独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

憑り付かれたように

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

試験勉強の峠には、いろいろございます。
たとえば、テキストを通読できるようになれば、試験範囲が頭に出来上がった証拠でございます。
これからお勉強していくことは、どんどん整理されて、頭の中に定着していくことでしょう。
たとえば、過去問を3回転すれば、おおかた試験の傾向や出題の癖も把握できたでしょうから、これからのお勉強はより実戦的なものになるでしょう。
こうしたお勉強の峠を越えれば、それ以後は下り坂。
お勉強は、ぐっと楽になるものでございます。
さて、お勉強の峠にはもうひとつございまして、受験生の皆様には切実なものでございます。
それは、合格するかしないかの峠がございます。
この峠を越えれば、高い確率で試験に合格する、または、次回の受験では半分以下の労力で合格できるようになります。
それでは、その峠とは何かと申しますと、憑り付かれたようなお勉強の有無でございます。
(これとこれだけは、今日中に済ませてしまおう!!)とか、(絶対これだけはやり抜いてやる!)といったように、ただ、ひたぶるにお勉強に邁進したことがあるかどうかでございます。
合格者となった多くの受験生は、こうした、お勉強だけをがんばりにがんばった経験がございます。
落ちてしまった人の話を聞くと、漫然とした勉強だったろうなあと思う方が少なくありません。
思いますに、お勉強に大集中してがんばりにがんばれるのは、実力が充実している証拠であると考える次第でございます。
そもそも、実力が付いていないと、何をがんばりにがんばればいいのかわからないものでございます。
また、がんばりにがんばれるのは、自分の実力が完成している実感があるから、がんばれるのでございます。
どんどん実力が確かなものになっている感じは、悪くはないものでございます。
手垢にまみれて虚飾めいた言い方ですが、このときばかりは、「お勉強は楽しい」のでございます。
実力未分の状態で、無理やりにがんばりにがんばっても、それほど楽しくはないことでしょう。
一度でも、お勉強をがんばりにがんばることができれば、実力はぽーんと頭ひとつ飛びぬけるかと存じます。
本試験までに1回は、大がんばりと大集中を味わっていただきたく存じます。


がんばることも

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