お勉強は、落ち着いた状態でないと捗らないものでございます。
時間が気になったり、そわそわしていたりすれば、お勉強に着手しても、それほど効果はないのでございます。
何かと同時進行をしてのお勉強は止めていただきたく存じます。
たとえば、パソコンをしながら、テレビを見ながら、電話をしながら、でございます。
こうしたことをやりながらでは落ち着くどころではなく、お勉強したところでそれほど効果もありません。
逆にいえば、落ち着いていないならば、お勉強などはしなくてもよいのでございます。
雑用やほかごとを済ませてから、お勉強に着手していただければと存じます。
ゆったりと心身ともに落ち着いてから、お勉強に着手するのがベストであります。
お勉強にふさわしい時間となってから、着手頂ければと存じます。
特に、いくら暇だからといって、仕事中にお勉強をしてはいけません。
昼休みならわかりもしますが、勤務時間中にちらほらとテキストを覗くような真似は、やってはならないのでございます。
ぶちゃけいうと、やっても効果がないのでございます。
隠れてこそこそ内職勉強をしても、(見つからないように)するために、エネルギーの大半は奪われてございます。
見つからないようにするために意識が飛んでいるので、全然、頭に入っていきません。
こんな内職勉強を何時間やろうとも、30分の集中したお勉強にはかなわないのでございます。
結局のところ、内職をしても身に付くものはほとんどありません。
全くの骨折り損でございます。
内職勉強はやるだけ損である、と結論付けております。仕事が暇なら瞑想でもして、内臓脂肪を燃やしておけばよいでしょう。
まあ、やってもメモ一枚くらいを携帯して、移動時間や休憩時間の際に、記憶の維持を図るくらいが関の山かと存じます。
お勉強へのやる気は頼もしいのですが、やって効果のあることに、そのエネルギーを投入してくださればと存じます。
再度、内職の勉強は無駄で気疲れするばかりなので、お止めくださいまし。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年7月9日 10:32 AM |
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寝るより楽はなかりけり、と申します。
基本的には、睡眠を削ってお勉強に臨むより、とっとと寝て次の日に早起きしてやったほうが効率的でございます。
うつらうつらしているのに、無理やりに頭に詰め込んでも高が知れてございます。
苦勉すればよいというものでもないので、さっさと寝て頂ければと存じます。
本当に、がんばるからには合格まで漕ぎ着けたいものでございます。
がんばりやさんは得てして、睡眠時間を削ってお勉強に取り掛からんとしますが、あまり賢明なやり方ではないことを頭の片隅に置いてくださればと存じます。
嫌な言葉ではありますが、お勉強は自己満足のみで終わってはなりません。
過程も大事ですが、結果も劣らぬほど大事でございます。
いくら、がんばっても成果が伴わないときは、がんばらないことを思考の範疇においてくださればと存じます。
とはいえ、ときには睡眠を削ってでもがんばって、今日までに済ませたいものがございます。
学習計画が延び延びになっていたり、進捗が遅れていたりと、無理をしてでもお勉強を進ませておかねばならないときもあるでしょう。
しかし、こうしたときに、白目を剥くほど眠たい日に当たるものでございます。
布団に入ると本格的に寝てしまいそうなときには、机にタオルを敷いて、突っ伏すに限ります。
たった5分でも、カクンと寝入り行けば、頭はたちまちにリフレッシュ致します。
ちなみにタオルは、クッションの代わりであり、また、よだれの被害を食い止めるためにございます。
机に突っ伏して寝ると、うつ伏せになっているからでありましょうか、テキストや問題集は意外によだれでべとべとになるのでございます。
起きたときによだれの海を見て衝撃を受けないためにも、ぼろいタオルを引いて5分寝を取っていただきたく存じます。
5分間、突っ伏して何も考えなければ、十分に頭が再活動するようになります。
ただし、肉体的な疲労が激しいときは、5分の突っ伏し睡眠も効果のないときがございます。
5分突っ伏してみてどうにも頭の靄が取れないときは、素直にベッドに入って、翌朝からがんばることに致しましょう。
ダメなときには5分寝ることは、お勉強のテクニックのひとつでございます。
また、無理が出来るのか出来ないのかを図る技でもございます。
上手に疲労と眠気とお付き合いくださればと存じます。
がんばるだけが脳ではございません。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年7月8日 9:54 AM |
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基本的に、お勉強の間は、自分の出来・不出来や点数を気にしなくてもよいのでございます。
たとえそれが、1桁代であってもでございます。
点数が重要になるのは、本試験当日のみでございます。
ま、本試験に準じる模試のときか、試験直前に事至れば、点数等を気にするようにすれば良いでしょう。
通常の試験勉強の大方は、「我、気にせず」をベースにお勉強に臨めばよいのでございます。
気にして価値のあるものだけに、気をまわすべきでございます。
点数というのは、はっきりいうと、気にしたところでほとんど資するものはないのでございます。
それほど気にしたところで、点数は伸びるわけでもなし。ならば、その気にする分、目の前のお勉強に精を出した方が得でありましょう。
体重計の数字を気にするよりも、冷蔵庫や納戸の中を改善したほうが、よっぽど体重に変化を与えるのと同様の理屈でございます。
もちろんのこと、気にすることがお勉強への発奮材料となることもございます。
「こんなんじゃダメだ!」と、やる気が一気に燃焼することもありましょう。
しかし、気にすることで毎日の能率が落ちたり、心に澱がたまるようになったり、身体が気だるくなっているなら、早晩に切り替えたほうがうまくいきます。
方針を転換してくださいまし。
とはいえ、それでも気にしてしまう人がいるかもしれません。
気にする、気にしないは性格の問題でもございます。
ですから、どうしても気になってしまう人は、このような約束を自分としておけばよいでしょう。
「点数を気にしてもよいが、3回転してからにせよ」と。
たとえば、テキストの内容がわからないのであれば、3回読みに読んでから、気にして欲しいのでございます。
問題集然り、過去問然りでございます。
グダグダいってないで3回繰り返したあとで、愚痴って頂きたいのでございます。
といいますか、ほとんどの人は何事であれ3回転もすれば、気にもしなくなり、愚痴も出なくなるものでございます。
つまりは「できるように」なるのでございます。愚痴る前にもう一度やる、気にする前に解き直す、テキストを読み直すようにしてください。
やることをやったあとで、たっぷりと愚痴る方が賢明でございます。
愚痴や気にしいは、やることやった後にやっていただければと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年7月7日 9:55 AM |
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