最近は、血の巡りに甚く関心が高まってございます。
整体やストレッチの本を読んだり、雑誌の健康記事に目を通すにつれ、「健康法」とはたいがい、二つの系統に分かれていることに、気づくかと存じます。
ひとつは、摂取系健康法でございます。たとえば、サプリメントを摂る、とか、きな粉を食べる、とか、納豆を食す、とか、緑茶を飲むなど、飲食物・栄養補助食品をとる健康法でございます。
蛇足ではございますが、ちなみに、緑茶を飲むというのは、健康法というよりかは衛生法といえるのでございます。
お茶の原点は、生水を衛生的に飲むためにあったようでございます。お茶の葉を水やお湯に入れると、タンニン等の茶成分をが赤痢菌や大腸菌を殺菌するからでございます。
水を衛生的に飲む目的から生まれた飲み物がお茶でございます。
ですから、手料理を振舞う際には、調理前の手洗いはもとより、食後の濃いお茶を振舞うことを推奨いたします。殺菌・消毒の一杯をば。
なんかこの食材大丈夫かしらん、と思ったものを調理したときは、これまた濃いお茶の一杯をそっと家族に差し上げてほしく存じます。
逆に、何もいわずお茶が出てきたときは、何か要注意食材があったかもしれませぬ。
さて、話を元に戻しましょう。
分類上の第2の健康法は、運動でございます。
運動といってもオリンピック科目のような激しい運動ではなく、散歩や体操などのたいそうでない運動のことでございます。
軽い運動は身体によいといわれますが、煎じ詰めれば、どの運動法も呼吸と血流を整えるという点に絞れるかと存じます。
肩こりや首の痛み、背中の張りは、毎日なでてもらったり、マッサージをしたりすれば、大分改善いたします。腕振り体操を続けてもらえばわかるかと思いますが、肩の重みは大分和らぐかと存じます。
予断ですが、顔面マッサージは実によいものがございます。朝の洗顔時に、指3本を使っておでこからまぶた、まつげの部分、鼻の上・横・下の部分、頬骨、あご、えら、もみあげ、目じりに上唇・下唇、唇の横と下をごしごし磨くように洗顔すると、あっという間に眠気が吹き飛びます。
なお、これまた予断ですが、このように顔を丁寧に洗った後だと、髭剃りの乗りが違います。いつもより少ない時間できれいに髭が剃れますので、ぜひ、お試しください。おそらくは、化粧の載りも違ってくるでしょう。
いかに、身体の調子と血流とに関係があるかを推測できるかと存じます。
お勉強中に、なんとも集中できない、テキストやが読めないなどの状態に陥ったときは、脳に血が巡らなくなったと考えられるのでございます。
血流を整えるには、散歩が一番でございますが、外に出るのも億劫なものでございます。
腕振りは、部屋に居ながらにして血流を整えられる、最も手軽で効果を実感できる体操でございます。
偏った血の巡りをシェイクするかのように、両腕を前後に振ってくださればと存じます。
大分すっきりして、気力と集中力を取り戻せるかと思います。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年8月29日 10:39 AM |
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朝晩と、涼しい毎日が続いております。
過ごしやすい毎日ではありますが、寝冷えやちょっとした油断で、最も性質の悪い夏風邪を引きかねません。
宜しくご自愛の程、お願いする次第でございます。
ときどき、高気圧が居座って、蒸々する日が続くこともございますが、まあ、あの気温38度の夏真盛りに比べれば、何の問題のない日々かと存じます。
さて、気候がよくなれば、応じてよくなるのがお勉強でございます。
真昼には、茹蛸のようになっていた夏の日々でございますが、日中でも涼やかにお勉強、お仕事、家事・育児に取り組めるかと存じます。
暑いとちょっとしたことでいらいらしたり、やる気が吹き飛んでしまうものでございますが、そうしたこともだんだんと影を潜めるものでございます。
涼しくなるにつれ、お勉強の質はさておくとしても、勉強量は格段に増えていくかと存じます。
意識せずとも、気合や活を入れずとも、すんなり量をこなせていけるのでございます。
このときこそ、遅れを取り戻すチャンスでございます。
馬肥ゆる秋も間近。お勉強の実力もこれからぐんぐんと伸びていくものでございます。
夏の日々とは比べ物にならないほど、ばりばりとお勉強に集中できるので、ぜひとも、この1ヵ月半で仕上げていってほしく思います。
真夏の無理はすぐに身体に影響が起きますが、秋口や秋最中の無理は意外に効くものでございます。
食べ物もおいしくなりますので、多少の疲れもよく食べよく眠ればすっきり解消いたします。
気候と身体の調子が最も引き合う、これからを大切にお過ごしくださればと存じます。
特に、苦手なところや、忘れてしまったかどうか不安に思っているところに、着手してみてください。
夏の折にはめんどうだったり、気乗りがせずにできなかったことでも、秋のこの気候なら気合で乗り切れるものでございます。
読書の秋、お勉強の秋でございます。
この数ヶ月で達成できそうな目標をしっかり立てて、お過ごしくださればと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年8月28日 10:46 AM |
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お勉強というのは、しかめっつらをして、ただ座っていれば良いというわけではないのでございます。
試験勉強というのは、とどのつまり、その資格に必要となる知識を付けていく作業でございます。から、できるだけ、手際よく覚えていけばよいのでございます。
そこに深遠な理や万人を動かす詩人の感性などはございません。行間を読む必要もありません。
テキストや問題集は哲学書ではないのですから、さっさと読み進めていけばよいのでございます。
さて、わたくしたちのお勉強で忘れてはいけないのは、期間の利益があるということでございます。
つまり、本試験までに知識や記憶、その他必要となる技術を習得しておけばよいのであるということでございます。
明日までに、1時間後に、今すぐに、マスターせよという代物ではないのでございます。
本試験というその日にまでに、仕上げておけばよいということを意識の片隅に置いてほしく存じます。
時間の意識があると、分担作業が可能になります。
たとえば、効率的なやり方として、時間・期限を決めてしまうやり方がございます。
つまり、「○○を1時間でやる!」と自分に発破をかけるやり方でございます。
多くのことを短い時間でやろうとするならば、どうしても、理を考えなければいけません。
先ほどの例でいった○○を1時間でしようとするなら、まずは、その構成を見抜くことから始めなければいけません。
何と何があるのか、何をやらされるのか、その作業内容を調べて、何が一番重要かを把握することが、その1時間の作業のメインとなることでしょう。
とりあえず○○すべてを俯瞰してしまい、Aランクの最も大事なところ、Bランクのまあまあ、Cランクのおさえ事項、Dランクの(・・・)に分けてしまいます。
さすれば、その1時間内で、最も重要なAだけでもやってしまうことができるでしょう。
残ったものは、その他の空き時間で消化していけばよいのでございます。
時間というのを直列ではなく、並列で考えてほしく思います。
芋のごった煮のように一からすべてを、テキストの順番通りにやっていく必要はないのでございます。
大事なことは先にして、まあまあレベル以降は、後々に先送りすればよいのでございます。
Dランク事項などは昼寝のお供、睡眠誘導剤の代わりにぴったりですし、Cランクのことなどは、模試等で痛い目に遭ってからおさえても十分間に合うものでございます。
大事なことから、消化吸収していってほしく思います。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年8月27日 10:18 AM |
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