独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

目でも読む

テキストの記述に、まったく手がでないときがございます。
そういうときは、無理やりに読んではいけないのでございます。
正直な話、何が書いているのかさっぱりなのに真剣に読んでも、意味はないのでございます。
まず、頭には残ってきませんし、理解の「り」の字もないまま、時が過ぎ去るのでございます。
そのまま読み続ければ、どんどん頭に靄めいてきて、ストレスは高じていくのでございます。
こうした場合には、読むことよりも、ざっと目を通すことをお勧めする次第でございます。
今すぐに、目の前のテキストの内容を理解しなければならない束縛など、独学にはないものでございます。
初めて目にすることであれば、ざっと、1章なら1章、1単元なら1単元を目通して、何がテキストに書かれているのかがボンヤリわかるくらいで結構なのでございます。
もちろん、ひとつも内容はわからないかと思います。
しかし、そのざっと読みで茫漠としたものでもつかめれば、それでよいのでございます。
精読や熟読というのは、学習の中盤や終盤にさしかかってこそできる読み方でございます。
それまでは、目通し程度の読み方が許されるものでございます。
禅機は身体にあると申します。
人は、腕で考えたり、脚で考えたり、手で考えたり、お腹で考えたりするものでございます。
頭だけで、考えるものではないのでございます。
「読む」という行為も、同様かと存じます。
頭で読めないのであれば、目で読むのも妥当でありましょう。
こんなもんか、こういうことをやっていくのかを肌で感じるだけでも、今後のお勉強への心持ちは変わってくるかと存じます。
試験を呑むといいますか、抵抗感は若干、減じるものでございます。
また、目で読めば、できそうなところや簡単そうなところ、やさしそうなところを発見することでしょう。
そういうところから着手すれば、お勉強もめんどくさも和らぐかと存じます。
お勉強は、ただ苦役に耐えればよいものではありません。
取れる手段を駆使して、できる範囲で進めていくものでございます。
バカな苦役は避けるべし、それが独学なのでございます。

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明白かつ単純

原因と結果の関係は、実はわかりやすいものなのでございます。
お菓子を食べるから、太るのでございます。
菓子パンを1日に数個、和菓子は太らないからといって1個80円の手軽なおもちを食すがゆえに、激太りするのでございます。
じゃんじゃん飲んで食べるから、お腹がポッコリするのでございます。
運動不足であるから、頭も動かなくなるのです。
ジャンクで手軽な食生活であるから、集中力が続かないのです。
酒をたくさん飲むから、内臓の疲れが抜けないのでございます。
タバコを吸うから、深呼吸ひとつで息切れがするのでございます。
難しいことはございません。
本当の、真実の因果に近づけば近づくほど、明白かつ単純になるのでございます。
逆にいえば、ウソ、虚偽、欺瞞、正直どーでもいいことになるにつれて、因果は難しく、考えにくく、わかりにくく、そして細かくなって止まるところがないのでございます。
実力が伸びない、といって悩む方がございます。
問題は、悩む方向なのでございます。
どんどんと、難しいほうへ考えていくのでございます。
メンタリティ、性格、複雑な人間関係、気合、精神力、その他スケジュール管理法云々と、複雑で容易に答えの出ないことを考え出すのでございます。
はっきりいいますと、お勉強の実力が伸びないのは、勉強時間が足りないからでございます。
人間、本当はバカではありません。
バカなことでも、続けていくうちに、妙案名案工夫を思いつき、次第に善きものへと改善していくものでございます。
バカなりにやることで、道は開けるのでございます。
ちょっとやって結果が伴わないから、(ああダメだ)と短絡的に決断を下し、あれこれ考え出すのは、本当によろしくありません。
この立ち止まりに、先ほどの複雑で難しく、わからなくて答えが出ないことを考えるのが、実に最適でピッタリくるのでございます。
そのため、多くの人がこの罠に引っかかっているのでございます。
立ち止まって答えのないことを考えても、実力は一向に伸びません。
明白で簡単な原因にしぼって、お考えくださればと存じます。

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寝る前に読む

記憶は、実に個人差がございます。憶えるか憶えないかは、千差万別。
ある人には、すらすら憶えられるものでも、自分にはとても無理な場合がございます。
逆に、自分はさしたる苦労もなく記憶したことが、他の人にとっては難しいことも多々あるのでございます。
記憶がよい・悪いというのは、相対的なものでありまして、全般を通してみれば、だいたい似たり寄ったりなのでございます。
(しっかり憶えてそうだ)と見える人でも、実は、そこだけをしっかり憶えていたということが多く、その他はボロボロであったりするのでございます。
皆、耳目はふたつ、鼻口はひとつのわたくしたちでございます。
どうして、記憶力だけが大きく異なることでありましょう。
めくそはなくそくらいの違いと思えば、気も楽になるのでございます。
ほとんどの人が、記憶には手こずり、暗記には四苦八苦しているのでございます。
ほんとうに宝くじに当たるくらいの確率で記憶力のよい人もございますが、そんな人は例外と思って、単単をお勉強を重ねるのが、最も効率がよいのでございます。
基本的に、「憶えられないものはない」のでございます。
どんなことでも、どんなものでも、憶えることは可能でございます。
ただ、憶える時間差や記憶になるまでの労力が異なるだけでございます。
ですから、長期戦になることを覚悟して、最後までやってやるぞと決意すれば、憶えられないことなどないのでございます。
どうしても忘れてしまうことや憶えられないものは、長期戦を覚悟して、淡々と何回も目を通すことでございます。
お勧めは、夜に寝る前に目を通すことでございます。
気負っても焦ってもいけません。また、欲張って過大な量を見てはいけません。
言葉として変ですが、厳選に厳選を重ね、吟味に吟味をした、「ベストオブ憶えられない」をひとつかふたつピックアップして、寝る前に目を通すことでございます。
この目通しは、機械的にやることをお勧めします。ざっと見て終わる程度でようございます。
3週間、機械的に見ていけば、まず記憶に残るかと存じます。
機械的に記憶に残すには、少量を機械的にこなすことでございます。
クリアファイルやビニルシートを活用すれば、長期の目通しもスムーズでございます。
やり方はいくらでもあることを、ご理解頂ければと存じます。

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