独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

アンチ冷房

冷房は快適ですが、できるかぎり使わないようにしております。
なぜ、冷房を避けるかといいますと、基礎代謝が落ちてしまうからでございます。
今はどこでも、空調が効いておりますので、どうしても冷房の影響を受けてしまいます。せめて家の中くらいは、という考えでございます。
やせたい!やせなければ!と思っている方は多いかと存じます。
「痩せ」というと、スポーツ運動エアロビクスでのカロリー燃焼をお考えでしょうが、実は、日々の生活での代謝が一番、カロリーを消費しているのでございます。
新陳代謝や通常の代謝は、なにを意識せずとも身体が行っていますので、基本的に、当の本人は何もしなくてもよいのでございます。
一番楽チンなカロリー消費活動でございます。
太らないためには、または、楽に痩せようとするなら、基礎代謝を上げるか、低下を防ぐのが一番なのでございます。
冷房のある生活を続けて代謝が落ちてしまうと、何か運動を追加せねば、自動的に太ってしまうのでございます。
わたくしが冷房を避けるのは、代謝の低下を危惧するからでございます。
とはいえ、蒸し暑い中でお勉強などはできない相談でございます。
当ススメでも、暑いときはファストフードかカフェテリアといった冷房の効いたお店で、お勉強するように申しました。
「頭を冷やせ」という個人の言がございますように、頭(脳)の温度が高くなればなるほど、頭は動かなくなるからでございます。
暑さがお勉強の敵なのは、脳がすぐにオーバーヒートするからでございます。
あっついなかで、お勉強が進まないのも、故なきことではないのでございます。
では、クーラーを使わず、どう涼を確保するかが問題となります。
そこで、皆さんのお勉強にお勧めしたいのが、大量のアイスを買ったときについてくる保冷剤を使った、脳の冷却法でございます。なぜ大量のアイスを買っているのかは不問です。
保冷財を凍らせて、タオルやハンカチ、ヘアバンドで首筋や頭に巻きつければ、ピンポイントで頭が冷やすことができます。そのため、それほど冷房の必要性を感じなくなるのでございます。
保冷財を用いた涼は、身体は汗をかいて老廃物は出すし、冷房による代謝の低下も防止できるし、お勉強その他の頭脳労働も暑さに負けずにスムーズに進むしと、多くのメリットがございます。
ただ、人に見せられぬ姿になるのが、玉に瑕でございます。
真夏日よりであるのに、ターバンを巻いてマフラー(ネックチーフ)を巻いているかのような、中東アラビアインド人のような姿は、日の本の国に似つかわしくありません。(本当に暑苦しゅうございます。)
保冷財による涼は、見た目以外は問題がなく、コストもかからず健康的で、効果もございます。
暑さと健康に配慮したお勉強をお願いする次第でございます。

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腕振り体操効果報告−35

暑い盛りでございます。暑気に当たらぬ様、ご自愛くださればと存じます。
本日も恒例となりました、腕振り体操についての雑考でございます。お目汚しの程、お願い申し上げるしだいでございます。
ススメにおいて何度もいっておりますが、体調とお勉強とは密接な関係がございます。
たとえば、風邪でございます。風邪を引いてのお勉強は、通常に比べて、5割以下の効果しかございません。読んだものはすぐに頭から抜けていき、憶えたことは蒸発し、問題を解いても少しも頭が動かないものでございます。
その他、食べ過ぎたり古いものを食べておなかを壊しても、腹痛に意識がいってしまって、お勉強は上の空でございます。
お勉強の効率は、手法やノウハウ以外に、体調からも巨大な影響を受けていることをご理解頂ければと存じます。
体調と同様に、お勉強と密接な関係があるのが、運動不足でございます。
いや、もっといえば、体調不良の多くは、運動の不足に由来しております。
身体を動かさないでいると、体調は低下いたします。体調の低下は即、お勉強に跳ね返ってまいります。
運動不足も、お勉強の効果と関係しているのでございます。
お勉強の調子が悪くなったときは、前一週間の運動の状況を思い返していただきたく存じます。
テキストを読んでも頭に入らない、文字がぼんやりしている、考えがまとまらない、視野が小さくなる、なんだか胃腸の調子も悪い、お通じがよくない、または、やわらかいなどの兆候が身体に見られるときは、たいがい、運動が不足している状態でございます。
特に梅雨のときや暑い日が続くと、どうしても出不精に、普通なら歩くところをタクシーや車で済ませるようになってしまいます。
ですから、気づかぬうちに、身体を動かす量が不足してしまうのでございます。
なんか調子が出ないなあというときは、その陰に運動不足がちらほらしております。
運動不足がすぐに影響が出てくるわけではなく、数日後や1週間後に姿形を現すのでございます。
わたくしごとをいいますと、なんか最近、コーヒーを飲むとお腹が緩くなるなあと思っていたら、案の定、毎日の土砂降りで出不精になっていた己を発見した次第でございます。
雨の日も少なくなったので、意図的に身体を動かすようにすると、ぐっと体調も良くなり、頭もしっかりと動くようになった次第でございます。
不調を不思議がる前に、運動が不足していなかったかを調べてみてください。おそらく、思い当たることがあるかと存じます。
階段を使うとか、できるだけ歩くとか、機会を見つけては運動不足の解消をしていただければと存じます。
腕振りは手軽にできる運動不足解消法なので、わざわざ外に出て身体を動かすのが億劫なときや、お勉強でくさくさしたときには、ぶんぶんと2百回程度、腕を振っていただければと存じます。
全然、外出できなかった日でも、その日に500回以上は腕を振れば、急激な不調に陥りません。
腕振り、ヨガ、ストレッチ、筋トレ、ランニングにウォーキング、なんでも結構でございます。
身体を動かして、頭もすっきりさせていただきたく存じます。

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情報生活

基本的に、独学も情報戦でございます。
良い情報をいくら集めたかで、合否が決まります。
試験勉強の過程も、情報の質によって変わってきます。
悪い情報でも、最終的に合格はできるかもしれませんが、劣化した情報ばかりでは、無駄な時間と労力を大いに払うことでしょう。
たとえば、ダメテキストやダメ問題集の弊害を思い起こしてくださればと存じます。
誤字脱字だらけ、試験範囲の逸脱、余分・余計の多いテキストでお勉強をすれば、余計にこんがらがるだけでございます。
ダメ問題集での問題演習では、試験に出そうもないことに時間を費やす羽目に至ります。
良質の教材を探すことが、まずは、独学の第一歩であることを、ご理解くださればと存じます。
さて、では、良質かどうかをどうやって見抜くかということが問題になります。
良質の教材は、試験内容や傾向によって変わってきますので、上位の概念たる「良い情報」と「悪い情報」を考えて見たいと思います。
良い情報というのは、それさえあれば、トータルの情報量が減っていく情報でございます。
たとえば、優れた小説10冊を念頭においてくださればと存じます。
名著と呼ばれる良質の小説を読むと、ぶちゃけいうと、その他の小説が必要なくなるものでございます。
確かに、ほかに優れた小説もあるかもしれませんが、正直な話、それを探して情報の大海で彷徨うよりも、人のつてや本との縁を大事にするほうが、無駄に時間と労力を労することもないでしょう。
我々は編集の立場にはないのですから、良いもの・完成されたものだけを求めればよいわけでございます。
このように、良質な小説のごとく、良い情報は悪い情報を寄せ付けない、または、敢えて追い求めなくてもよくなるのでございます。
小説という分野の情報であれば、良書10冊あれば、それ以上はなかなかに、情報量が増えなくなるのでございます。
独学では、使用するテキストは1冊に決めて、使い倒します。
これは、テキストという分野の情報を増やさないためでございます。ですから、しっかり良質なテキストを選ぶことが、独学では大切なのでございます。
反面、悪い情報というのは、それを入手した時点で、次から次へと情報量が増していきます。
次から次へと調査・検証しなくてはならないものが増え、混乱の度が増す情報が、悪い情報でございます。
ダメテキストなどは、顕著な例でありまして、使えば必ず買い直さなければいけません。
そのため、テキストという分野の情報は2冊分となり、良質の倍となるわけでございます。
同じ効果を得るために、労力が余分にかかったわけでございます。
お勉強においては、悪い情報に徹底的に目を光らせて、乗らないようにしていただきたく存じます。
行き先とは逆の電車に乗らないように、気をつけてください。

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