独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

まだ大丈夫

何度もいっておりますが、試験勉強というのは、本試験その日だけが大事なのでございます。
本試験の当日だけは、すべての受験勉強期間のうち比較を絶するほど、大切なのでございます。
逆にいえば、その他の日というのは、どうでもいいとさえいえるのでございます。
試験勉強期間のうち、99%を健康に過ごせても、本試験当日に風邪を引けば、まず、落ちます。
これまでやってきたことが、たった1日の体調の悪さでおじゃんになるのでございます。
もちろん、日々の健康も大切ではありますが、本試験その日に良好な状態で過ごせるならば、適当に夜更かしやら夜食をたっぷり頂いてもよいのでございます。
本試験その日のみが、大事な日でございます。しっかり、ご理解ください。
お勉強内容も同様でございます。
本試験その日のみに、できればよい、憶えておけばよいのでございます。
逆にいえば、日々にお勉強では、思い違いをしてもいいし、間違えても、わからなくても、失敗しても、過ちを犯しても結構至極なのでございます。
本試験その日のみに、そうした事態に陥らなければよいだけの話でございます。
そうしたミス群を日々のお勉強で犯したのであれば、その度に返す刀で、確実におさえる機会にしてしまえばよいのでございます。
○ページから○○ページまでは、しっかり読み込む。
この問題は、毎日3回解く。
この先1週間は、このメモを通勤電車の中で見る。
などの対策をすれば、間違えたことは、逆に実力に転化していくものなのでございます。
間違いやミスについては、対策以上のことは無用でございます。
あれこれと必要以上に思い悩まないことが、失敗やミスのダメージを最小限に抑えるのでございます。
もちろんのこと、テキストや問題集、過去問その他で、良い成績や高得点を取れれば、本試験試験においても、取れるでありましょう。
しかし、それは可能性の問題でありまして、日々のお勉強で好調だったからといって、必ず本試験に受かるかは、わからないものでございます。
日々の成績が良いと受かるかもしれない、レベルのお話でございます。可能性と現実の問題の区別をお付けくださいまし。
本試験その日のみにできればよいのですから、日々の失敗など、10円を拾うくらいの微妙な幸運だと思って、しっかりと自分のものにしていけばよいのでございます。
失敗を恐れる必要はないでございます。

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腕振り体操効果報告−34

本日のススメは、恒例となりました腕振り体操についての雑記でございます。
お目汚しの程、お願いいたします。
さて、疲れたとき、集中が途切れたとき、飽きてきたとき、嫌になってきたとき、お勉強でこうした状態に陥ったときは、一息入れるサインでございます。
慣用句に、息が詰まると申します。
身体が過度の負荷やストレスにさらされたときは、呼吸が浅く、短くなるものでございます。
一度でも良いので、お勉強がイヤンになって、頭が茫漠としているときの呼吸の有り様を確かめてください。
明らかに、日常のときの呼吸とは違うものがございます。
それか、隣で寝ている人の寝ているときの息の仕方を観察してみてください。
いぎたなく、ぐうぐうと、これ全身で寝入っている人の呼吸は、深く、伸びやかでございます。見せられた顔じゃありませんが。
子供の寝ているときの呼吸から、犬やノラ猫、果てには文鳥・十姉妹といった小鳥まで、寝ているときの姿を観察すれば、深い呼吸になっていることがお分かり頂けるかと存じます。
意外に、自分のしている息の仕方で、心身の状態を知ることが出来るのでございます。
わたくしは、気を変えたいときには、腕振りに深呼吸を加えて振っております。
特に細かなことを気にすることなく、ラジオ体操の最後の感じで、息を吐いては吸っております。
1回の腕振りは、100回から200回程度です。時間にして5分弱しかかかりません。
その腕を振っている間の深呼吸だけでも、変な日本語ではありますが、リセットの度合いは高いものがあると実感しております。
顔を洗ってもなかなか集中が取り戻せないときでも、ぱっぱと腕を振りつつの深呼吸をすれば、(しゃーないから、やるかねえ)というやる気も戻ってくる気が致します。
なによりも、腕振りに要する時間が、深呼吸の時間と符合しているのが良いのではないかと考えております。
ヨガの行者でもないので、深呼吸ばかりを1時間も2時間もやれるわけがありません。
この点、腕振り体操と併用した深呼吸であれば、それほど時間もかかりませんので、飽きずに続けられるかと存じます。
ま、深呼吸との併用は、腕振りだけに限られるものではありません。
意識的に深呼吸をしながら雑用をするのも良いでしょう。
自分なりのリフレッシュの中に、息の入れ方を考察する機会になればと存じます。
適度に疲労とストレスを抜きながらお勉強をすることを、心がけて下さいまし。

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中てる

あがり症の方がございます。
困ったものでございまして、せっかく十分な実力を有していながら、いざ本番となると発揮できなくなってしまうのでございます。
原因といいますと、己への要求度が高いことが挙げられます。
うまくやろうとしていたり、皆からよく思われようとしていたりします。また、皆から下手と思われたくなかったり、ひたすら間違えを恐れてございます。
こうしたことに、心と頭が占められているわけでございます。
この際いっておきますが、こうした気負いがあると必ずできなくなりますし、うまくことを運べません。
ぶっちゃけいうと、周りの人はそれほどあなたにことについて関心を持っておりません。
隣で寝ている人の顔をまじまじと見れば、お分かり頂けるかと存じます。こんなはずでは、と互いに思っていることでありましょう。だからこそ、お互いに労わり合うのでございます。
っと、お勉強でも気負いは忌避すべきものでございます。
気負うものがあれば、何てことはないものを見落としたり、意味を取り違えたりするものでございます。
わからないわからないと頭をうんうん捻っていることが、実は、テキストをよく読めば書いてあったりすることも多々あるのでございます。
全くもったいのない話でございます。時間と労力の浪費と申してよいでしょう。
こうしたことが続けば、がんばっている「はずなのに」という事態に陥るのでございます。
お勉強はやはり集中が必要でございます。
集中の「中」という字は、中(あ)てるともいいます。的中といいますように、的(まと)に中(あ)てるという意味があるのでございます。
自分の関心や思い、エネルギーを集めて、1点に中てるから集中というのでございます。
お勉強中にそわそわしていたり、何かほかごとを考えたり、思ったりするときは、集中が出来ていない証拠でございます。
弓で的を射るかのように、目の前のことに集中していただければと存じます。
だらだらやるよりも、びしっとした30分のお勉強でございます。

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