独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

できるはずです

本当に考えひとつで、変わるものでございます。
わたくしが好きな考えは、「できるはずなのになぁ」でございます。
できない、できないと考えるのは危険でございます。
言霊というのがあるかどうかはわかりませんが、言葉遣いには気をつけているわたくしでございます。
できないなあ、なぜ、できないのだろう?と考えても、素敵なできない理由が思い浮かぶばかりでございます。
できない理由を100集めても、何ができるかというと、何もできないのでございます。
なぜ、やせないのか?と考えてみても、不摂生ばかりがアタマに浮かぶだけでございます。
なぜ、あいつはわかってくれないのか?と考えてみても、相手のイヤなところばかりが見えてくるだけでございます。
できない理由を考えても、その逆をすれば解決するわけではありません。
お菓子を食べるから太るのであれば、食べないなら太らないとはならないのでございます。
そんな単純なものではございません!!
できない理由や事情とは、考えやすいし、頭に浮かびやすいがために、それだけで歩止まりしている人が多いのでございます。
それよりも、できるようになるにはどうすればいいかを考えるべきなのでございます。
このとき、便利なのが先ほどいいました「できるはず」という考え方なのでございます。
この考えの特徴は、できるはずと仮定することで、しっかりした思考の土台ができ上がる点でございます。
もとのもとの部分がしっかりするからこそ、考えは積み重なり、蓄積されて、突破口やアイデアを閃くのでございます。
もとのもとの部分がゆるゆるであれば、しっかりした考えは沸きません。
といいますか、いい考えが湧いても、素晴らしい着想が起きても、元の元がグダグダであれば、それがもっと良い考えへと、実効性のあるところまで結晶化されないのでございます。
(〇〇をしてみるか)と思い立っても、元がグダグダだとスグに(でもなあ、アレでアレだしなあ)と思考の横槍が入って、せっかくうまく行くかもしれないアイデアが立ち消えるのでございます。
実にもったいない話でございます。
できない理由を考えていくと、アイデアがつぶれるばかりなのでございます。
アイデアが有限とすると、自分からゴミ箱に捨てているものでございます。
生かすも殺すも、考え方ひとつでございます。
もったいのない考え方、そして、生き方をしていないかを、再度、ご検討くださればと存じます。
できるはず、たとえば、痩せるはずと仮定することで、考えが集約され、新たな考えと行動、そして、エネルギーが沸いてくるのでございます。

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2冊から

選択というのは、たくさんございます。アレコレ悩むものではありますが、重要なものはそれほどないのでございます。
商売の損は一時の損、配偶者のしくじりは一生の損と申します。
重要な選択だけは、誤らないようにしたいものでございます。
さて、独学においては、最初の教材選択が重要になってございます。
ダメ教材をいかに避けるか、よい教材をいかに選択するかが、独学の眼目なのでございます。
ダメ教材は、不合格の最たる元凶でございます。
ダメ教材を掴んでしまえば、要らぬ気苦労を自分から買って出たようなものでございます。
ダメ教材を避けることが、独学のコツのひとつなのでございます。
ダメを避けるにはどうしたらいいかといいますと、たくさん買おうとしないことでございます。
一般書籍と違って、お勉強の教材というのは、たくさんそろえればよい、というものではございません。
たくさんあれば実力が付くものではありません。現実をいうと、少しの教材を何度も、何回でもやるほうが実力が伸びるものでございます。
教材は数少なくてもよいのでありますから、教材の選択においても、少しを丹念に検討するのがよいのでございます。
推奨するのは、テキストと問題集の2冊のみを買うことでございます。
買う枠を「2冊」と決めてしまうことでございます。
もちろん、最終的には、あれやこれやと教材が必要となりますが、最初からすべて買おうとすると、「少しを丹念に検討する」ことができず、注意力が拡散してしまいます。
そうすると、買い物籠に最後まで使わない、使っても実力の伸びない、果てには、使えばより不可解になるダメ教材を放り込んでしまうのでございます。
当初は、買うべき冊数を2冊に絞って、見当を積み重ねるべきなのでございます。
2冊という数なら、できるものでございます。
「あなたが感動した100冊」を選べといわれれば、結構たいへんでございます。
しかし、たった2冊、厳選すればいいのが独学の教材選びでございます。
数ある教材の中からたったの2冊、厳選すればよいだけの話です。
多くを考えるのは下手の始まりと申します。
テキストと問題集の2冊に持てる意識を集中して、ダメ教材をお避けくださればと存じます。

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お通じ論

本日のススメは、お通じについてでございます。
飲食中の方は時間をずらしての、お目汚しをお願いしたく存じます。
健康に自信のある方は多いかと存じます。本当に素晴らしいことでございます。
しかしながら、結構、心身がまいっているのに、わたしはだいじょうぶ、そんな風に思い込んでいる方がおられるのでございます。
自分の調子を計るのに、ま、健康診断やら顔色判別がございますが、ハズレがないのがお通じの分析でございます。
お通じの回数と内容に意識するだけで、自分について、実に多くの事が判明するのでございます。
心身の調子のよくないときは、お通じの回数が少なくなったり、下痢気味になったりします。
健康で絶好調のときは、実に見事なお通じになるものでございます。
たとえば、ジャンクフードや弁当、店屋物、中食や冷凍食品を続けて食べてみると、お通じでわかります。
深酒を続けたり、お菓子・菓子パン、ケーキを食べすぎると、これまたお通じでわかります。
運動不足も、お通じに如実に現れて参ります。
お通じは、単的に心身の状態を示すものなのでございます。
お通じは、「己を知る」ための、実に有効な手段かと存じます。
お勉強は、ストレスの溜まりやすい活動でございます。
知らず知らずのうちに、ストレスを溜め込んでいる方が多く見受けられます。
とくに、ストレス耐性の高い、我慢強い人ほど、腹に溜め込んでございます。
ぶっちゃけていうと、気合や精神力は、何かを凌いだり耐えたりするには、役に立つものでございます。
お勉強においても、必ず必要になる徳目かと考えます。
しかし、気合や精神力だけでは、問題は解決しないのでございます。
適切な間、適当なやり方、継続できる進め方、そういったものを追求できるのが、独学でございます。
当然ではありますが、健康で調子のよいときのほうが、お勉強の能率は上がります。
記憶や記憶の維持がまったく違ってきます。
毎日のお通じをチェックして、身体とメンタルの状態に意を馳せていただければと存じます。
素敵なお通じが毎日続くようであれば、どんどんやればよろしい。そのやり方でよろしい。もっと量を増やしてもよろしい。そんなサインなのでございます。
しかし、なにかこう、不気味なお通じであれば、うまく行っていない証拠、改善できる事がある証拠、心残りがある証左なのでございます。
独学は、苦学でないことをご理解頂ければと存じます。

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