独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

急中の閑

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

やろうと思えば、いくらでもやるべきことが生まれるのが、お勉強の真実でございます。
お勉強に、これとこれをしたら終わりというものはございません。
定量の作業ではないので、アレも見直したい、コレも解き直したいというものは、無限に出てくるものでございます。
こうした現象は、実力が伸びれば伸びるほど、見られるものでございます。
テキストは読み直したい、過去問をもう一度解き直したいと、強く思うものなのでございます。
このようにして、お勉強をがんばるのもよいのではありますが、あまりにがんばりすぎると、消耗という敵が顔を現すのでございます。
がんばり過ぎた結果、逆に、実力が伸びなかったり、能率が落ちたりするのはよく見られる現象でございます。
やる気が出なくなった、テキストを見たくなくなった、机の前に座りたくないなどの症例が、その代表的なものでございます。
がんばるのも大事ですが、さりとて、がんばり過ぎもこれまた、勉強をしないのと同じくらい留意しなければいけないのでございます。
では、どうやって、過ぎたるを防げばよいかといいますと、きちんと休息を取ることでございます。
やるべきことがたくさんあるときほど、休憩時間をしっかり楽しむことでございます。
よく遊びよく学べ、といいますが、実は、この格言は大量に学ぶためのコツでもあるのでございます。
つまり、遊んでリフレッシュしないと、勉強量をこなすことはできないのでございます。
5分、10分、15分、30分。休憩の時間の長さは、どれだけでも結構でございます。
ただ、その時間だけは、お勉強のことを考えないようにしてほしく存じます。
そんな休憩時間など、薄まったお勉強タイムでございます。
時間とは名目のきり方ではなく、身の持ちよう、心の入れようなのでございます。
お勉強の休憩時間も、身と心が入れ替わってこその、休憩時間なのでございます。
休憩時間には、頭をお勉強からすっぱりと切り離すべきなのでございます。
でないと、お勉強が続行しているのと変わりません。気分転換には、程遠いものでありましょう。
どんなに困難なときでも、いっぱいのお茶を楽しめるのが茶心(ちゃごころ)と申します。
あたふたせず、休むときはしっかり憩いをとっていただきたく存じます。


休み上手は

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