本格的な夏の到来でございます。厳しい暑さに、へべれけになっている方も多いかと存じます。
本日のススメも、暑いさなかでのお勉強の注意点を見ていきたく存じます。
基本的に、お勉強の進め方に寒暖は関係ございません。大事なのは、お勉強に持っていく体調作り、環境作りでございます。
暑くなってくると、否が応にも汗をかきます。
汗をかくのは気化熱をもって体温を下げるのでございますが、この汗の成分が曲者なのでございます。
汗というのは、皆様もご存知のとおり、しょっぱいものでございます。
つまりは、汗をかけばかくほど、身体の中からしょっぱい成分が出て行っているのでございます。
夏の暑いさなかでは、水分補給をやかましく言われますが、塩っ気の補給も大切でございます。
血圧を気にして、減塩の食事をしている方は、特に気をつけていただきたく存じます。
そして、水をたくさん飲む健康法をとっている方も、塩っ気をとることを留意してください。
普段の季節より2割から3割は、塩っ気を効かした味付けでよろしいかと存じます。
というのも、汗をかく分、多くの塩っ気を必要とするからでございます。
血液の塩分濃度が下がると倍は疲れますし、塩分濃度を下がったままにしておくと、不足したミネラルを補うために、骨を溶かしてでも、濃度を維持すると申します。
ほんとうに減塩+水療法を取っている方は、要注意です。健康に気をつけているのが、逆に身体を壊しかねません。
ラグビーで鍛え上げた成年男子でも、血液中の塩分が不足すると、あっというまにぶっ倒れます。ばたーんと地響きを立ててぶっ倒れます。日陰に運ぶのも一苦労でございます。
お食事には、多少塩っ気の強いものを一品は、入れておいてほしく存じます。
どうせ、汗で排出されるのですから、多めにとってもそれほど健康への被害はないかと存じます。
個人的には、塩分強めで血圧が高くなるよりも、血液中の塩分濃度の低下が健康を害するかと存じます。
なお、ここでいう塩っ気とは、にがり成分を多く含んだ、天然塩・自然塩のことでございます。
塩化ナトリウム99%の食塩ではないのでご注意ください。
汗をかくと、マグネシウムやカリウムといったミネラルも身体から出て行ってしまうので、食塩では必須ミネラルの補給がおっつかないのでございます。
安い食塩は避けて、きちんと裏の表記を見て、にがり成分の入った塩をお買い上げくださいまし。
食べ物も痛む季節柄。健康と衛生の面からも、塩っ気の強い生活を推奨いたします。
さすがにピルケースに塩を詰めて持ち歩くわけには行かないので、朝ごはんのときにちょっとお塩と黒ゴマをご飯やパンに振りかけたり、夕食のおひたしにでも、ぱらっとお塩を振ればよいかと思います。
また、汗だくになって家に帰ってきたときなどは、ちょっとだけ、塩をなめてみてください。
身体のだるさが、一気に回復するのが実感できるかと存じます。
お勉強への体調作りを、しっかりと採ってくださいまし。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年7月24日 10:15 AM |
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試験勉強の峠には、いろいろございます。
たとえば、テキストを通読できるようになれば、試験範囲が頭に出来上がった証拠でございます。
これからお勉強していくことは、どんどん整理されて、頭の中に定着していくことでしょう。
たとえば、過去問を3回転すれば、おおかた試験の傾向や出題の癖も把握できたでしょうから、これからのお勉強はより実戦的なものになるでしょう。
こうしたお勉強の峠を越えれば、それ以後は下り坂。
お勉強は、ぐっと楽になるものでございます。
さて、お勉強の峠にはもうひとつございまして、受験生の皆様には切実なものでございます。
それは、合格するかしないかの峠がございます。
この峠を越えれば、高い確率で試験に合格する、または、次回の受験では半分以下の労力で合格できるようになります。
それでは、その峠とは何かと申しますと、憑り付かれたようなお勉強の有無でございます。
(これとこれだけは、今日中に済ませてしまおう!!)とか、(絶対これだけはやり抜いてやる!)といったように、ただ、ひたぶるにお勉強に邁進したことがあるかどうかでございます。
合格者となった多くの受験生は、こうした、お勉強だけをがんばりにがんばった経験がございます。
落ちてしまった人の話を聞くと、漫然とした勉強だったろうなあと思う方が少なくありません。
思いますに、お勉強に大集中してがんばりにがんばれるのは、実力が充実している証拠であると考える次第でございます。
そもそも、実力が付いていないと、何をがんばりにがんばればいいのかわからないものでございます。
また、がんばりにがんばれるのは、自分の実力が完成している実感があるから、がんばれるのでございます。
どんどん実力が確かなものになっている感じは、悪くはないものでございます。
手垢にまみれて虚飾めいた言い方ですが、このときばかりは、「お勉強は楽しい」のでございます。
実力未分の状態で、無理やりにがんばりにがんばっても、それほど楽しくはないことでしょう。
一度でも、お勉強をがんばりにがんばることができれば、実力はぽーんと頭ひとつ飛びぬけるかと存じます。
本試験までに1回は、大がんばりと大集中を味わっていただきたく存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年7月23日 11:14 AM |
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冷房は快適ですが、できるかぎり使わないようにしております。
なぜ、冷房を避けるかといいますと、基礎代謝が落ちてしまうからでございます。
今はどこでも、空調が効いておりますので、どうしても冷房の影響を受けてしまいます。せめて家の中くらいは、という考えでございます。
やせたい!やせなければ!と思っている方は多いかと存じます。
「痩せ」というと、スポーツ運動エアロビクスでのカロリー燃焼をお考えでしょうが、実は、日々の生活での代謝が一番、カロリーを消費しているのでございます。
新陳代謝や通常の代謝は、なにを意識せずとも身体が行っていますので、基本的に、当の本人は何もしなくてもよいのでございます。
一番楽チンなカロリー消費活動でございます。
太らないためには、または、楽に痩せようとするなら、基礎代謝を上げるか、低下を防ぐのが一番なのでございます。
冷房のある生活を続けて代謝が落ちてしまうと、何か運動を追加せねば、自動的に太ってしまうのでございます。
わたくしが冷房を避けるのは、代謝の低下を危惧するからでございます。
とはいえ、蒸し暑い中でお勉強などはできない相談でございます。
当ススメでも、暑いときはファストフードかカフェテリアといった冷房の効いたお店で、お勉強するように申しました。
「頭を冷やせ」という個人の言がございますように、頭(脳)の温度が高くなればなるほど、頭は動かなくなるからでございます。
暑さがお勉強の敵なのは、脳がすぐにオーバーヒートするからでございます。
あっついなかで、お勉強が進まないのも、故なきことではないのでございます。
では、クーラーを使わず、どう涼を確保するかが問題となります。
そこで、皆さんのお勉強にお勧めしたいのが、大量のアイスを買ったときについてくる保冷剤を使った、脳の冷却法でございます。なぜ大量のアイスを買っているのかは不問です。
保冷財を凍らせて、タオルやハンカチ、ヘアバンドで首筋や頭に巻きつければ、ピンポイントで頭が冷やすことができます。そのため、それほど冷房の必要性を感じなくなるのでございます。
保冷財を用いた涼は、身体は汗をかいて老廃物は出すし、冷房による代謝の低下も防止できるし、お勉強その他の頭脳労働も暑さに負けずにスムーズに進むしと、多くのメリットがございます。
ただ、人に見せられぬ姿になるのが、玉に瑕でございます。
真夏日よりであるのに、ターバンを巻いてマフラー(ネックチーフ)を巻いているかのような、中東アラビアインド人のような姿は、日の本の国に似つかわしくありません。(本当に暑苦しゅうございます。)
保冷財による涼は、見た目以外は問題がなく、コストもかからず健康的で、効果もございます。
暑さと健康に配慮したお勉強をお願いする次第でございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年7月22日 9:41 AM |
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