| カテゴリー: 過去のススメ |
現実主義といいますと、なんだか堅実で、確実で、頼もしく、しっかりしている感じを受けるものでございます。
しかしながら、現実主義というのは、深みに嵌れば単に現実に埋没するのみでございます。
目の前のことだけしか見えないというのは、いうならば、夢見る暇も、先を慮る余裕もないということでございます。
ある意味、現実主義者の現実とは、過酷で可憐で、不調の状態にあるといえましょう。
目の前のことで手一杯であるからこそ、現実主義者になるのです。
また、過度の現実主義は、飛躍ができなくなります。
飛躍こそ、現状を突破するものでございます。就転職・結婚、住居の選定、出産、学校の決定などなど、ほとんどは現実を超起したものでございます。
ただ、ひたすら現実のみを見るのは、体重計の目の前くらいに止めておくべきでありまして、そのほかのときでは、まあ現実主義程度がよろしいのでございます。
現実のみしか見れないよりかは、ホラを吹く方がマシでございます。
とはいえ、大ホラはよくはありません。大きなホラや嘘をつくお人は、大概が現実を直視できないほど貧相な状況なのでございます。
現実逃避の意味での大ホラでありますから、そういった人とは、できる限り、距離を取るべきでございます。
本人ですら信じていないことに関わる必要はありません。まったくの時間の無駄。
また、話す内容が大きい人ほど信用はできません。声が大きい人も同様でございます。。
中が空洞だから声が大きいのでございます。笛の中には何もありません。
ホラを吹いてもいいけれど、中ホラ程度に止めておきたいものでございます。
たとえば、合格して就転職を果たしたい!、収入を上げたい、もっといい仕事をしたい!、独立開業を!といった中ホラなら、別に害毒もございません。
そもそも、人生の設計をホラといわれたら、ほとんどの人がホラ吹きになってしまいます。
中ホラは、多少なりとも現実との接点が多数ございます。ある意味、現実主義的に未来を図っているということができましょう。
自分の望むものとは、現実のみを見て拘泥するよりも、多少のホラを吹いていた方が、実現しやすいのも事実でございます。
ちょっと現実主義でありつつ、ホラを織り交ぜるのが、ベターな姿勢かと存じます。
ホラでも
2008年6月26日 9:18 AM
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