独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

お勉強不安

先行きには、誰もが不安を持つものでございます。
これは、根源的な不安でありますので、どうにかなるものではありません。
無理やりに解消しようとしても解決するものではないし、逆に、不安の根が蔓延って事態を悪化させるものでございます。
大らかに且つ適当に、見ておくべきものなのでございます。
お勉強にも、不安との戦いがございます。
そのためか、不安から目を逸らそうと、目の前のことだけを一心に取り組む方も多いのでございます。
一時的に不安から目を逸らす、この「目の前集中お勉強」は、適切な不安対策でございます。
また、余所見をせず目の前のことに一生懸命ですから、実力も集積していきます。実力アップの面でも、目の前お勉強は、良いお勉強のやり方なのでございます。
しかし、この世に万能薬がないように、目の前のことだけに執心するお勉強も、場合によっては良かれ悪しかれなのでございます。
目の前のことだけをやっていると、次第に不安が頭をもたげてくるのでございます。まったく先のことを考えないのは、逆に不安を増大させるのでございます。
見知らぬ土地で乗るバスのように、行き先が不透明であると、変に疲れたり余計に不安になる現象がお勉強にも生じるのでございます。
次第に、思い悩むことが高度になり、解決の糸口がますます見えにくくなります。
そうこうして、心中に生じた不安はさらに強固なものとなり、頭から離れなくなるというわけです。
大スランプや試験勉強の放棄まで、あと一歩でございます。
お勉強の不安は、日常生活やお仕事の諸々の不安に較べれば軽いものでございます。
しかし、試験勉強というのは数ヶ月から1年に及ぶ長期戦。
そのため、不安の状態が長引くと、最初は些細な不安でもどんどん大きくなるのでございます。
便秘が続くと強大な結果が待っているのと同様の理屈でございます。
お勉強では、適度に不安と対面してガス抜きをする必要があるのでございます。
やる気が全くでなくなったというのは、不安が大きくなり過ぎた状態ともいえます。
とはえい、不安が全くないというのも、困ったもの。不安は、不安であるからこそ、確かめたい!見直したい!という復習の強い原動力になるからでございます。
不安もエネルギーの一種でございます。上手に、活用することをお勧めいたします。

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大呼吸

残暑厳しい。。。という言い出しが使えない、今日このごろでございます。
温暖化、温暖化と喧しい世事でございますが、今年の夏は明らかに冷夏でございます。
「温暖化 使えないとき 異常気象」と申しますが、一足早く秋が来た感のする、8月の最終週でございます。
8月とはいえ、早朝深夜は冷え込んでまります。わたくしははやばやと、掛け布団を出して寝ております。
季節の移り変わり目が1番、風邪を引きやすくなっております。多少、暑いくらいにして、布団にお入りくださればと存じます。窓の開けっ放し、クーラーのタイマー忘れは、即発に風邪をもたらします。
夏風邪は性質が悪いので、しっかり健康管理をばという次第でございます。また、温度管理のほか、疲労がたまらぬようにお気をつけくださいまし。
さて、夏の疲労の元は消耗でございます。これまでのススメでも申しましたように、夏は汗を掻きます故に、血中の塩分濃度も下がってきます。
暑くて身体がだるくなったときは、えてして、塩っ気が足りなくなったからでございます。
暑い折で汗をじゃんじゃんかいたときには、塩をちょっぴりなめてほしく思います。
舐めてみて、辛いときには、塩分濃度は正常でございます。これが逆に、不足しているときは、塩を舐めてみても、それほど辛さを感じずに、おいしく思うのでございます。
塩の辛さ加減で、身体の疲労度・塩分濃度を測ることもできるのでございます。
今回のススメでは、この身体のバロメーター機能を利用した、疲労の測定法を述べたいと思います。
お勉強を続けて、頭がボーとしたときは、脳が疲労している証拠でございます。
このときに、大きく、深い呼吸をしてみてください。
15秒かけて、真底、息を吸い込みます。そうして、15秒ほど、息を止めてみてください。
塩っ気の要領と同じく、息を止めるのがきついときは、血中の酸素の濃度は高いのでまだまだ、お勉強は可能です。
しかし、息を止めても、それ程苦しくないときは、血液中に酸素が少なくなっているのでしょうか、あまり苦しくないのでございます。
息を止めたときに、お腹(肺)に溜め込んだ空気から酸素をがしがしと吸収し、血液に溶かしている感じを受けるかと存じます。
深く大きな呼吸をして息を止めてみると、脳の疲労の度合いが体感できるかと存じます。
息を止めても苦しくないときは、血中の酸素が不足して、疲労レベルの高い証拠でございます。
雑用や散歩等で気散じをしてみてください。
少し息を止めただけ苦しくなったときは、まだまだ、頭は動きます。もうひとがんばりしてみましょう。
息ひとつでも、身体を上手に付き合う方法でございます。

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腕振り体操効果報告−40

本日のススメは、恒例となりました腕振りについての雑記でございます。
宜しくお目汚しの程、お願い申し上げる次第でございます。
腕振りで肩の痛みが取れた、背中の張りがなくなった、などのご報告を頂きました。
基本的に、肩こりや目の疲れ、首の痛みといった肩から上のことにかけては、簡単なストレッチや柔軟、軽い体操で100%解消できるとのことでございます。
しかしながら、ストレッチや柔軟は、意外に気合が必要なのでございます。
ストレッチや柔軟の手引書は多々あり、読んでみればなるほどと、やり方にはわかっていくのですが、実際にはとても億劫なのでございます。
準備体操をせずにプールに飛び込む児童と同じ気持ちになるのでございます。
とはいえ、もう成年して幾星霜でございます。気を取り直して5分くらいはやれるのですが、単調でつまらなくて、15分以上はできないのでございます。
しかし、この点、腕振り体操は、ストレッチほど手間を取らず(座ったり、力を入れたり我慢する必要がない)、軽体操ほど運動量もなく、また、細かいルールがございません。息を深く吸って〜とか、ゆっくりと伸ばしていってください〜といわれつつ、痛い目に遭う必要もありません。
腕振りは、単に両腕を前後に振るだけでございます。
腕振りには他の健康法に比べて利点がございますが、そのなかでも最たるのは、長時間、続けるのが楽という点でございます。
腕振りはまったく単調なので、長時間、やり続けることができるのでございます。
10分、15分は、それほど苦労せずとも可能かと存じます。
続けられるというのは、健康法を考える上で、実に大切な要件かと考えます。いくら良くても、続けられなくては意味はございません。
そして、場所をとらないのも、腕振りを続けやすい理由かと存じます。
椅子か座布団から立ち上がるだけで事が済みますし、スペースもたたみ1畳分あれば十分でございます。
手短で手軽な運動としては、腕振りが1番かと存じます。
腕振り体操は個人差がありますが、やってみると(おや?!)と肩の軽さを次の日に実感し、続けていくとあれやこれやといい作用を実感できるかと存じます。
腕振りはすぐに験があって、そして、効果が徐々に深まって行きます。特に費用がかかるわけでもなく時間も食いません。
身体の手軽なメンテナンス法として、記憶の片隅にでも置いてくださればと存じます。

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