今年の夏は、温暖化と騒がれていようとも、涼しくお過ごしになられたかと存じます。
9月も終わりに近づき、朝夕暮れはめっきり肌寒くなっております。
とはいえ、日中では、まだまだ暑い日があるので、これまた注意でございます。
長袖ではまだ暑いワイ、と半袖で出かけたら、予想外の冷え込みに風邪を引くこともございます。
しっかり体調の管理と、体温や室温の温度管理の程をお願いする次第でございます。すぐに風邪を引く頃合でございます。
お勉強というのは、なぜか、体調や体力の問題が蚊帳の外に置かれるものでございます。
おそらくは、お勉強の記憶が「学校」と離れ難くなっているせいでありましょう。
若い時分は体力は有り余っておりますので、多少の無理などへっちゃらであり、体調・体力のことなど考えてこなかったのでございます。
しかし、二十歳も超えれば、かつてのような機関車のような体力もございません。
きちんと体調と体力の管理をしていかないと、お勉強の方も滞りがちになるのでございます。
これといって理由も無いのに、なんだか机に前に座っても集中力が続かない、座っていられないという人は、体力の低下、運動不足の結果が出ていると観て結構でございます。
本の虫が学者として大成しないように、身体を動かしていないと、脳も等しく動かないのでございます。
脳も身体の一部でございます。運動不足ですと、頭の働きも鈍るとお考え下さればと存じます。
運動は何もダイエットや肥満のみを防止するわけではありません。適度な運動は、頭の回転をもよくします。
寺の坊主が、なぜ仏典の研究wや修行の合間wに托鉢や掃除洗濯をするかといいますと、本や書籍の前に座っているだけでは、それらを読めないということを体験的に知っているからでありましょう。
数万の経典を憶えていたといわれる弘法大帥空海も、若い時分は山野をめぐって強靭な足腰をしていたと申します。
お勉強の効率や効果は、脳や頭だけに測られないことにご留意くださればと存じます。
運動というのは、お菓子と縁のある試験勉強においては、義務に近いものがございます。
何も、走り込めやジムに通うようには申しません。
普段なら車や自転車で行くところを歩きでいくとか、1ヶ月に1回は家族総出で山に登ってみるとか、一駅分歩くようにするとか、見栄えなど捨てて歩きやすい靴にするとかで結構でございます。
身体を動かしておくと、頭の動きもよいことを、ここに述べておきたく存じます。
運動の不足による、体力の落ち込みは体調不良、風邪の主原因でございます。
冬に向けて、しっかり自己管理をと思う次第でございます。
特に、受験が近づいているお方は、通常の3倍は体調の管理に意を馳せてくださいまし。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年9月25日 8:52 AM |
| ▲ Back to Top. | ▲ Back to Homepage. |
大きな不安は避けて、小さな不安に立ち向かっていくことが大切でございます。
上手に自分を騙すといいますか、大きな不安は把握するに留めて、それほど考えないようにすることが肝要でございます。
考えられることに絞って、考えるべきでございます。
合格するかしないかというような大きな不安は、できるだけ心中から逸らしたほうがよいのでございます。
受かるかどうか、というのは前もってうんうん考えたところで確かなことはわかりません。
穏当にいけば、実力がピークに達する本試験の当日でさえ、合否を考えても確かな結論には至らないものでございます。
そうであるのに、実力の付いていない現状であれこれ考えたとしても、どうにも手立てがないことは、子供でもわかる理屈かと存じます。
考えられることを考える、これが不安対策のポイントでございます。
合格するかしないかという不安は、あまりに漠然としているために、不安の解消に向けて、具体的に行動を絞ることができません。
遠い先の本試験のことを不安に思って、あれこれ考えてみても、結局のところ、意味はないのです。
これが、たとえば、浮気の不安などであればわかりやすいのでございます。
近頃妙に色気づいてきやがった、小物に気をつけるようになった、などとピンと来たのなら、こっそりメールを確認するなり、カードの支払い先を問いただしてみたり、予想外の時間に帰ってきたり、出張は取り止めて帰宅するなど、具体的な行動に繋がることが可能でございます。
実に、具体的に追い込むことは可能なのでございます。こうしたものは、知恵を絞って考えれば考えるほど、とっちめることが可能でございます。
しかしながら、お勉強ではそうは行かないものでございます。
合格・不合格の結果を考えれば、1点でも増えるかというとそうではありません。選択肢のひとつが解けるかというとそうではありません。部分点がくれるかというとそうもでないでしょう。
うんうん合否を唸り続けるくらいなら、目の前のテキストや問題集で、自分の間違えたところ、出たらやばそうなところをおさえていくほうが、現実的かつ具体的に、割に合うのでございます。
もちろんのこと、先々のことを全く考えないというわけでもありません。
ちょいと先のことを考えたときに深みにはまるようでしたら、(ま、それは、おいといてやるべか)、とお勉強に着手するのが賢明なのでございます。
実力が付いてくれば、これまでとは違うように考えられますし、取れる手立ても増えてまいります。
合否という不安に打ち勝つのは、結局のところ、確かな実力でございます。確かな実力は、もちろんのこと、確かな勉強量に裏づけされてこそでございます。
不安には踊らされず、確かなことを積み上げていってほしく存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年9月24日 9:28 AM |
| ▲ Back to Top. | ▲ Back to Homepage. |
暗い人というのは、一緒にお茶をするわずかな時間だけでも疲れるものでございます。
ぐったりするというか、生気を吸われるかといいますか、あまりお付き合いをしたくないものでございます。
暗い人よりかは、明るい人になるように、ご助言したく存じます。
まず、性格や考え方が暗いと、疲れやすくなります。
模試やなんやらで悪い成績を取っただけで、数倍は疲れます。
変な陰鬱なニュースを目にするだけで、やる気がなくなります。
明るいけれども、病弱だ、体力がない、よく風邪を引く、元気がないという人はあまりおられないかと存じます。
明るく振舞ったり、明るい言葉遣いを意識するだけで、2〜3割くらいは、生気が蘇って参ります。
心中がくさくさしてまいりますと、それだけでお勉強はもとより日常生活もうざったくなって参ります。
あまりよろしき兆候ではないので、気分改めてお過ごしくださればと存じます。
さて、暗さからは、多少の誇張がございますが、すぐに出来る暗さ対策がございます。
それは、お勉強時の明るさでございます。
本ススメでも、何度か言及いたしましたが、お勉強と暗さは天敵でございます。
意外に蛍光灯というのは、照度が低くなってございます。
もう居ないかと存じますが、お部屋の照明のみでお勉強をするような真似はしてはなりません。
光源が蛍光灯のみですと、30分も本を読んでいられません。すぐに目がしょぼしょぼして、読む集中力がなくなってくるかと存じます。
お勉強も同様の理でありまして、照度が低いところのお勉強だけで、やる気は即効で蒸発していくものでございます。
しっかりと、明るさの管理をしてほしく存じます。
卓上灯はいまや2000円もあれば買えます。
卓上灯を補助光源に使って間接照明を取るだけで、勉強時間はぐんと伸びるかと存じます。
また、お勉強をするところの照度はできるだけ上げておくのが望ましく存じます。
蛍光灯の交換時やストックの購入時には、できるだけ照度の高い、高級品の蛍光灯に替えるのがよいかと思います。やはり、全然違います^^
お勉強をすると目がしばしばしたり、まぶたが重くなったりしたら、照度の不足でございます。
また、洗顔時にまぶたに触ってほしく思います。ぼてっとしていたら、目が疲れている証拠でございます。
暗いところのお勉強は、やる気はなくなるは、勉強効率は落ちるは、視力は下がるは、眼鏡の度は進むはと、百害あって一利すらありません。
多少のコストで照度不足は大いに解決いたします。
目が慣れると申しますか、意外に暗い場所での作業はできてしまうものでございます。
お勉強もまた然り。
人間は環境の生き物と申します。
環境をいじるだけで改善は大いに見られますので、週末にでも学習環境を改め下さればと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年9月22日 9:55 AM |
| ▲ Back to Top. | ▲ Back to Homepage. |