独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

記憶のイメージ

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

お勉強と記憶とは、切っても切れない関係がございます。
記憶の出来・不出来、良し悪しで試験の結果が決まって参りますから、それこそ、試験の一番の鍵が記憶ということが出来ましょう。
しかし、なかなかに憶えられないものでございます。このようなときは、記憶へのイメージを変えてみることでございます。
個人的にいうと、わたくしにとって記憶のイメージは、「漆塗り」のイメージでございます。十重二十重に塗りこんでいく様を、記憶という作業に抱いてございます。
これまでの経験上、わたくしは、何でもかんでもどんどんと憶えることはできないと考えているからでございます。
この「漆塗り」のイメージを持つようになって、記憶することに焦らなくなって来ました。
何回も見ていこう、という根本の部分が定まった気が致します。
憶える・忘れるともに、記憶など好き勝手にいじれないのですから、うまく付き合っていくしかないと考えている次第でございます。
忘れっぽいなら何度でも見る、忘れてしまいがちなところは何回も見る、どうしても頭から抜けていくものはメモにして持ち歩いたり、目に見えるところに張りつけるようにしております。
なかなか、憶えられないという人は、記憶へのイメージを変えてみてくださればと存じます。
2〜3回やったら当然憶えられるというイメージを持ってはいないでしょうか。
わたくしは、2〜3回やれば憶えるものもあるが、全てを憶えられはしないと考えるものでございます。
劣等感とは、当たり前のことができないときに抱くものでございます。
しかし、往々にして、当たり前のこととは当たり前ではないのでございます。
法を守る、確かに当たり前のことでしょうが、法を守って餓死した人は、有史以来、数えるほどしかおりません。大きな国道に出れば、法の実態がすぐにわかるかと存じます。
ちなみに、試験では、「一般」の常識、「一般」の教養が、最も難しい試験科目であったりも致します。
当然への意識を変えてみることでございます。
記憶へのイメージに、パソコンのような情報機器のイメージが混入していないでしょうか。
機械は機械でございます。人ができないからこそ、機械ができるようにしたのでございます。
人が努力でどうこうして容易にできるのであれば、光学記憶や磁気記憶装置など作る必要などなかったことでしょう。
もっといえば、記憶が容易なら、人類は紙すらいらなかったはずでございます。
記憶媒体に書き込むようなすらすら記憶など、人の身では無理であることをご理解していただければと存じます。
記憶へのイメージ改めをしてみてください。
もっと、心に余裕を持って、暗記や記憶という作業に臨めるかと思います。
最終的な本試験の日までに憶えてしまえばいいのですから、焦るようなイメージを抱くことなく、しっかり消化していってほしく存じます。


一気にそんなに

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