭くなってくるのでございます。
お勉強というのは、それほど空間やスペースが要求はされませんが、やはり、ある程度の空間の余裕があったほうがはかどるのは間違いがないのでございます。
しかし、住宅事情やら家族事情、予算の関係で、お勉強の場所や机を変えられないものでありましょう。
そういうときにお勧めしたいのが、小物置きでございます。
わたくしは、使わなくなった丸椅子を、お勉強スペースの拡張に用いております。
ホームセンターに行けば、こうした生活用品は、溢れんばかりに売っているかと存じます。
お勉強の教材は増えるとはいえ、全部が全部を一度に使うわけでもありません。
しかし、しまい込んでしまうと、ちょっと見たいときに支障が出る、そういった教材を小物置きに載せておくのでございます。
また、この小物置きは、試験勉強終了後にも、植木を置いたり、ちょっとした貴重品を置いたりと、実に生活に資するものがございます。
利用頻度の少ない教材は、小物置きなどを使って、メインのお勉強机のスペースを確保すると、非常にすっきりした気分に浸れるかと存じます。
狭いなと思ったときは、お勉強のスペースを2割り増しして、お臨みくださればと存じます。
空間の広さに、ご配慮くださればと存じます。

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