独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

できないな

人は、自分の想像できないことはできないのでございます。
たとえば、わたくしなど甘いものが嫌いなので、一人で和菓子屋さんに入ったり、甘亭に入ってぜんざいを普通に食べたり、また、ケーキ屋に入って「レアチーズケーキと季節のフルーツプリンとブルーべリタルトをふたつずつください。」「ありがとうございます。お祝い事のカードはどういたしましょうか?」「いや、いりません。(ひとりで食べます)」などと問答することなど、想像もできないのでございます。
ですから、わたくしにとってこれらの行為は、まったく実行不可なのでございます。
想像できないことはできない、想像し難いことは行動になり難いのでございます。
たとえば、本をほとんど読んだことのない人は、テキストを1日あたり100ページをも読めやしません。読んでいる自分を想像できないからですございます。
独学をしていると、お勉強に纏わる種々の問題が発生いたします。
問題の解決は、想像力が付くものから考えていくように、進める次第でございます。
想像もつかないものはできないと、割り切って問題解決の優先順位を決めていって欲しく存じます。
こーしてあーしたらいいんでないかい、という目途が付いてから真剣に問題解決を図ればよいのであって、なんでもかんでも、解決を図ろうとするのは愚かでございます。
テキストの理解が不十分であるなら、精読時間を設けて1ページ1ページ、丹念に読んでいけば解消いたします。じっくりとページを繰る己を想像できるから、可能なのでございます。
問題を解くのが遅いのであれば、ストップウオッチを手に、5問10問をまとめて解くには何分かかるかを計りながら、自分の解凍の無駄を浮き立たせることもできましょう。これまた、想像可能ではないのでしょうか。
暗記や記憶も同様でございます。1日に10ページも20ページにわたる内容を憶えていっている自分に想像がつくでしょうか。おそらくは、駄目でしょう。ならば、こうした暗記は無謀ということができます。
能力というのは、背伸びをして伸びるものとだめになるものがございます。
スポーツの世界では、多少の背伸びがよい結果をもたらします。
自分ならできると思い込んで、泳いだり走ったりすれば、いい結果が出ますし、筋トレでも通常を超える負荷をかけることで身体が鍛えられていきます。
しかし、お勉強というのは、背伸びをすると駄目になることが多でございます。
特に独学では顕著で、あまりに過度のお勉強を課し続けると、早晩、お勉強の放棄が待っているのでございます。
想像という視点から、できない対策に着手頂ければと存じます。
同じ「できない」にも、ピンからキリがございます。解決の想像のつかない「できない」は、先送りです。
自分の想像のつく範囲から着手して、しっかりとこなしていくことでございます。

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期間比較

昨今の試験では、新傾向問題と揶揄される出題が続いております。
従来の試験問題とは、趣が大きく変わるので、多くの受験生が苦手にしているのではないかと存じます。
新傾向問題は、内容が一定しないので、どうしても対策が後手に回ったり、効果のない対策に躍起になったりするものでございます。
こうした新傾向問題の対策は、まず、信頼できる出版社の問題集を入手することでございます。
あれこれ、自分で情報の海を彷徨うよりも、これ!と対策を一本化したほうが賢明でございます。
一本筋を通してから、あれこれと情報を取捨選択するほうが、右往左往しない分、効率的かと存じます。
また、新傾向の問題の期間比較を、ぜひ、行って欲しく思います。
一見して何の関係もなさそうな新傾向問題ですが、3年なら3年、5年なら5年と連続して見てみると、一定のパターンや傾向を見ることができるのでございます。
たとえば、新傾向問題のうちの時事問題では、毎年、問われることは一見してばらばらですが、時事を扱った問題だけで期間比較をしていけば、特定の年に限定されて出題される、政策動向を踏まえた出題がなされる、グラフ上の代表的な数字が問われるなど、特定のパターンを読み取れることができるのでございます。
こうした見当をつけて、傾向に沿って勉強していけば、大きく本筋から離れないお勉強が可能となるわけでございます。
なお、期間比較という方策は、新傾向問題だけに限るものではありません。
過去問にも、十分にその威力を発揮するものでございます。
過去問を何度も解いていくと、同じ問題が同じように出題されていることに気づくかと思います。
問題だけでなく、選択肢ですら使い回されていることにも、聡い人なら気づくかと思います。そうしたものを発見すれば、試験が優位に進むのはいうまでもありません。
こうしたことを見つけるのも、期間比較という発想からでございます。
お勉強中には、(あれ、これ、どこかで見たなあ)という既視感があるかと存じます。
それは、まさに点を生むたまごでございます。その既視感はとりあえずメモっておいて、どこぞに貼り付けておきましょう。
そうすれば、どことどこが同じように出題されているか、発見しやすくなります。発見したらこっちのものでございます。
期間で比較するというのは、長い目で、広い視野で見るということでもございます。
ときには、隣にいる人や配偶者の気遣いを期間比較してみてはいかがでしょうか。
気持ちも、期間の比較で色濃くわかるものでございます。

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おやすみなさい

お勉強を抱えた生活をしていると、どうしても睡眠時間が犠牲になりがちでございます。
とはいえ、独学では、睡眠時間を削ることを推奨しておりません。
睡眠時間を削ってお勉強をしていけば、そら、もちろん、成績や実力はある程度まで、上昇いたします。
しかし、注意してほしいのは、「ある一定」までしか上がらないという点でございます。
睡眠時間を削っても、ある線で頭打ちなのでございます
睡眠というのは、単純なものではございません。
身体にとっては、寝ている時間は回復時間であり、寝るということは治療行為なのでございます
患って入院すると寝ざるを得ませんが、それは寝ると身体が直るからでございます。
この点、お忘れないようにして頂きたく存じます。逆にいえば、寝ないと身体はどんどん蝕まれるといってよいでしょう。
睡眠を無駄な時間と考えないようにしてくださればと存じます。
さて、頭にとって睡眠時間とは何かと申しますと、寝ることは記憶の維持、整理の時間でございます
ぐうぐうよだれを流しているときに、頭の中では今日一日の必要なことと要らないこととが取捨選択されているのでございます。
寝ている間に、記憶は出来上がるのでございます。
ですから、寝ないことには、新たな記憶が出来上がらないのでございます。
ナポレオンは1日3時間しか寝なかったといいますが、あれはベッドの上で寝ている時間の話でして、会議の席や移動中の馬上でぐうぐうと寝ていたと申します。
寝なければ、よいというものではありません。最低でも5時間から7時間の睡眠時間を確保していただきたく存じます。
しかし、そんなに寝ていられないという人も居られるでしょう。
ならば、短い睡眠時間をフルに寝切る工夫が日ごろか大切かと存じます。
疲労を溜めないこと、回復力を付けることが肝要でございます。
酒やタバコを控える。味の濃い外食も少なめに。料理人というのは、旨ければ何でもします!驚くばかりの食塩とバターですぞ。
添加物の多いスナック菓子も控える。肉やフライ・揚げ物を控える。
天然塩や水、野菜を摂るなどして、疲れにくい身体に変えていかなければいけません。
意外に、「疲れやすい食べ物」は多々ございます。それを、受験勉強期間中くらいは、お控えくださればと存じます。
断食を経験された方は、ご理解いただけるかと存じますが、食生活を見直すだけで、身体は天使の様に軽くなるものでございます。
また、足元の靴にもお気をつけください。
行き返りなどは誰も足元など見ておりません。歩きやすい楽なウォーキングシューズに変えても、だーれも気にやしません。
硬い革靴を脱いだり、歩きにくいサンダルを履きかえるだけでも、まったく疲労が異なることをご理解いただければと存じます。昨今ではオーダーメイドに靴を見てくれる店もできております。靴一足でこんなに変わるのかを、実感していただければと存じます。
睡眠時間を削ってのお勉強は簡単なだけに、削りすぎて実力自体が伸びなくなる本末転倒に至りがちでございます。
さまざまな工夫で睡眠時間への工夫を確保してから、お勉強へまい進してくださればと存じます。

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